以前にも記事にしたことがあったのだが、2年前からストーリーを作って一部脱稿済みの「Crystal Ball」は、処女作「となりのロクさん」がモチーフになっている。
当時、10代の私には、到底まとめられるテーマではなく「なんだかよくわからない話」なのだが、これをまとめたい。いつか!という思いに拘っている。
昨日の夜、思い立って昔のキャラ絵と今のキャラ絵を描き出した。
禄郎は翔に。陽子は陽(あかり)に。
2人の関係性は、ただの幼馴染から兄妹の様に育ったイトコ同士に。
共通点は、男性キャラが天才的頭脳を持ちながら、やりたいことがない。禄郎はフリーターで翔は引きこもり。
女性キャラは、やりたいことがあるのに出来ない環境の陽子。やらねばならないことがあるのに資質が欠けている陽。
歳をとった分、テーマの大きさが見えてきて「Crystal Ball」は、とんでもない長編になった。
100以上の短編を組み合わせた3部作。
「Double Life」が終わったら、死ぬまでに終わらせるつもりで描き始める。
翔、陽、葵の三角関係から始まって、現実世界と神の国を行き来する。
教訓的な短編が多く、血生臭く、普通の人生の素晴らしさと醜さを持った話。
3部にまとめる作業は未だ。漫画で描けない分は、文章とイラストで。
高い頭脳を持ってるのに下衆な本質の翔。やりたくもない本家の神社の神主になる彼。
凡人の努力で医者になる葵。大人しい性格に見えて諦めが悪く執念深い。
綺麗だけど頭が悪い陽。子供が好きで家事完璧。15歳から葵と付き合って普通の暮らしをするのが夢。夢は葵のお嫁さん。でも、彼女には、したいことをする自由なんてない宿命が。
昔のキャラと今のキャラを今日仕上げます。