2018 06/20-06/21
本日6/21午後7時JST頃太陽赤緯最北の夏至を迎えます。お昼ごろQZSS軌道の８の字首の上部あたりを夏至の太陽は通過します。このパターンで６月一杯は太陽は最北赤緯を維持します。QZSSの3衛星は2018年夏至をアラートONの中で迎えることとなるのでしょう。
YRPのUBX受信機はQ2(QZS-2)とQ3(QZS-4)アラートONの赤色表示が、まる２週間以上継続してきました。QZS-3(GEO)は昨年8月の打上げ移行、衛星の影にかすりもせず、受信できたことがありません。
現在はエンドレスNAQUとのデスマッチ状態です。YRPリモート制御は24時間安定に動作してくれていました。
06/20-06/21 IGSO&QZSS ubx24時間YRP並行モニタ・アニメGIF@北多摩
NAQU中ながらQZS-2は昨年６月の打上げから1年過ぎて2度目の合の経験を積みました。ついで現在はBD-IGSO-3-6両衛星太陽合も並行脱出しつつあります。
これは2018年6月夏至前合として記録され、今後の比較基準データとなってゆくでしょう。毎年QZS-2とBD-IGSO-3->6の太陽合が夏至前に約１週間遅れで生起してゆくでしょう。
そして次はどのIGSO衛星ペアが太陽合になるのか見えてきました。BD-IGSO-2->5です。
2018 06/20-06/21 IGSO&QZS Orbits↑+YRP屋上アンテナ＋u-blox↑M8Nスカイプロット並行24時間モニタアニメを記録します。
齢８年のQZS-1が再び孤軍奮闘状態で頑張っているエンドレスNAQUの間にこそ、パワーユーザの皆さんには、東アジア・南アジアのIGSO叡智を実践的に充電しておきましょう。おそらく否応なく付き合わされることになるだろうと予想します。
UBXアニメGIFにおいて新軌道IGSOのB17が、QZS軌道経度軸にまともにブツけてきていることが分かります。新しいQZSS東経軸と重なるBD-IGSOがQZSSのNAQUを伺いながら今後動き出す予感がします。
太陽赤緯最北の夏至は短い合の中休みなのです。
種々の確認のため安定したFactData取得・記録を目指します。
