今年の夏に出会ったドラマーの宮口氏から私の20年来の知人である
中西氏の名前が出てくるとは思いもよらなかった。
勿論、この狭い片田舎の佐賀で何年もの間出会わない方が不自然な気もするが・・・
中西氏とは20数年前に『わたぼうし』を通して知り合って一緒に活動してた
お父さん的存在というか(怒られそうなんで。。やっぱ)お兄さん的存在というか・・
わたぼうしの活動が終わってしまった後も他の音楽祭などで何度か偶然にも
再会するそんな閏年みたいな関係である。(笑)
宮口氏を通じ中西氏を通じ。。
18日のコンサートはそんな意外な所から参加する事になった。
変に気負いする事もなく妙に安心感のある山小屋風の造りの『たんぽぽの家』
30帖(?)ほどのスペースに入れ替わり、立ち替わりどれくらいの人が訪れただろうか?わたぼうしの歌あり、フォークあり、ロックあり、
ブルースありのとてもアットホームなコンサートだった。
そんな中で私も、例のごとく(?)気の利いた自己紹介もMCも
あまりしないまま持ち時間20分くらいのうたを前半、後半2回うたわせて頂いた。
何十年ぶりかの懐かしい顔がちらほら見える。
こっぱずかしいやら、懐かしいやらで。。まるで同窓会のようだった。
何十年もうたっててこんな事を言うのは変なのだけど、そしてこのブログに書くのも
初めてだと思うが。私は人前に出る事が大の苦手なのだ。
気を許せば、出きれば人の後を着いて行きたいと流れてしまう。
それでも、音楽を通して止めずにこれまで来たのは、やはり、どこかでまだ
変わりたいという欲望があるからだろうと思う。
僕は額に 流れる汗に
生きる喜び 感じるのです
明るい僕に 気がつきますか
同じ時間[トキ]を生きる 二人
ここでめぐり会えた 二人
共に生きてください
それだけで過去[マエ]とは違う
いまここで 僕を知らなくても
あなたの心に 素直になってください
そこから二人の絆ができるのだから
『絆』というわたぼうしのテーマソングである曲はボランティア時代に随分
うたわせて頂いた。私はこの曲の歌詞の2番が大好きでいつも同じ所で
『うぅ~』ときてしまうのである。
~いまここで僕を知らなくても~その一行の歌詞に今も勇気を貰っている。
人と触れ合うと言う事は素敵な事だ。
若者、おじさんが頑張っているのにおばはんが頑張らんでどうする!
体力的には落ちたものの、
そんな気持ちがまだどこかで残っている事を感じながら・・・
これからも、そこいら辺を大切にうたっていこうと思ったこの日だった。
PS:この施設の船津先生はじめ、皆々さま。。
素敵なコンサートに呼んでいただきどうもありがとうございました。
又、参加させてくださいね!