公園で、こんなものをみつけました。
身長を測るための物かと思ったら
右下に小さく、「垂直とび」と書いてあります。
「垂直とび」の高さを測定するもののようです。
「垂直」とは、地平面に対して直角の方向のこと。
「垂直とび」はその場で垂直に、ジャンプして
その高さを測る種目です。
地球には引力があるので
それに逆らってジャンプするのは
なかなか難しいものです。
人類は、かつては四足歩行していましたが
進化の過程で二足歩行に移行しました。
そのおかげで、両手が自由に使えるようになり
遠くを見通せるようにもなった、と言われています
Cocoさんは、四足歩行のままですが
両手の代わりに口を使って、
物を運ぶことができますし
遠くまで見渡せなくても
耳や鼻を使って、周囲の気配を知ることができるので
不便ではありません。
逆に人間は、一説に言われているように
肩こりや腰痛といった、二足歩行の弊害に
悩まされています。
二本足で暮らす人間は
腕や頭が重く、それを支えるために
肩や腰を痛めているのだそうです。
これらが重いのも、
地球に引力があるせいです。
左側の塀は50~60センチの高さがあります。
人間が助走もつけずに、ジャンプでとび乗るのは
ちょっと難しいですが
一瞬低く構えたCocoさん
両手両脚のばねを使って
ジャンプ一番!!
かなり、高さがあります!
あっ。
両手だけしか届かなかったか・・・。
いやいや。
腕の力でぎりぎり足を引き上げて
見事に、
ブロック塀の上に着地を決めたのでした。
四肢を上手に使って
人間にはできないようなジャンプを
披露してくれましたね。
人間は二本足で暮らしているうちに
こうした筋力も、退化してしまったもののようです。
体の仕組みだけを考えたら
地球上で暮らすためには
もしかしたら四足歩行の方が
適しているのかもしれません。
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