南風桃子ブログ~詩とか二胡♪とか(^o^) (※南風桃子詩集「うずら」をお求めの方は左ブックマークからどうぞ!)

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【春 ~歌のアルバム詩(桃版)】

2016年08月12日 | 詩箱2016
 春 ~歌のアルバム詩(桃版) 

南風 桃子


ほんのこないだまで
太郎と次郎の屋根に雪が降りつんでいたのだが
春がやってきた

恋が始まる予感がするのか
桃まんじゅうが
手のひらでひとりでに割れる

となりの村では桃太郎が生まれて
めでたし、めでたし。

か、どうかは
もっと先にならないと分からないので
予断を許さない



☆こちらは前作です。よろしかったら、ごらんください(^^) 
13月 ~歌のアルバム詩(桃版)
0月 ~歌のアルバム詩(桃版)
夏 ~歌のアルバム詩(桃版)
秋 ~歌のアルバム詩(桃版) ※長い前置き(言い訳?)付
冬 ~歌のアルバム詩(桃版)

≪歌のアルバム詩のススメ~地味に布教活動≫
※詩誌「ガーネット」で、高階杞一さんが「歌のアルバム」という
悶絶モノの面白い詩を連載していらっしゃるのですが、
それにインスパイアされ、お笑いの神(?)が降りてきて作った6作目。

それでは、ちょっくら今日の詩のぷち解説をさせていただきます。
「自分の詩を解説?バカじゃないのか?」と思われた方は、上のリンクから
「秋 ~歌のアルバム詩(桃版) ※長い前置き(言い訳?)付」を読んで
どうか気を静められてくださいね♡
私の気持ちとしては、解説というより「おまけ的おしゃべり文」ですかね~( ̄~ ̄)

まずは、太郎と次郎の屋根に雪を降りつもらせた詩人はだれでしょう~?
分からない人は調べてみてください。ヒントは略して「ミヨタツ」です!
宮沢賢治だったら、みやけん、みたいな~♪ 

さて今回の歌のアルバム詩は、私が長崎の短大生だったころに流行した歌を
下敷きにしました。
化粧品のCMで歌われていた曲で、街にはきれいなお姉さんの頬が
ほんのりピーチ色に染まっている素敵なポスターがバーン♪と貼られていて
「きれいだなぁ~♪」と、うっとり&うらやましく思ったものです(^^)
余談ですが、あのころの私の体重はまだ40キロ台でしたわね…(遠い目)

こうした <元歌のある楽しい大人のことばあそび> は、
やりかかると芋づる式にできる感じがします。
皆さんもぜひ、私と一緒にご本家にインスパイアされてみませんか(^_-)-☆
みたいな気持ちで布教活動(?)をしております。

※ご本家の「歌のアルバム詩」でインスパイアされてみたい方は、こちら!!
レベルが高いので覚悟してください♡
詩誌「ガーネット」