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3ブドウ畑は俺たちが守る!1000羽を越えるアヒルたちが警備隊たちが群れをなして大活躍(南アフリカ)

2016年10月20日 | ニュース

 

 南アフリカのステレンボッシュ郊外にて、ブドウの栽培からワインづくりまでを一貫して行う Vergenoegdワインエステートでは、農薬などの化学物質を使用せず、環境に優しい害虫駆除法を採用し、環境保護機関から賞賛を獲得している。

 その駆除法とは1000羽を超えるアヒルの群れたちにブドウ園のカタツムリやナメクジを食べていただくというものだ。

 毎日行われるアヒルたちの駆除は、「ダックパレード」というイベントにもなっており、来訪者は出勤時間になると一斉にブドウにむかって駆けていくアヒルの駆除班を見ることができるという。

Watch 1000 ducks waddle to work on wine farm

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 アヒルの調教師が笛を吹いて白い旗を降ると、1000羽を超えるアヒルの群れがブドウ園に向かって駆け出していく

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 アヒルたちにとっては毎日行われる出勤時間の合図であり、観客にとっては彼らのパレード開始の合図でもある。

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 インディアンランナーという品種の1000羽を超えるアヒルの駆除班が、農園を駆け抜けながら害虫たちを平らげてゆく。ダックパレードというよりはマラソンに近い形で行われる彼らの害虫駆除は、ほぼ毎日行われている。

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 このワイン農園は化学物質を極力抑え、環境への影響を軽減し、多様性を助ける取り組みを行う農園として環境保護機関から賞賛を獲得している。

 これはランナーのアヒルも訪問客も楽しみにしているイベントだ。ちなみに農園では飼育中のアヒルの様子も見学できるようになっている。

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 農園がこうした駆除法を始めたのは今からおよそ30年ほど前のことだ。1820年からここのオーナーとして経営していたジョン・フォーレ一家は、1984年に農園の害虫駆除目的でインドネシア原産の卵用品種であるインディアンランナーというアヒルを6羽輸入した。そして繁殖で十分育ったアヒルたちに仕事を教えたことがきっかけだという。

 インディアンランナーというアヒルは高い産卵率で知られる卵用の品種で、細身でペンギンのように直立する性質からアジアで何世紀にもわたって害虫駆除に使われている。彼らは飛ぶことはできないがランナーという名のとおり、歩くより走るのが得意で、スリムな体はブドウ園に並ぶブドウのすき間を通るのにうってつけというアヒルなのだ。

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 この農園の広報によると、現在のオーナーはあるドイツ人になったが、アヒルたちの害虫駆除はそのまま続いている。アヒルたちにかかる費用は年間で平均約23万円。そのコストは農薬を使った従来の方法よりもはるかに高いという。しかし彼らを使った害虫駆除は農薬よりも環境破壊をせずに続けていくことができるのだ。

 農薬による害虫駆除は、その化学物質が土壌に吸収されブドウの木の成長に影響を及ぼす。アヒルを使えば彼らがブドウ園の土を肥やしながら、カタツムリやその卵を食べてくれるのだ。

 アヒルと共に仕事をして3年になる調教師のDenzilマシスさんは、以前より生き物に愛着を持つようになったという。以前はカモやアヒルを食べていたもの、ずっとこのアヒルたちと一緒に働いていると食べる気が失せてしまい、今では好きなものではなくなったそうだ。

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 このアヒルたちは今年行われた地域の家禽コンテストでも優勝を果たし、健康で美しい姿をもつ働き者のアヒルと評価され、飼育用のインディアンランナーの健康と福祉を推進するインディアンランナーダック協会からも信頼を得ている。

 この農園は自主的に化学物質の使用を控え、園内環境だけでなく、近隣への影響をも最小限に抑えるよう努めている。この取り組みの効果は確実に出ており、特に農園に隣接する湿地のサギやウミワシなどの大型猛禽類を含む動植物の多様性を向上させていることから、世界自然保護基金の多様性認証を受けているという。

via:lostateminorvergenoegdnbcnews・translated D/ edited by parumo

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