この春、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した長編小説「蜜蜂と遠雷」を原作とするミュージカルが上演されました。
その土地のオーケストラとコラボしながら、各地をツアーする形式で、福岡公演は「博多座」と「九州交響楽団」とのコラボで開催されると知りました。どんなストーリーかも全く知らなかったのですが「最高の音楽と最高の舞台で最高の物語が演じられるのだから、素晴らしいものが見られるに違いない」とチケットを申し込み「初博多座」での「初九響」を楽しみにしていました。
また、この舞台は、九州交響楽団が博多座に初登場する事でも注目されており、博多座さんと九響さんにとっても記念すべき公演でありました。
ところが、コロナの関係で会社から「不要不急の外出自粛」の要請が出て、泣く泣くチケットを手放すことに… しかし「博多座チャンネル」様が、当日の映像の一部を公開して下さっている事を知りました
Symphony music drama "Mitsubachi to Enrai" at HAKATAZA THEATER<For JLODlive>【シンフォニー音楽劇「蜜蜂と遠雷」】
バックで演奏されているのは九州交響楽団ですが、主役の中山優馬さんはピアノ未経験だったとの事(逆の意味ですごいです)。ちなみに、音楽監督&指揮を務めているのは千住明さん。ピアノを弾いている女性はヒグチアイさん。
この映像だけでも素晴らしい舞台だった事が伝わってきます。音楽を愛する人々への賛歌という感じでしょうか。このような舞台が、これからも開催されるといいな、と思います