2018年7月6日。豪雨
街中が海と化してる雨の中の雨
仕事終わりに近い夕方、イベント決行と言うこと
が分かった。
わたしたちの何番目かのユニット"台湾ドジョ
ウ"のさみちゃん。サクマさんから"佐賀まで辿り
着けない"と連絡が入った。
そりゃそうだ、道路は今や海。水上バイクかボー
ドで丁度いいくらいの浸水。
まー今日は仕方ないさ。今日は諦めてまた
仕切り直ししましょー♪
。。と約束して連絡終了。
私も仕事終わって速攻、現場へ向かうも
あんなに神社が遠くに感じたのは初めての出来事
着くまでに七つの海を超えて行きました(笑)
つとむくんは普通ーに唐揚げを売っている。
平常心。。す、す、凄い!
「キーボードは?」
「雨酷かったけん、旦那が持って来てくれる
て」
。。と言ったものの待てども待てども
来ない。。
来たのは1本の電話。。
「まだ、武雄から出られし、浸水で佐賀までいけん。さっき一瞬車浮いたし〜😹」
浮いた?恐ろしい〜
分かった。もう来なくていいから。
しかし、ピアノは来て欲しい(笑)
ほんとこんな心境(笑)
さー。どーする?
さみちゃんたちもいない。ピアノもない
漫談でもする?(笑)
この雨の中お客さんも底々入っている
「カラオケ歌う?」
つとむくんが気を使ってそんなことを言ってくれ
たが、首を縦に振らない私にそれ以上進めること
もなかった。
ん?三番手のゲストひさしさん。
「そうだ!ひさしさん・・💡」
セイちゃんとひさしさんのユニットのことを
思い出した。
これがダメなら漫談だ(笑)
10分くらい現場を離れて戻って来たときには
ひさしさんは到着して、つとむくんが気を利かせ
て話してくれてた。
そして、いきなりのリハ込みのステージ。。
久「んで、なんば歌うと?」
私「ブルハの青空!」
久「あ。それならできるね♪それで後一曲は?」
私「青空だけ」
久「あ。あれ歌えるやろ?スイートメモリー」
私「ユニット名は?」
久「北京ダック!」
マイクで、こんな会話を拾いながら
いつの間にやら流れ出したひさしギターで
歌いあげるスイートメモリーが涙出るくらい
気持ちいいこと気持ちいいこと♪
次いでセイちゃんキーで歌いあげる青空の
気持ちいいこと気持ちいいこと♪
土壇場の救世主のおかげでなんともドキドキの
伝説のライブが終了。
ひさしさんに拍手👏つとむくんに拍手👏
そして、暖かい拍手をくれたお客さんに拍手👏
こんな非常事態に頑張って頑張って助けてくれて
る全ての人々に拍手👏
青空はきっとあなたの笑顔を待っている