~Words~

心に宿る言葉たち

トノバン

2024-07-21 | essay
佐賀市の中心街には、もう映画館はない。
無いのだけれど、一度閉店となった映画館を活用しようと復活したのが街の小さな映画館「シアターCIEMA」
もちろん、全国ロードショーなる作品の上映はしない。
その代わり、ここでしか見れないようなお宝映画が毎日1回ずつ何本か上映される。

私の職場からチャリでそう遠くない場所にあるその映画館。たまたま昼休みに通りかかった時に入り口に貼ってあったポスターが目に飛び込んできた。それが今日見に行った「トノバン」
そろそろ加藤和彦を語ろうか。という副題に、これは見に行かないと!と私の中の私が囁いてくれたので😸

久々鑑賞





ちなみにトノバンとは、加藤さんが
若かりし頃ドノヴァンのcoverをしてた事からきてるらしい。


加藤さんを取り巻く音楽仲間や関係者が、ただ淡々と本人の音楽を在り方を語ると言うドキュメンタリーなのだけど、

本当にピュアな音楽人だったんだろうなと
生き方ほとんどを音楽に宿して暮らしていたんだろうなと。
そして、愛されていたんだろうなと。

そんな加藤さんの生い立ちを辿るように映画が進んで行くに連れて

見てるドキュメンタリーと被るようにまた違う"加藤和彦"と言う別の映画が

私の中で勝手に流れ出したりして。。

やっぱ素晴らしい音楽人だったんだなーと確信した。

斬新さ。ピュアさ。熱さ。。

私も忘れないように⭐️

本当に良い映画見させて頂きました。

皆さんも機会があれば是非とも♪