つれづれなるままに

愛犬バーディとパールはお空の星になり、わんこのいない日常生活の思いつき

バーディが倒れた日から

2016-01-18 10:41:36 | 健康

2015年12月17日 普通の日だった

バーディも普通に晩御飯を食べて元気にしていた・・・

夜寝ようと思っていたPM11時過ぎ、「寝ようか~」の私の呼びかけに廊下にフラ~っと出てきたバーディはいきなり小便を失禁しそのままパッタリ倒れた

意識はあったが動けないようだった

 

2015年12月18日 朝になりバーディにご飯をあげてみるがやはり食べない

病院が開く時間にすぐに病院へ行く

 

エコーでみると脾臓が大きく腫上り

おそらく「脾臓腫瘍」

脾臓は血を貯めた風船のような臓器の為、細胞を針で採って検査できないらしい

血腫ならば手術すれば助かるが、血管肉腫だったら手術しても長くないらしい(一月ということも・・・)

 

おそらく倒れた時かその直前か?に脾臓一部が破れた為に

極度の貧血と低体温になり動けない状態になっているらしい

  

手術するにしても、とりあえず今の状態を脱しないとショック死してしまうとの事で

一週間増血剤と、抗生剤を飲ませて体力を回復させることが大事ということで

 

この日診て頂いて、私の仕事中に病院で点滴してもらって低体温を起こしているので保温マットで温めてもらいご飯も食べたらしい。

仕事を終えて迎えに行くと、

ご飯は食べたが、トイレを全然していないとの事

自分で立っていられない状態の為、トイレをできないようだ

自宅に帰って慣れた場所でトイレさせてやってほしいとの事で、抱っこして連れて行ってみたがやはり立てなくて

その日はトイレできなかった

 

あくる日トイレシーツ立たせてやるとやっと小便が出来た・・・・・ビックリするような血尿でした

その日からご飯も普通に食べられて、トイレ散歩もできるようになり

血尿もあくる日で普通の尿の色にもどりました。

 

一週間薬を飲ませて、体力を回復させて

改めて病院へ行ったのが12月25日

貧血も治って体力も戻ったようでしたが、あいにくといいますか年末で手術は年明けと言うことに

 

1月4日から病院か開くので、その日に12月25日と同じように体調が良さそうなら手術の日を決めましょうということになってました。

 

そして1月6日 手術しました

 

脾臓の摘出だけなら、短時間で手術が終わるらしいですが

肝臓と癒着している可能性もありますと言われてましたが・・・お腹を開けてみると

肝臓、十二指腸、膵臓、脾臓、大動脈と癒着しており

 

大手術だったようで

取り出された臓器は

 

テニスボールよりも少し大きいくらいの大きさでした

もともとの病気は肝臓だったようで、手術名は「肝葉切除」となってました

 

 

手術から目覚めて、面会が可能になった夕方のバーディです

 

その日から入院しているバーディを朝夕に面会に行くのですが・・・

まだ帰れそうもないのにとても家に帰りたがるバーディ

お腹の中を触ったことによるらしい、酷い下痢になりグッタリしてましたが

9日の朝面会に行くと便も固まり、食欲も戻ったらしく

 

連休前の1月9日の夕方やっと退院できました

 

1月12日  の診察で少し貧血しているのでお薬をもらって飲んでます

 

 1月16日 抜糸・組織検査の結果もでました

 

残念ながら

肝細胞癌

所見:提出された標本には、高度で広範囲な壊死がみられ、その周りに輪郭の不明瞭な腫瘤が存在している。

腫瘤細胞は少量の線維性組織に区画され、結節状に配列している。

これらの細胞は多角部では淡明、空胞状を呈している。

核は円形~楕円形でクロマチンは顆粒状、核仁は明瞭で1~2個を有し、核分裂像を散見する。

 

コメント:肝細胞癌と診断しました。強い壊死がみられます。

遠隔転移の見られる腫瘍ですので、肝臓内、腹腔内転移、肺野の定期的な観察が必要と考えられます。

                       (次世代医療開発センターによる報告書から)

 

 

獣医さんから、抗がん剤の説明も受けましたが特別良く効く抗がん剤もないようで

主人とも相談して、抗がん剤治療はやめておこうということにしました。

 

いま現在、バーディは以前と同じように元気に動けて、いっぱい食べられてます

抗がん剤で弱らせて延命させるよりも、一日でも楽しく過ごせるようにしたいと思いました。

 

なるべく普通に余生を過ごさせてあげたいと思ってます。