占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

全く目の見えない占い師さん、昔からたまにいる用ですね。

2018年07月18日 | 占い師の裏話2
 私が占い師を本格的に始める前、そうですね、
西暦2000年ぐらいで、東北地方の路上に、一人、
女性の目の見えない占い師さんがいたと言う情報が、ネットに上がっていました。
 また、2000年を過ぎて、やはり、愛知県に全盲の男性の占い師さんがいて、
自分でお店をしていたと言う情報も、
お弟子さんと思われる方の女性の書き込みを見たりもしました。
 この他、一時的に占い師をしていたと言う、視覚障害者さんなら、
和歌山県とか、九州とかに、ポツポツは、いた用です。
 あっ、2010年に詐欺で有名になった南の父もいましたね。
 まあ、悪いことをして有名になるのは嫌ですが、
昔から、目立たないのですが、全盲の占い師さんも、たまにいた用です。
 私が、昔占い師を目指して勉強している時、
易占いのものすごく詳しい点字の本何かも、点訳されてたりしたので。
全部で20巻ぐらいで、百科事典見たいな点字の本でした。
 ですので、それらの全盲の占い師さんが過去に引いた細いレールのうえを、
私も歩んでいて、そして、私の歩いた後にも、
新しいレールができて、また、全盲の占い師の歴史も、
ずっと続いて行くのでしょう。
 本日、女の弟子もどきがお店に来て、
30年前に占いを習った師匠のお父様が、
目が全く見えなくなってから、死ぬまで占い師をしていたと言う話をして来ました。
 この世に存在していたと言うのが、ものすごく大きいんですよね。
 例えば、2004年、2010年ぐらいまでは、
全盲の占い師と言うと、(嘘、そんなのあり得ない。)とか、
(目が見えないのに、占いができるはずが無い。)と、
プロの占い師さんの中にも、ビックリされる方がいました。
 きっと、目が全く見えないと言うことで、
昔は自分で宣伝することが難しかったでしょうからね、
今のように、インターネットが発達すれば、
全盲が自ら、情報を送信できるので、世の中にも認知されるのですが。
 まあ、兎に角、良きにせよ、悪きにせよ、
今の時代は、世の中にも全盲の占い師がいることが、
それなりに認知されたので、少しは状況はよくなったとは思います。
 (点字を使っている全盲の占い師さん。
珍しいなあ、全国に数名ぐらいしかいない見たいに聴くけど。)
と言って、抵抗無く、新人の全盲の占い師さんの元にも、
お客様が入ってくれるでしょうから。
 後、大阪で占い鑑定していた時、姓名判断の画数を計算するため、
生まれた日のチェックと、干支、宿曜を出すために、
ノートパソコンを当時から使っていたのですが、たまに、
(コンピューターで占うのか。)と勘違いされて、
新規のお客様に、逃げられかけた経験もあったのですが、
その様なリスクも、これからの新人の全盲の占い師さんたちには、
無くなってくるのではと、思ったりしています。
 と、言うことで、本日は何か不思議な一日でありました。
 ps=仕事の方は、めっちゃ暇でした。
まあ、7月はそのパターンが多いのでありますが。
この厚さなら、当然かも知れませんね。
 皆様、夏ばてに気を付けてくださいませ。

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