カラーコピー機で作った偽1万円札を使用したとして、愛知県警中村署は9日、通貨偽造などの疑いで、名古屋市中川区中島新町、無職、岡田直樹容疑者(34)を逮捕した。
同署によると、同市中村区のラーメン店が平成26年5月に、客の忘れ物として届けたスーツのポケットの中から、偽造したとみられる1万円札10枚を発見。一緒に入っていた身分証から岡田容疑者を割り出した。
スーツを受け取りに来たところで事情を聴くと「外国人にもらった」と容疑を否認。約2年間かけて同署が偽札の使用先やコピー機を割り出し、鑑定結果を突き付けると、容疑を認めたという。
逮捕容疑は26年1月ごろ、当時の勤務先のコピー機で1万円札を複写して偽造、出張で訪れた新潟県内で使用したとしている。
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