占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

高収入、それがいつまでも続く訳じゃない、錯覚するな。

2019年04月01日 | 資産を確実に増やす方法
 16年ほど前、直ぐ上の師匠、
観月先生から聞いた鑑定例です。
 数年前、ものすごくはべりが良いお客様が来られたそうです。
 年収はだいたい1千万円ぐらい。
 それで、四柱推命の大運は偏財で12運も強かったそうです。
 また、その前の10年運も強かったそうで、結局
30年近く高収入が続いていたとのことでした。
 ところが、数年後に来る次の10年運が傷官で12運も弱い、
そこで、先行き運性的にダウンするので、
今のうちから貯金しておく用に伝えたそうです。
 お客様、(そんな貯金何て、私は仕事も順調だし、
借金しても直ぐに返せますから大丈夫です。)と、
自信たっぷりに答えて占い鑑定を終了したとのことでした。
 そして、それから3年半ぐらい過ぎた時、再びそのお客様が来られました。
 ところが、今度はすっかり項垂れて、元気が全くありません。
 それで、話を聞いてみると、勤めていた会社が吸収合併されたんだったか、
いや、子会社に出向になってしまったんだったか、
兎に角、前は1千万円あった年収が、3百数十万になってしまったとのことでした。
 お客様、(こんなことだったら、もう少し貯金しておくんだったは。)
 観月先生、(でも、三百数十万円なら普通ぐらいですよ。)
その様に慰めたのですが、それでも肩を落として帰って行かれたそうです。
 人は、幸運が長く続くと、今の状態がいつまでも続くと、
錯覚してしまいがちになる用です。
 (自分はものすごく運が強いんだ。)
 (他の人は悪くても、自分は例外なんだ。)などなど。
 ですが、運がさがり始めると、その様な人でも、急激に衰えたりします。
 昔、私が鍼マッサージの仕事をしていた時、
人工二重数万の神戸市垂水区1の、
大富豪の会社の会長さんが来られていたのですが、
そのお客様が来ると、90%以上の確率で、
直ぐに女性のお客様が来るそうで、何処のお店でも、
ありがたがられる存在だったのですが、亡くなられる数年前には、
女性も来なくなり、有る郵便局の局長などが家に押し掛けて来て、
子供や孫たちの保険を沢山契約させられ、
何でも毎月100万円も払わされてかなわんと言っておられました。
 最近、郵貯銀行で、80歳以上のお客様には、
保険などを積極的に進めないようにするとのニュースが流れましたが、
昔は、このようなグレーゾーンの勧誘も、結構あったのかも知れません。
 また、別の例では、親が商売で大成功して、
日頃からめっちゃはべりよくお金を使って、
子供たちにも、貯金よりも事業投資を進めて、
ドンドン攻めの経営をしてたのが、中年以降になり、
打つ手が当たらなくなり、そこから一気に落ちていったと言う、
その様な話を聞くこともたまにあります。
 ですので、商売がうまく行っている、会社がうまく行っている時こそ、
逆に守りを固めるべきでは無いでしょうか。
 (月は満ちれば欠ける)とも聞きます。
 そんな時は、乾為天で陽が極まり頂点に立っている、
次は陰に転ずる行動の限界点なのかも知れません。
 ですので、調子の良い時でも、何だかの防衛策を採られたらと思います。
 今日は、何気なくその様なことを思った一日でありました。
 ps=本日は、就職に関するご相談と、
会社経営などに関するご相談などがありました。
 久々に忙しい一日でありました。

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