THE RIVER FACE

レースラフティング世界大会で、世界の頂点に立つことを目標に、日々激漕する女子レースラフティングチームのチームブログです。

ありがとうございました チカコ編

2009-10-24 08:25:29 | トレーニング
キャプテンさおりと同じく、長良川ホワイトウォーターフェスティバル(WWF)を持ちまして、引退することを報告させていただきます。

私もさおりと同じく2005年に結成したRiver Angelsからレースを始めました。2007年The River Face という新チームになり、世界の舞台で表彰台を目指すという強い意志を持ってレースに取り組んできました。
その結果、総合で2位という結果を勝ち取ることができました。
振り返ると、悔しさが込み上げ、次は1位!!を思いますが、1位というのは並大抵の努力では勝ち取れません。ガイドをしながらレースの練習をあと2年、同じスタンスで続けていくとなると継続するか考えてしまいました。
引退すること、本当に迷い、悩みましたが、新たな次の自分の道に進むことを決断しました。

私は、今までこれほど高い目標をもって真剣にスポーツに取り組んだこともなければ、チームスポーツをすることもあまりない経験でした。
今強く思うのが、レースラフティングをしてきて良かった。
そして、ありがとうという感謝の気持ちです。

目標設定するとことの大切さ。努力することの素晴らしさ。目標を達成した時の喜び。チームメイトを思う気持ち。頑張ることで応援していただけることの喜び、感謝。挙げればきりがないくらいです。レースを通してたくさんのことを学ばせて頂きました。

最後になりましたが、いつも応援・サポートしたくださった皆さま、本当にありがとうございました。活動する上で、練習を見ていただいたり、金銭的にもサポートしていただいたり、練習の場を与えていただいたり、声援をいただいたり、このブログでコメントをいただいたり、本当に助けていただき、力をいただきました。皆さまのサポートなしに自分たちはここまで、やってこれていません。
チームを抜けるメンバーは多いですが、まだまだこれから頑張っていくメンバーがおります。引き続き、応援していただければ、大変うれしく思います。

本当に、今までありがとうございました。

副キャプテン 福西千佳子
*画像提供:西川博子

ありがとうございました サオリ編

2009-10-24 00:46:06 | プライベート
WWFから戻り、今まで応援いただいた皆様に引退の報告しております。「もったいない」「ほんとに辞めちゃうの?」などなどのお言葉をいただいています。

どこでレースラフティングに区切りをつけるか、本当に悩みました。このチームは2007年結成のときに「ボスニア世界大会で表彰台を目指す」という目標のもと集結されました。今その目標を達成し、新たな道を走り出すときに自分自身の進路を考えました。これからの自分をどうありたいか、そう考えると一度ここでレース活動を離れる決断を選びました。

このチームは「RiverAngels」というチームが原点です。当時のキャプテン浅田舞紀さんのもと、日本初の女子チーム代表としてエクアドル世界大会出場を果たすところがスタートです。そのチームが次大会の韓国世界大会では無念の欠場、そしてチーム解散。そこが起動力となって「THE RIVER FACE」がスタートしました。
私がキャプテンとなって、前キャプテンほどのことができるか、メンバーをまとめることができるか、世界で戦えるチームを作れるのか、不安と手探りの中スタートしました。

どんな時でも、妥協を許しませんでした。その為、メンバーにはずいぶん厳しいことも言いました。私たちのチームは専属の監督もコーチも居ません。仲良しチームでは勝てない、だから自分にもメンバーにも厳しくあろうと決意しました。

そして、その自分達にたくさんの方が手を貸して下さいました。損得勘定ではない想いで応援して下さいました。皆様のご厚意で本当に強いチームに成長しました。
どの方にも本当に頭が上がりません。今まで本当にありがとうございました。

色んな方の応援とメンバーの努力のおかげで、世界でも日本でもトップレベルのチームになりました。
まだ完璧のチームでは全然ありません。まだまだ足りないところが多くあります。
きっと、競技にゴールはないかもしれませんね。ただ、どこかで区切りをつけるかは選手自身が決めることだと思います。

私は「THE RIVER FACE」のこれからは、新生チームに託します。これからは彼女たちが彼女たちの意思で活動していくと思います。4人乗りという新しいカテゴリーで頑張っていくと思います。
まだまだ手探りでスタートしていくと思いますが、温かく、ときには厳しく見守ってあげて下さい。よろしくお願いします。

今まで応援して下さり本当にありがとうございました。

キャプテン 西出さおり
*画像提供:西川博子