平成の本音―吉澤ひとみ道交法違反、問われない自転車等の信号無視!?
元モーニング娘の吉澤ひとみが、9月6日に起こした酒気帯び運転、当て逃げ等の容疑で起訴された。
この事件については、搭載されていたドライブレコーダーやモニターテレビなどから、横断していた自転車に接触し走り去った瞬間の動画がTV番組で流されたことや、酒気帯びが検出されるなどから、吉澤ひとみ被告が道交法違反は明らかであるので、罰を受けるべきであり、その程度は裁判所の判断で決まるであろう。
一方、TV各局その他メデイアは連日のようのその模様を事細かに報道、放映している。その中で衝撃的なのは、車載テレビモニターの動画で、信号が直進赤に変わり、右折の矢印信号に変わる状態で被告車が自転車に接触し走り去る光景だ。自転車の女性とその直後を歩き出していた男性がその衝撃で横転した。明らかに吉澤被告の当て逃げであるので、同被告の非は明らかだ。事故に遭った方々にお見舞いをしたい。
しかしこの事件に関する記事やTV局の放映した動画や説明等は非常に重要な点を伏せている。
被告の自動車が横断歩道に入り自転車に接触した時は、右折信号に変わった状態であるので、横断信号はまだ赤信号のままであったであろう。一方自転車は既に横断を開始しており、片側2車線の半分程度のところまで渡っていた時点で被告の車が接触している。
明らかに自転車と歩行者は、横断歩道の信号が青に変わっていない状況で、片側2車線の半分程度まで飛び出しており、明らかに信号無視である。自転車の信号無視がなければ、事故は起こっていなかったであろう。
報道はこの点に触れておらず、被告の違反のみを事細かに放映、報道しており、公平性に欠く、不適正なものと言えるであろう。
自転車も立派な車両であるので信号、規則を守るべきであり、これが守られなければ事故は減らない。この点を報道、コメントしないのは、マスコミ力の低下であり、コメンテーターや評論家と称する一部のものを含め、報道の公平性や適切性が問われてもよさそうだ。
またこれらの動画や事故状況の説明の多くは警察から出たものであると思われるので、有名人の酒気帯び運転により飲酒運転を注意喚起する良い機会であるとしても、自転車や歩行者の信号無視の可能性を伏せて情報を流したり、起訴することは著しく公平性を欠き、不適正と言えるだろう。(2018.9.30.)
元モーニング娘の吉澤ひとみが、9月6日に起こした酒気帯び運転、当て逃げ等の容疑で起訴された。
この事件については、搭載されていたドライブレコーダーやモニターテレビなどから、横断していた自転車に接触し走り去った瞬間の動画がTV番組で流されたことや、酒気帯びが検出されるなどから、吉澤ひとみ被告が道交法違反は明らかであるので、罰を受けるべきであり、その程度は裁判所の判断で決まるであろう。
一方、TV各局その他メデイアは連日のようのその模様を事細かに報道、放映している。その中で衝撃的なのは、車載テレビモニターの動画で、信号が直進赤に変わり、右折の矢印信号に変わる状態で被告車が自転車に接触し走り去る光景だ。自転車の女性とその直後を歩き出していた男性がその衝撃で横転した。明らかに吉澤被告の当て逃げであるので、同被告の非は明らかだ。事故に遭った方々にお見舞いをしたい。
しかしこの事件に関する記事やTV局の放映した動画や説明等は非常に重要な点を伏せている。
被告の自動車が横断歩道に入り自転車に接触した時は、右折信号に変わった状態であるので、横断信号はまだ赤信号のままであったであろう。一方自転車は既に横断を開始しており、片側2車線の半分程度のところまで渡っていた時点で被告の車が接触している。
明らかに自転車と歩行者は、横断歩道の信号が青に変わっていない状況で、片側2車線の半分程度まで飛び出しており、明らかに信号無視である。自転車の信号無視がなければ、事故は起こっていなかったであろう。
報道はこの点に触れておらず、被告の違反のみを事細かに放映、報道しており、公平性に欠く、不適正なものと言えるであろう。
自転車も立派な車両であるので信号、規則を守るべきであり、これが守られなければ事故は減らない。この点を報道、コメントしないのは、マスコミ力の低下であり、コメンテーターや評論家と称する一部のものを含め、報道の公平性や適切性が問われてもよさそうだ。
またこれらの動画や事故状況の説明の多くは警察から出たものであると思われるので、有名人の酒気帯び運転により飲酒運転を注意喚起する良い機会であるとしても、自転車や歩行者の信号無視の可能性を伏せて情報を流したり、起訴することは著しく公平性を欠き、不適正と言えるだろう。(2018.9.30.)