南風桃子ブログ~詩とか二胡♪とか(^o^) (※南風桃子詩集「うずら」をお求めの方は左ブックマークからどうぞ!)

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8月5日(金)二胡教室に行ってきた(課題曲:燕になりたい/ムーンリバー)

2016年08月07日 | 二胡
この日は、パンダ師匠がフルで「燕になりたい」の模範演奏をしてくれました。

「あ~汗かいタ(笑)」

パンダ師匠の場合、汗をかくのは我々生徒のように冷や汗ではありません。
ほんとうにリキを込めて弾いてくださるので、熱い汗なのでございます。

数多い二胡教室の中には、録音・録画禁止みたいなところもあるようですが
パンダ師匠はそんなことありません。

「芸をぬすむようにしてクダサイ」って、日本の職人みたいなこと言ってます。
まあ、芸を盗もうと思えばかなりの集中力を要求されますが(芸を盗むにも芸がいる的な?)
そのようにおっしゃっていただけるだけでも嬉しい限りで…

曲にかけるビブラートの種類とか、この箇所では指を2本でかけるとか、
このぐらいの位置からポルタメントをかけるとか、
楽譜に載っていないことをそりゃもう事細かく教えてくださるのですが
あとはこっちの問題(爆)っていうか…。

パンダ師匠の指導の傾向として、我々に色んなことを問いかけて
一応考えさせる っていうのがあります。

「この弾き方とこの弾き方とでは、どっちがいいとオモウ?」

「いま弾いた弾き方で、何か気づいたコトありマスカ?」

といった具合です。

こうして整理して書いてるとムチャクチャいい人やん、パンダ師匠(T_T)
少々の濃ぃさや荒くれ(少々、かどうか分かりませんが)は許してあげなくちゃっっ!!
という気持ちでいっぱいになります。

さて「燕になりたい」は一段落して、「ムーンリバー」の二重奏をすることになりました。
その場で楽譜が配られ、ちょこっと練習して順番に弾いていきます。

パンダ師匠とガチで二重奏をするのは二度目ですが(一度目は忘れもしない、蘇州夜曲です)
第一パートと第二パートを入れ替わって2回弾きました。

(おぉ、だいたいよくできたかな? 弾いてて気持ちよかったなぁ~(*^_^*)
と思っていたら、パンダ師匠がパアァ…っとした表情をされて

「はぁ❀よかっタヨ (^o^)」

とおっしゃるではありませんか。

な、なんですと?!よかった、ですと?

もう、なんだかね。99回どつかれても1回心底優しくされたら
私、ついていきます、演歌です。

みたいな世界が胸をよぎりましたわね。
そういや、前にもこんなことあったっけなぁ…ズルいですよ、師匠(泣)
ほんの一瞬でしたが、私にとって目のくらみそうなお褒めのお言葉でした。

まぁこれからまた、何事もなかったかのように
ムチの世界が続いていくんすけどね。
これでまた一年ぐらい軽くもちそうです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

別に「アメ」自体をめざしてるワケではないのですが、
普段が普段だけに、アメが強烈に甘すぎて泣きそうな今回の二胡教室でありましたよ。