国民皆貧論 高田保馬 大河内一男

"貧者必勝"

http://wwwsoc.nii.ac.jp/sssp/112taikai/F1-1Sugita.pdf
「少子化問題と社会政策－ミュルダールと高田保馬－」
28 高田保馬『人口と貧乏』日本論評社，1927年, 102頁。
29 高田保馬『貧者必勝』千倉書房，1934年，73－74頁。
30 日本の社会政策研究において著しい影響を及ぼしてきたとされる大河内一男は，高田の「国民皆貧論」を「戦時生産力増強のための非合理的な精神主義」であって，現実性がないと否定し，戦時統制経済期，国力増強，生産性の向上には，労働者の高賃金・高能率・生活安定こそが大事であると主張した。また，社会政策の学的性質についても論争がなされている。高田が社会政策を「平等に向かう政策」であり，「階級的懸隔の短縮を目ざす政策」と主張したのに対し，大河内は「労働力の確保と培養のための労働者政策」であると主張した。（二人の論争は，大河内一男『社会政策論の史的展開』有斐閣，1972年, 及び高田保馬『経済学論』有斐閣，1947年，に収められている。）

労働力の保全　培養　→
http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/44f770ee6f4cf58feaeee5715dbcf02b
労働者階級の再生産。労働力の保全または培養。Real lifeの再生産。
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大河内一男　「働く」人間　有用　アダムスミス
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労働力の保全または培養

高田保馬　大河内一男