散歩の途中で
人待ち顔のわんこに会いました。
Cocoさんと同じ、
ヨークシャーテリアです。
道路を隔てた目の前がコンビニで
飼い主さんはそこで、お買い物中のようです。
勝手に撮らないでください。
肖像権の侵害ですよ、と
睨まれてしまいました。
ドラッグストアの前には、ポメラニアン。
「うちのママさんはまだですか」
たぶん今、レジでお支払いの最中ですよ。
駅前には、ジャックラッセルテリア。
お花屋さんで買い物中の
ママさんを凝視していました。
どこのわんちゃんも、
家族をじっと待っていますね。
Cocoさんは、家族の買い物を
外で待ったことはありません。
Cocoさんが真剣な顔で待つものといえば
部屋の中で
転がってくるボール。
気楽なものです。
私だって、外で待つことくらいできますよ、と
Cocoさんが主張する相手は
いつもの公園を
陣取っているにゃんこです。
しかも、
早くどこかへ行ってくれないかしら、と
待っているのです。
にゃんこではなく、ヒトを待つことができますか。
できますとも!
どうです。このりりしい待ち姿!!
しかしこのときのCocoさんが待っているのは
「よし」の言葉。
ヒトを待ったというよりは
ベンチの上に乗せられている
おやつが食べられるのを
待っていただけ。
ヒトそのものを待つ機会といえば
公園で
飼い主そっちのけで、周辺をうかがっているひととき。
犬好きの、優しい人が通りかかって、
声をかけてくれるのを
待っています。
そうではなくて
飼い主を待つことができますか、と聞けば
「さっきから
ベンチに座り続ける飼い主を
ずー・・・っと待っています!」
と、きっぱり。
「いつまでも休んでいないで
早く散歩を続けましょう」
なるほど。
飼い主を待つこと、
確かに、お上手でしたね。
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