占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

消費税8パーセント増税後、苦しい経営、家計の状態を立て直す方法。

2014年08月03日 | 運勢を良くする方法その1
 ここのところ、お店を経営されている方などのご相談が多くなってきていますので、
今回は、増税後の苦しい経営、家計を立て直す方法について書きたいと思います。
 まずは、定番ではありますが、保健を見直すことです。
 保障内容は悪くなるかも知れませんが、毎月の積立金額の少ないコースに、
変更してやることです。 将来のことより、今が苦しいのですから、
取りあえず今の緊急事態を乗り切ることです。
 次に、都心で便利の良いところに住んでいて、営業上ほとんど必要がないなら、
車を処分することです。車と言う物は、年間100万ぐらいの費用がかかる様で、
つまり、車無しで過ごせば、10年間で1000万円も貯金できる計算になります。
 次に家賃です。お店などを賃貸で借りて営業しておられる場合、2,3年ごとに
不動産の更新時期がやって来ると思います。その時に、不動産のオーナーに、
家賃を下げてもらえないか、交渉してみることです。
 テナントを貸し出しているオーナーとしては、その物件が空き家になり、
家賃収入が途切れることが、一番嫌なことなのです。
 かりに空き家になり、その後新しいテナントが入ったとしても、
長続きするとは限りません。
 企業生存率的には、新規オープンした企業の40パーセントぐらいしか、
1年後に生き残っていないと言うデーターもあります。
 オーナー側としては、そんな不安定な状況になるより、
何年か実績があり、家賃もちゃんと入ってくるテナントさんの方が、
ありがたいに決まっていますし、例え少し家賃が下がったとしても、
確実性の有る方が良いはずです。
 次に、集客率をそれぞれ分けて計算しておられるでしょうか?
 私の場合は、雑誌による収入がこれこれ、通りがかりのお客様の収入がこれこれ、
ネットからの収入がこれこれ、紹介のお客様の収入がこれこれ、
リピーターの収入がこれこれと、分けて統計を取っています。
 すると、雑誌からの収入がこれだけ減ったとか、
ネットからの収入が上がった、あるいは下がったとか、細かい状況が見えてきます。
 それらをチェックしながら、不採算部門を切り捨てて行くことです。
 また、伸びている部門については、さらなる設備投資をするべきでしょう。
 私で言えば、2012年の前半までは雑誌中心の集客でした。
 しかしながら、2011年の秋にネットからの収入が年初に比べ3倍になり、
その原因がスマホの増加による物と解りました。
 その後、2011年までパソコンは2台体制だったのを、2012年4月に、
性能の良いパソコンと、数十ギガの高速無線回線に変えました。
 で、現在は、パソコン4台、ネット回線2回線に増強しました。
 一方 、2011年毎月三つの雑誌に掲載していたのを、
2010年秋から雑誌の集客が減り始めたのに注目、
2012年初等より、毎月二つの雑誌から一つにしぼり、
2014年より、契約していたただ一つの雑誌の年間契約を解除、
載せる場合は、一月に限定で単発で載せることとしました。
 この様に、細かくデーターを取っていれば、様々なことが見えてきます。
 その結果に応じて敏速な対応を取って行くことだと思います。
 後、経営学的には、小さな会社やお店が、大きなフランチャイズの店に
対抗して行くためには、区別かと差別化が必要です。
 つまり、その土地にしか無い食べ物やサービスを提供することです。
 例えば、家電製品の様に、同じ物を販売していたのでは、
どうしても価格競争に巻き込まれます。
 そこに行かないと受けられないサービス、
そこから取り寄せないと他には売っていない商品、
その様なオリジナリティーの有る商品やサービスを生み出し提供することです。
 後、緊急性の無い設備投資は後回しにすることです。
 例えば、テーブルが古くなり、もうそろそろ変えないといけない場合、
お客様から見て許容範囲と思われるなら後回しにするとか、
大分傷などが目立って来ている場合は、テーブルクロスなどを買えたり、
傷の付いている面をお客様に見えない方に向けるとか、できるだけ
余分な設備投資は押さえることです。
 後、ネットによる広告に力を入れることも大切です。
 この時、業者に高い費用をかけて丸投げしても、余り効果はありません。
 現在支流の検索エンジングーグルは、昔に比べてかなり高度になっています。
 外部リンクをただ増やしただけの中身のないホームページやブログは、
直ぐに除外対象となって上位表示されなくなってしまいます。
 ですので、あくまでも我が子を育てるように、
日々内容の充実した物にして行くことです。
 最後に、どうしても資金的にしんどく、何処かからか用意しないと行けない場合は、
地方自治体の融資を受ける手も有る様です。
 数年前、会社を経営されている方がお店に来られていたのですが、
経営状態がかなり悪いにも関わらず、100万円の少額ではありましたが、
融資を受けることができた事例もあります。
 また、最近新しい会社を立ち上げようとしている方が来られているのですが、
自治体で聞いたところ、半年先までの運営資金が有ることが確認できて、
ちゃんとした事業計画書を提出すれば、融資を受けられると言われたそうです。
 ですので、どうしても自己資金では運営が難しくなった場合、
会社やお店の有る地方自治体に行って、それら融資のサービスが無いか、
尋ねられたらと思います。

 以上が思い当たる経営建て直しの方法ですが、個々のケースで、
状況は様々だと思います。また、ここに紹介しきれなかった手もあります。
 ですので、かなり深刻な状況の場合は、お店に来ていただければ、
できる限りのアドバイスをさせていただこうと思います。

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