THE RIVER FACE

レースラフティング世界大会で、世界の頂点に立つことを目標に、日々激漕する女子レースラフティングチームのチームブログです。

新しい取り組み

2008-10-29 21:57:48 | トレーニング

今まではみんなで漕ぐ時間を十分に取れたとは言えませんがそれなりに確保できていました。これからの季節そういう時間を確保するのが難しい。でも今年は冬の間もメンバーが四国にいるので、たとえ暗くなっても漕ぐ以外のトレーニングも皆ですることができます。今まで漕ぐ以外のトレーニングをみんなですることは無く、個人で筋トレ・ランニング・水泳等をしていました。今後はトレーニングで獲得したパワーを効率よく漕ぎに発揮できるようにと体の使い方(バランス・神経-筋の協調性など)高めるトレーニングをストレングス&コンディショニングなどの資格を持った先生に見てもらえるようになりました。さっそく2回トレーニングしたのですが、普段使っていない筋肉を使いみんなあちこち筋肉痛のようですがすごく楽しく出来るので今後の効果に期待しています。他にも海外遠征やフラットウォーターやアウトリガーなどいろんな取り組みを計画中で充実した冬になりそうです(あさい)

*画像は瞬発力・筋パワートレーニングの一環?ミット打ちに打ち込む浅井


最近

2008-10-29 21:40:34 | トレーニング
なにかと筋肉痛続きです。。。
まず、長良川の遠征から帰ってきて、2週間ぶりぐらいにガイドの仕事をした次の日、さっそく筋肉痛になりました。。。使ってる筋肉が違うのか、長良川でもがっつり漕いでたのにもかかわらず。
2日ほど前に、立膝でダッキーに乗って漕ぐ練習を久しぶりにやったら、これまたがっつり筋肉痛になりました。。。
そして、この間からチームメンバー浅井さんが働いている病院の体操教室に参加させてもらってます。ゲームをしながら、失敗すると罰として筋トレをしたり、いろんな小道具を使って楽しく筋トレができます。
昨日のゲームの罰ゲームは、1回の失敗につき腕立て10回だったのですが、私たちRIVER FACEがかなり足を引っ張り、結局腕立て伏せを170回もやってしまいました。。。
それで今日また少し筋肉痛です。
筋肉痛の日々は一体、いつまで続くのか。。。

あべ



紅葉のラフティング

2008-10-26 23:16:15 | プライベート
今、いつも私たちがツアーをしている小歩危周辺の木々が色づき、紅葉シーズンをむかえています
この時期のラフティングというのは、正直結構寒いですが、この紅葉を川を下りながら眺めることができるというのは、なかなか乙なものです。
小歩危は、激しい瀬の後には、ゆったりとした流れがあります。なので激しい瀬を過ぎた後、ホッとしたところで、景色を眺める余裕も出てきます。来てくれたお客さんの多くは、癒されるといってくれます。
毎年紅葉する時期に、私は四国を離れていたので、紅葉した小歩危を下るのは四国に来て4年で初めて。すごく綺麗です。改めて吉野川の良さに気づきました。
紅葉狩りもいいですが、ライフジャケットをつけて川にプカッ~と浮きながら、紅葉を楽しむ、これも最高ですよ (Chika)






ワールドカップ後記

2008-10-21 00:20:43 | イベント
今回のワールドカップ戦では、自分達の予想以上の好成績を残すことができました。
全ては、今までにない多くの方のご支援のお陰だと思っています。
これまでは、自分達のために漕いできた部分が大きかったように思います。
それが、「RIVER FACE」という新チームとして結成し、活動していく中で応援してくださる方が日々増えています。
コマーシャルラフティングを通して応援して下さる皆様、地元関係者の皆様、サポートして下さる企業・個人の皆様、日頃より理解と協力をいただいている所属カンパニーの皆様、そして友人や家族…そういうみなさんの暖かいご支援が力になりました。
「皆さんに報いるために、最高のパフォーマンスと結果を残したい!」それが本当に力になりました。自分達だけのチームじゃないというのがメンバーの中にしっかり意識付けられて、レースに臨むことができました。その自覚と責任が、中途半端なことはできないという追い込みとなり、頑張れたんじゃないかと思います。ありがとうございました。
この大会まで、かなりきつい状況でのトレーニングを重ねました。いつもトレーニングメニューは私が考案するのですが、メンバーに故障が起こらないか内心ヒヤヒヤしてました。大会まで、自らを調整し最高のコンディションで大会に臨み、共に漕げた仲間にも感謝です。心は乙女ですが大柄な二人、アベちゃんの「調子は悪くないです!」、トモの「絶好調です!」は本当に心強くもありました。

これからが勝負です。世界大会まであと半年です。今回の大会で、世界が見えた気がしています。漠然としていた目標がはっきりと見え出しています。
「世界の表彰台も夢じゃない!」と感じています。
頑張ります!これからも応援よろしくお願いします。

画像は、表彰式のシーン。メンバーてるよ氏がシャンパンを見事一気で飲み干しました!これからは飲み専門屋として頑張っていただきたいです。
この後、ラバーバンドの宣伝をさせていただき、何と一気に100個も売れました!これまた快挙でした!
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました!(Saori)

ワールドカップ後

2008-10-19 20:40:13 | チーム
1週間ほど、チーム練習はOFFになってます。
いつも、仕事が終わって漕ぎ練をして、ご飯を食べてお風呂に入ったりしていると、あっという間に10時をまわったりします。
慌しく日々時間が過ぎてゆきます。
が、練習が休みの今、かなり時間を持て余しています
今日も仕事を終え、ご飯を食べて食後にコーヒーを飲みました。
時計を見たらまだ7時。。。
とりあえず歯磨きをして、パソコンをいじってみました。

明後日にはOFFも終わって練習が始まります。
気合入れていきたいと思います!

あべ


ワールドカップ大会報告③

2008-10-17 22:24:20 | イベント
いよいよ最終日ダウンリバー戦です。
ダウンリバーは、いわば長距離走です。コースは約9キロのコースです。当日は水量が少なめで、隠れ岩が多くあり、ラインをミスするとスタックしてしまうシビアなコースでした。
今回の遠征では、ライン取りを十分に積め、本番を想定したタイムトライアルの行っていましたので、あとは全ての力を出し切れば勝利は手に入ると自信を持って挑みました。

スタート形式がランニングスタートという苦手な形式でした。スタートライン上流から漕ぎ始め、カウントダウンに合わせてラインを切る!というものです。リレーのバトンタッチみたいなもので、スタートコールより前にラインを切るとペナルティーとなってしまいます。
事前から、このスタート方法に備え万全なはずでしたが…カウントコールを聞き漏らし、見事失敗。明らかに出遅れてのスタートでした。計算では5秒分出遅れてのスタートです。
しかし、これも焦らず冷静にボートを走らせて瀬に入るまでにはトップを取り戻しました。

予想通りのシビアな水位でしたが、そこを落ちついて捌き、他チームとどんどん差をつけることができました。前半から着実に差を伸ばして、前の男子2組を捉えることができました。前を捉えたら、後は抜かすのみ。前に前にの気力を落とすことなく漕ぎました。リズム崩さず、安定して漕ぎ続け、「ケムシの瀬」で1艇、「バンブーの瀬」でもう1艇を抜くことができました。
前に目標となるボートが存在してくれたお陰で、集中力切らさずゴールまで漕ぎ抜けました。(画像は見事失敗したランニングスタート、手前のボートがRIVER FACEです)

この勝利で、優勝が決まり、無事日本代表も決まることができました。

ワールドカップ大会報告②

2008-10-17 21:59:52 | イベント
大会2日目はスラローム戦です。前日の1位のおかげで、肩の力が抜け「今ある自分達の力を出そう」という意気込みで臨みました。
旗門は全部で12ゲート、アップゲート(下流から上流に通過する旗門)が4つ、ダウンゲート(上流から下流に通過する旗門)が8つというセットでした。ダウンゲートが難易度が高く、前半1番2番ゲート、後半10番11番ゲートが苦戦を強いられるセッティングでした。

1本目は、接触の上に11番ゲートの不通過で50秒のペナルティー。航下タイムに接触も加え60秒加算でした。
2本目は、失敗点を皆でシェアリングし、再修正。不通過はなく、航下タイムも縮まることができました。スラロームは2本航下した中の好タイムが採用されるので、私達は2本目の結果が採用されました。

しかし、結果はここで本領発揮のチェコチームが、ペナルティーなしの好タイムで1位。胸を貸していただいたという感じのレースでした。(画像は難所の1番ゲート)
1 CZECH 3'54'73
2 RIVER FACE 4'05'73(ペナルティー10)
3 Water lily 4'34'50(ペナルティー10)
4  Indonesia 5'15'27(ペナルティー65)

ワールドカップ大会報告①

2008-10-17 21:32:37 | トレーニング
お待たせいたしました。大会報告です。
ワールドカップ戦第1日はスプリント競技でした。
スプリントは、約300Mの急流区間をダッシュで漕ぎぬける競技で、陸上競技でいえば短距離走。瞬発性、筋パワーが要される種目です。

今回の長良川の予選コースは400mと距離が長い上、瀞場が長く過酷なコースです。そして、その予選タイムトライアルの結果で、決勝トーナメントの組み合わせが決まります。その上、今大会は予選タイムもポイント加算されるので始めからまったく手が抜けないレースとなりました。

私達は8月の前川戦を機に、この種目に焦点を合わせ練習を重ね、ここに勝負をかけてきました。自分達のトップスピードを出すには、十分なウォーミングアップが必要で、レース当日も早朝6時より約1時間静水でアップを行いました。

9時30分予選スタート。朝の入念なアップのお陰で体の回転がよく、レース後半もバテルことなく漕ぎ抜けました。手応えもよく、結果も予選1位!
当初の予想は、世界1位のチェコ女子に食らいついて2位と考えており、驚きの結果でした。
予選トライアル RIVER FACE 4'49'81
          Waterlily 5'05'05
          CZECH   5'07'42
          INDONESIA 5'08'39
午後からが、決勝トーナメント。ヘッドトゥヘッドという対戦形式で、2艇同時スタートです。瀬に入るまでが勝負で、ボートとボートがぶつかり合いながら、激流に突入。とにかく最初にゴールしたほうが勝ちというデッドヒートな戦いです。
私達の1回戦は、なんとチェコ女子。いきなり決勝のような対決です。
しかし、ここで負けてしまえば、3位以下が決定となります。何としても、チェコには負けられない状況でした。しかし、相手は世界1位のチーム、「予選は油断していたものの決勝は本気で挑んでくるんでは・・・」なんていう不安もよぎりました
「3,2,1,ホイッスル」でパドルを入れる。少しでも早いとフライングを取られます。私達は秒差で、スタートダッシュが少し遅れました。先にチェコが前に出ました。しかし、私達のボートの伸びのほうがよく、ぐいぐい前に出始めした。左サイドとのぶつかりがありましたが、瀬に入るまでにはリードし、見事チェコ女子を打ち負かしました!

2回戦決勝は宿敵、「Water lily」さんです。
スタートの走り出しは悪くなかったのですが、先行はLILYさん。しかし、これも後ろからグイグイ迫って、抜ききりました。1回戦よりボートのぶつかりは激しかったように思います。何せ決勝ですものね。しかし、瀬の入り口では私達が先行し、FINISH!これで、スプリント競技1位を獲得しました。
ファイナル   RIVER FACE 2'42'23
         Waterlily 2'51'84
         CZECH   2'45'60
         INDONESIA 2'57'48

ワールドカップ参戦報告!

2008-10-14 12:58:44 | イベント
遠征から徳島に戻って参りました。
IRFワールドカップ&ジャパンカップ最終戦は3日間の熱戦のもと幕を閉じました。
結果は、女子部門での優勝でした!
今回の大会はジャパンカップ4戦までのポイント上位2チームが日本女子の代表として参戦。海外からはインドネシア、チェコの2チーム、計4チームでの戦いでした。
その中での優勝です。そして、それに伴い来年、ボスニア世界大会の日本代表権も無事獲得しました。

今回は現地に応援に駆けつけてくださった皆様含め、たくさんの方の応援の元優勝を獲得することができました。本当にありがとうございました。

詳しい大会報告は後ほどアップさせていただきます。ますは、速報ということで…。

遠征報告

2008-10-06 16:26:13 | イベント
ワールドカップ戦に向けての長良川遠征、5日目です。
本日は中休み、午後はOFFにして、温泉に来ています。
午前中はダウンリバーのタイムトライアル、昨日からの雨で水位が上がった長良川でした。タイムはまずまず。比較するものがないのが残念ですが、次につながる手応えありました。
雨が降るまでとは、うってかわって下りやすい水量です。昨日までは水が少なく、岩をよけてのライン取りで、苦労しました。レース期間もこの水量であればいいのですが…。自然が相手なのでわかりません。
川の水位、天候などは私たちがコントロールできるものではなく、自然で活動する上ではその状況に対応していく順応性、対応力が必要だなと改めて実感。
しかし、一年前と比べると皆の反応の早さ、パドリングのレベルが上げっているのが感じます。

この調子でコンディションを整え、大会に臨みたいです!(Saori)