2017年10月31日(火)
2014年頃からあった右の胸部の直径3~4cmくらいの大きな脂肪腫の隣に
小さな腫瘤が2つできてその形もなんだか嫌だったので病院へ連れて行った
「局所麻酔で今日取りましょう」という事になり、取った組織を検査に出して数日
診断結果は 肥満細胞腫グレードⅡ (悪性腫瘍)
腫瘍は軽度の水腫や中度の線維増生、炎症細胞浸潤を伴いながら、真皮から皮下織へと浸潤増殖しており、切除に至っている。
また、拡張した脈管内に落下する腫瘍細胞がまれに見られるほか、多くの拡張した脈管が腫瘍細胞群に接するように分布してる。
腫瘍細胞は中中等度の異型性を示し、核分裂像は高倍率10視野に0~1個ほどと頻度は非常に低い
(難波動物病理検査ラボ 病理検査報告書より)
治療法として
まず、再手術
全身麻酔で、腫瘍があった場所を大きく切除
この手術でも、結果が良くなかったら薬でということで
11月11日(土)
再手術
今回は右前足から腹部に向かって長さ15cmくらい切りました
横幅も大きく切除しましたが、体の中に向かっては肋骨もあるので取れるだけという事で・・・
診断結果 切除状態は良好
合計4箇所切り出したうちの1箇所では、皮下組織において前回と同様の肥満細胞腫病変が認められる。病変と切除縁の間には、切除後の収縮した組織で水平方向に最短1cm、底部方向には筋組織を含めて最短5mmの正常組織が観察され、病変切除縁への露出はみられない。
観察範囲内に明らかな脈管侵襲は見受けられない。
その他、前回の手術時の縫合糸とみられる円形の透明構造物を中心とした軽度の好中球、マクロファージ浸潤や、繊維芽細胞・膠原繊維増生が認められる。
(難波動物病理検査ラボ 病理検査報告書より)
この結果がもしも悪かったら、癌のDNAを調べて薬を服用して癌をなくす予定だったのですが
そこまでする必要なしという事で
今後は経過観察という事になりました
手術したときに、かかりつけの動物病院が改装工事の為に仮の場所へと移転していた時期で
入院設備が整っていないとの事で
手術後 麻酔が覚めてからすぐに自宅に
おすわりのままで、寝ると痛いらしく
座ったままコックリコックリしているのですが、キュンキュン鳴くので可愛そうで・・・・
あくる日は日曜日で動物病院はお休みだったのですが、パールの担当の先生が「どうですか?痛がってますか?」と電話をくださって
病院へ連れて行き、痛み止めの注射を打ってもらいました
さすがは犬といいますか・・・
月曜日には普通に動いてましたし、痛がるような感じも見せず
最初の手術の時にネット包帯をこうして着せてくれたのですが、1分かからずに脱ぐので
エリカラ服を買いましたが、獣医さんがサイズを測って長さ的にはコーギー用だと言ってコーギー用を買い求めたのですが
簡単に脱いじゃいます
やっぱりコーギー用はパールには大きい
仕事に行っている間に、手術からまだ4日目服を脱いで、勝手に抜糸・・・トイレシーツに血が
慌てて病院へ行こうと思ったら、いつも私の乗っている車は旦那様が乗っておまけにクレートも積んだまま出張へ
大慌てて、近所にいるパールの生家のママさんに助けてもらって病院へ
傷は開いてなくて一安心
そんな事もあり、不器用なのにエリカラ服を縫い縮め
上にバーディの袖のあるTシャツを着せてなんとか乗り切りました
パールも10歳を過ぎて、シニアになりました。
どうか、このまま転移なく過ごせるといいなと思ってます