~Words~

心に宿る言葉たち

尊敬する人

2012-03-15 | essay

尊敬する人。。Bob dylan...て言うと思うでしょ?

ちゃうちゃう。。そんな話じゃなくてなんだか 今月は 再会月みたいで 

「懐かし」「懐かし」の連続で 生活していたら ふと こんな事を思い出してしまったんです。

 

長男を妊娠した時の話。。。

アホでマヌケな私は ある日 凄く具合が悪くて 朝起きた。

昔は よく 風邪ひくし 胃腸も少し弱かったし 頭痛もたまに出るし。。の人だったので

その日も「まー又風邪でも引いたかな?」くらいですませて 安静にしておったのだけど

薬を飲んでも 何しても 一向に良くならない。終いには病院行って レントゲンまで撮って。。

それでも 異常なし。 そんだけして やっと気づいた。「もしや妊娠?」

慌てて産婦人科行くと もちろん100% そうでした。

しかし、薬は飲んでるわ レントゲンは撮ってるわ。で・・・。

産婦人科 何軒回ったやろか? どこへ行けども答えは同じ

「薬飲んで レントゲン撮ったんですけれども」

そう言うと 決まってこう帰ってきた。

「産むのは自由ですけど ここでは保証できませんよ」

そりゃ 途方にくれましたよ はっきり言って まだ 籍入れてなかったし 25歳でしたし・・・。

やっぱ 今回は 諦めるべきかな・・・て。

でも そんな中 一人だけ 居たんですよ。 光そのものみたいな先生が。

そこで 私は他の産婦人科に言ったように呟くと先生は

「あーそうね。それで?」

「それであなたはどうしたいの?」

私が産みたいです!と言うと また すかさず

「じゃあ 自信を持って産みなさい!大丈夫!」 

 

その時 私は 初めて 我に帰ったような気がしてそれと同時に

どれだけの安心感に包まれたか・・・。

 

保証すると言われたわけではない もしかしたら 奇形児が生まれるかもしれない

そんな中でも 「じゃあ 自信を持って産みなさい!大丈夫!」 は そんな私の不安を

跳ね除けてしまった。

あー私も こんな人になりたい。そんな新しい風が吹いた瞬間でした。

 

そんな想いが功を奏してか 長男 は9ヶ月で生まれたものの 

院長もびっくりの元気な男の子でした。

 

未熟児でもなく 足の裏に私の旧姓「友永ベビー」とデッカク書かれて 手足バタバタ

させていた子も もう23歳 。違う意味で手足バタバタさせてますけども(笑)

 

その院長は もう 引退されて 息子さんが 継がれていますけど

最後は 自分で決めろ!

それを教えてくれた 私の歴史の中に残る尊敬する人です。

 

以上 今日は少し 長くなちゃったよ!な。。。更新でした。

 

そうそう。 そう言えば 妊娠7か8 ヶ月ころにこのメンバーでライヴしたよね。

どーりで どっか ファンキーやもんな 長男(笑)