3月9日(土)
関ケ原のイベントに向けて養老SAから一般道へ。
雲行きがとても怪しい・・
そば処 幸山でいつもの天ざる大盛り(¥2,800)
歯応えの良い蕎麦と盛り沢山の天ぷらで安定の美味しさ。
締めのドロドロな蕎麦湯も美味。
笹尾山の陣跡へ。
横殴りの雪!
こりゃあ史跡巡りどころじゃない。
開場時間の12時半になったので会場へ。
ところが事前予約したのに名前のチェックがない。
フリー入場して理由が分かった、ガラガラだ・・
そりゃそうか、こんな悪天候なのだから仕方ない。
13時になり関ケ原合戦太鼓「華の陣」太鼓演奏。
MCのだみ声のおっさん以外全員女性で凛々しかった。
西村知穂さんが登場してシンポジウム開始。
萩原さちこさんの講演。
テーマは「城歩きから考える、関ケ原の魅力づくり」
関ケ原の魅力を語るには、位置的に重要な場所であったと証明する必要がある。そこで賤ヶ岳の戦いや小谷城の戦いなどを解説してくれた。
別の視点を意識して点と線で考察する面白さを熱く語り、さすが小学二年生からの城好きだと納得。
スライドで紹介した玉城と松尾山城などの遺構の読み解き方も明快で分かり易かった。
関ケ原合戦では玉城は殆ど機能していなくて、松尾山城に大将の毛利輝元が入城するはずだった説を暗に肯定していたのが印象的だった。やっぱ千田先生の「玉城に秀頼」って無謀な説だよなぁ~
出来れば松尾山城が北の関ケ原ではなく南の東山道に向いていたことを解説して欲しかったな。
とまれ、長比(たけくらべ)城は俄然興味湧いたのでいつか行ってみよう。
パネルトークに向けてセットチェンジ。
西村知穂さん、萩原さちこさん、小栗さくらさんが登場。
テーマは「関ケ原の魅力と観光まちづくり」
冒頭で関ケ原町内の四季折々の景色を紹介。
殆どの陣跡が史跡として残っていて、きちんと整備されているのは本当にありがたいこと。
「地元の人の理解がないとしんどい」
城巡りをして来た萩原さんの経験に基づいた言葉は重いと感じた。その点、関ケ原は行政も観光協会も同じベクトルだと思えるので大丈夫だろう。
「関ケ原のご当地カルタも良いのでは?」
読み札や取り札で武将を紹介したり町をアピールすれば、関ケ原の入門グッズとして面白いものが出来るだろう。
関ケ原に長く携わる二人に挟まれた萩原さん、彼女らの熱量に負けまいと奮戦する姿が可愛かった。素敵なお着物だがご自分で着ているのだろうか?
史跡を巡るウォーキングマップを紹介するさくらさん。
そうそう、関ケ原陣跡制覇ウォーキングのお陰で町内の陣跡をより深く知ることが出来たのでこういうマップは必携だ。
→ 第1回 関ケ原陣跡制覇ウォーキング
電動アシスト自転車もアリだと思う。
三人のワチャワチャした城好き女子トークは楽しかった。東京人にとっての関ケ原観は新鮮だった。
ところで、萩原さんには日本酒を飲ませて欲しかったな~
最後は関ケ原組の演舞。
小道具も登場。
お堅い講演オンリーではなく、華やかさも交えての面白い企画だった。残念なのはこの時期にしては珍しい雪の悪天候による観客の少なさかな。実に勿体ない。
小ホールで火縄銃などを展示。
帰りにグルマンに立ち寄ったらこちらも悪天候のせいで売れ行きがいまいちだった?パンセットなんてここで初めて見たわ。3袋買ったった~
帰宅したら娘が来ていたので1袋渡した。
てか、来るなら言って〜