占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

冲の10年運、絶対に離婚する訳では無い。

2017年08月15日 | 四柱推命の解説その1
 四柱推命で、10年ごとに移り変わる大運が、冲の場合、
一生の内で男女の中がもめやすい、離婚しやすい期間と言われています。
 で、この冲ですが、生まれた日の十二支の反対の十二支のことです。
 例えば、子の日生まれだと、午の日生まれや、
午の10年運が、それに当たります。
 ですが、大運でこの冲の10年運に入っていても、
夫婦が全て離婚する訳ではありません。
また、不倫や三角関係になる訳ではありません。
 まず、脅威の強い冲には次の物があります。
子と午、酉と卯、生まれた日が午なら、
子の10年運がかなりやられる10年運となります。
 卯の日生まれなら、酉の10年運がやられる期間となります。
 また、逆に子の日生まれが午の10年運を迎えたなら、
自分が相手を倒し気味になる期間となります。
酉の日生まれが卯の10年運を迎えたなら、
その本人が相手を倒し気味になる期間となります。
 2番目に脅威が強い冲の組み合わせは、
亥と巳、申と寅、亥の日生まれが巳の10年運を迎えると、
自分が相手を倒し気味になり、巳の日生まれが亥の10年運を迎えると、
相手に倒され気味の期間となります。
 また、申の日生まれが寅の10年運を迎えると、
自分が相手を倒し気味の10年運となり、
寅の日生まれが申の10年運を迎えた場合、
こちらが倒され気味の期間となります。
 冲の10年運で、軽めな組み合わせは、
 丑と未、辰と戌です。
 この組み合わせの10年運の場合、一番離婚しにくいです。
と言うのは、この四つの一番主な主成分が土だからです。
 また、巡ってくる大運の冲に、どの干支、
どの変通星が友に有るかでも大分内容は変わって来ます。
 比肩、や劫財の10年なら、かなり離婚の可能性は高くなります。
偏官、正官の10年なら、女性の場合は、
三角関係に注意です。
後、場合によっては、分かれたくても分かれられないこともあります。
 また、命式中に偏官、正官が沢山有って、
10年運も偏官や正官で冲の大運だと、
死に別れと言うこともあります。
 ただ、大運の12運星が、何かによるのかでも、
かなり結果は変わりますので、冲の10年運だからと言って、
無闇やたらに、心配し過ぎない用にされたらと、思います。
 相性の良い夫婦だと、喧嘩しながらも離婚せずに乗り切っていく方もありますし、
旦那が遠くに単身赴任するとか、遠距離恋愛になるとか、
また、一度離婚して、この10年運を過ぎてから、
同じ人と再婚何てパターンもあります。
 また、もっと軽い場合は、
(何故だか自分でもよく判らないのですが、
仕事場の上司のことが好きで好きでたまらないんです。)
と言うプラトニックラブ、恋する乙女状態で、
どろどろの不倫にならずに行くパターンも、まれにあります。
 後、男性が食神の10年運で、冲の期間の場合は、
良くて夜遅くまで飲み歩いて嫁と喧嘩になるとか、
パチンコや競馬などで遊び歩いて喧嘩とか、
ちょい悪くてソープやデリヘル、ピンサロなどに嵌るとか、
また、飲み屋のねえちゃんに騙されて、彼女にしたつもりが、
相手に手のひらで弄ばれて、みつがされたりして、
それが、嫁にばれて大喧嘩になるとか、その様なパターンもあります。
(たけちゃんだけが頼りなの。)とか、
(サッチー、寂しかったは。)何て手を握って来たりして、
それにホイホイ乗ってしまうとかのパターンも、あります。
 また、偏財、正財の10年周期で、
冲の場合も、男女ともに異性に注意の期間となります。
 後、印綬や偏印で冲の10年の場合も、
陰に隠れてこそこそ浮気しやすかったり、
昔好きだった異性に近づいて行き、それで
三角関係になったりと、それが元で喧嘩しやすくなります。
 兎に角、この冲の大運、10年運の期間は、
かなり多くのパターンに分かれますので、これに該当されている場合は、
お近くの四柱推命の占い師さんに行って、確認されたらと、思います。
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