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グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

QZS送信信号は変化したのか>もはやZenfone2受信ムリなのか?

2017年07月23日 | 2017/07スマホQZSモニタリングデータ
QZS増強機が上がり衛星からの送信信号の性質は変化してしまったのだろうか、過去2年以上QZS-1のスマホ受信を支えて来てくれた唯一のスマホZenfone2インテルAtom版での受信が不可ないし不安定が続いている。

幸いにCovia Queが安定な受信状況を示しているので、ASUSからのシステム更新の止まったZenfone2系にこだわるよりも、Android7へのアップデートをCovia社が約束しているQue機という選択肢がでてきているとは言える。

現在のZenfone2インテルAtom版の本日19:17での3台の受信状況を生々しく写真に収めておきたい。


右から3台はZenfone2インテルAtomのノーマル版であり、いずれもQZS-1は受信できているが、AzEl値は0,1となってしまっていることが分かります。一番左はwoBDSS版であり、AzElの表示を確認できる。

とりあえずはQZS-3の打上げと送信状況を確認するくらいまではZenfone2でのモニタリングは継続する予定である。

レガシーなスマホは切り捨ててゆくという選択肢は、受信可能スマホが多い衛星系ではありうるが、QZSSの場合にはガリレオ対応機の増大の余波などをうけて、伸び悩んでいる。レガシー機種は切りすてるというだけの余裕があるとは思えません。
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