ビジネスや投資、ネームバリューの効果はとても大きい。

　何か新しいビジネスを始めようとする時、あるいは、
新しい会社に投資しようとする時に、とても重要なことがあります。
　それは、その人物、または、その会社にネームバリューが十分に有るかと言うことです。
　よくオリンピックでメダルを取った柔道の選手が国政選挙に出て当選したとか、
有名なアイドルグループのボーカルの女性が国会議員になったなどのニュースが出たりしますが、
世の中に、その人の名前が知られている、その会社が知られていると言うことは、
ビジネスを展開する上でも、選挙などの場合においても、著しく有利となります。
　例えば、同じ選挙区からどこどこ大学の政治学の教授が選挙に出たとしても、
そして、その業界では名前が通っている人物だとしても、同じ選挙区から、
有名なアイドルのボーカルだった人物が出たとしたら、
例え元アイドルだった立候補者に政治の知識がほとんど無かったとしても、
政治に詳しい大学の教授の方が落選して、政治の素人である、
元芸能界のアイドルだった人物が当選することがとても多いのです。
　つまり、それだけ名前の力と言うのは、大きいのです。
　例えば、私が本格的に占い師を始めた2004年から数年の間、
私のブースを通り過ぎるお客様の多くが、
(目が見えなくて占い何課できるんか。
そんなん当たらんやろう。)と言ってスルーして行く方が結構いました。
　当時は、まだ目の見えない占い師が全国には片手の数ほどもいなくて、また、いたとしても、
インターネットなどで情報を発信する力が無いに等しい状態だったので、
世の中に、目の見えない占い師がいることが、認知されていなかったため、
最初は、非常にやりにくい状態でした。その後、
当時所属していた占い会社のホームページの効果や、
2007年以降、共同で店を出し、その後、独立後今のお店でフリーペーパーを使い、
やたらめったら数年間宣伝しまくったので、関西圏では、盲目の占い師も大分認知されたのではと思います。
また、これは感心できないのですが、大阪で北の父と言う名の目の見えない占い師さんが、
細木数子の全国ネットのテレビに出て、その後、その番組を見ていた生活保護担当の方が、
(この人目が見えないので働けないと、何年間も生活保護を受けてる人じゃないか。)
と気づいて調査、その後、北の父は生活保護の不正受給で逮捕されたと言うニュースが全国に流れて、
悪い意味で、目の見えない占い師が社会に認知される結果となりました。
　ゆえに、これからは目の見えない占い師であっても、見えないと言うことだけでスルーされることは、
まず無くなったんじゃないかと、思ったりしています。
　先程の例は、占い師の話ですが、新しい会社でも同じです。
　例えば、最近、新しい電気会社や、ガス会社が、
サービスを開始したりしていますが、名前の知らない電気会社やガス会社が、
(うちの方が料金が安いですよ。)と勧誘に来たとしても、
勧誘された方は、(本当に安いのかな、地震が起きたら電気が止まるんじゃないかな。)とか、
(会社が倒産して、突然ガスが止まるんじゃないかな。)などなど、
不安な気持ちになったりします。それで、契約が伸びない。
　　また、最近は、新しいスマホのサービス、格安simの会社が沢山できましたが、
いくら料金が安いと言われても、(電話の途中でプチプチ切れるんじゃないかな。)とか、
(設定するのがめっちゃ難しいんじゃないか。)とか、(突然サービスが終わったりするんじゃないか。)などなど、
それらが足かせになって、なかなか契約が伸びず、数年後に倒産、
いやその前に、サービスが始まる前に空中分解してしまう会社も多いとも思われます。
　ですので、その会社の内容もさることながら、名前を知ってもらう、
社会に自分の名前、会社の名前を知ってもらうことに、力を入れるべきだと私は思います。
　今日は、そのようなことを思った一日でありました。
ps=本日は、京都から、当ブログを読んでくださってる方が、
占いに来られました。本当にありがとうございます。
　最近は、新コロの関係で七割電話鑑定と言う感じなのですが、
やはり、対面鑑定も、とても貴重だと思います。