「犬」という字がつく漢字は
いろいろあります。
「人」の横に「犬」がいて
「伏」せるという字。
「黒」い「犬」は
「黙」るという字。
「口」へんに「犬」で
「吠」える。
さらに「口」が増えると
「哭」く(なく)という字。
「吠える」よりも「哭く」ほうが
「口」の数が多い分
激しく鳴いているのでしょうか。
「器」という字は本来
真ん中の「大」は「犬」と書いていたのだそうですが
口の数が多くても
「うるさく鳴くと器に入れられる」という
意味ではないようです。
他にも、
本来は「大」でなく「犬」を使っていた漢字があります。
「突」もその一つ。
「穴」から「犬」が、突然とびだすという意味。
それから「戻」
戸の下から出てくる犬が
体を曲げることから「戻る」というイメージ
なのだそうです。
「臭」という字も元々は「自」の下に「犬」と書いたとか。
「自」という文字は「鼻」を表します。
「犬の鼻」は「臭」を敏感に察知します。
ですから
「嗅ぐ」という字は「口」と「自」と「犬」でできていても
「自分の口を嗅ぐと犬でも臭い」
という意味ではありません。
Cocoさんについて
新しい漢字を作るとすると
「縄」へんに「犬」で
「やる気なし」と読む、とか
「人」の上に「犬」と書いて
「当然の権利」と読む、なと゜。
さらに
きわめつけは
「布」の上に「犬」と書いて
「くねりんこ」と読むのが
よさそうです。
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