~Words~

心に宿る言葉たち

たんぽぽの家から。。

2006-11-20 | Live

今年の夏に出会ったドラマーの宮口氏から私の20年来の知人である
中西氏の名前が出てくるとは思いもよらなかった。
勿論、この狭い片田舎の佐賀で何年もの間出会わない方が不自然な気もするが・・・

中西氏とは20数年前に『わたぼうし』を通して知り合って一緒に活動してた
お父さん的存在というか(怒られそうなんで。。やっぱ)お兄さん的存在というか・・
わたぼうしの活動が終わってしまった後も他の音楽祭などで何度か偶然にも
再会するそんな閏年みたいな関係である。(笑)

宮口氏を通じ中西氏を通じ。。
18日のコンサートはそんな意外な所から参加する事になった。


変に気負いする事もなく妙に安心感のある山小屋風の造りの『たんぽぽの家』
30帖(?)ほどのスペースに入れ替わり、立ち替わりどれくらいの人が訪れただろうか?わたぼうしの歌あり、フォークあり、ロックあり、
ブルースありのとてもアットホームなコンサートだった。


そんな中で私も、例のごとく(?)気の利いた自己紹介もMCも
あまりしないまま持ち時間20分くらいのうたを前半、後半2回うたわせて頂いた。
何十年ぶりかの懐かしい顔がちらほら見える。
こっぱずかしいやら、懐かしいやらで。。まるで同窓会のようだった。

何十年もうたっててこんな事を言うのは変なのだけど、そしてこのブログに書くのも
初めてだと思うが。私は人前に出る事が大の苦手なのだ。
気を許せば、出きれば人の後を着いて行きたいと流れてしまう。
それでも、音楽を通して止めずにこれまで来たのは、やはり、どこかでまだ
変わりたいという欲望があるからだろうと思う。

僕は額に 流れる汗に
生きる喜び 感じるのです

明るい僕に 気がつきますか
同じ時間[トキ]を生きる 二人

ここでめぐり会えた 二人
 共に生きてください
それだけで過去[マエ]とは違う
いまここで 僕を知らなくても
あなたの心に 素直になってください
そこから二人の絆ができるのだから

『絆』というわたぼうしのテーマソングである曲はボランティア時代に随分
うたわせて頂いた。私はこの曲の歌詞の2番が大好きでいつも同じ所で
『うぅ~』ときてしまうのである。
~いまここで僕を知らなくても~その一行の歌詞に今も勇気を貰っている。

人と触れ合うと言う事は素敵な事だ。
若者、おじさんが頑張っているのにおばはんが頑張らんでどうする!
体力的には落ちたものの、
そんな気持ちがまだどこかで残っている事を感じながら・・・
これからも、そこいら辺を大切にうたっていこうと思ったこの日だった。

PS:この施設の船津先生はじめ、皆々さま。。
素敵なコンサートに呼んでいただきどうもありがとうございました。
又、参加させてくださいね!


意識

2006-11-14 | essay
       ~東の国から北の空を~


あの人達は気が狂っている と思っていた

街路に横たえる人を ゴミくずを見るように 通りすぎる

杖をついた一本足の子供が

朝早くから食べ物を探す

少し 笑みを浮かべ まるで将軍のような笑みを

あの国はきっと気が狂っているにちがいない・・・

だが この国はどうだ

焼け野原の土壌で

核の恐ろしさを知り

死骸の山の不気味さを知り

こんな未来を作るために

散った勇敢な戦士のむなしさを知り・・・


何もできない東の国から

ただ北の空を見て 思うのだ

今日の空より

あの日の空が

よほど 確かだったじゃないか・・・


雑踏のマーチ

2006-11-14 | words


ちょっと。。時間があったので、
タマタマじゃない又々行進じゃなく。。更新。。!!

                                                

自問自答するのだ

嫌われ者を嫌いと呼ぶ時に

その人間の全てが嫌いという事ではない

その人間の言葉が嫌いという事ではない

むしろ その腐敗した奢り高ぶったプライドを

大事に抱えている やせ細った栄養の行き渡らない

気持ちに腹が立つ


自問自答するのだ

愛する人を好きだと呼ぶ時に

その人の全てが好きと言う事ではない

その人の言葉を全部受け入れたいわけではない

むしろ その逆

その鼻にかかった様な声

少し癖のある笑い方

いつも 用もなく頭を掻く仕草

そんなものをかき集めた所に

小さく気持ちが居座っている


自問自答するのだ

まだ 全てを認めるには早すぎる


空っぽの煌き

2006-11-05 | words


忙しさの中に在る時、ふっと力が抜ける瞬間がある。

それは何物にも変えがたい素敵な一瞬である。

今年、最後の日曜日の休日。。

今日は懸命にふわふわと過ごす事としよう・・・っと^^

 

 

空を見ていたんだ

空を突き抜けて進む

風を見ていたんだ

風は光をつれてきたんだ

光はここで立ち止まったんだ

やがて光は二つに分かれて

この地上で

違う役割を司る事になったんだ



何故 愛についての

思いに深けるのか

何故 宇宙の事が

こんなに気になるのか

何故 遠いのに近い存在なのか・・・


言葉を越えたヒカリが

心に映った―――


きみは私であり

私はきみ・・・



私たちは ツインソウル