河宮信郎らがいうQWERTYの「不合理」は,ネットワークしがらみ効果はおいといて 現世スタンドアロン個人へのご利益加減で
ここでいう ネットワークしがらみ効果とは、現下キーボードの場合、
過去に しばらくの間張られていた テレックスだかテレタイプだかからの縛りも ASCII の制定以来 原理的には 解けている はず。
あれれ? ところで、AZERTY国やQZERTY国でのテレックスだかテレタイプだかは どのようなキーボードを使っていたのか。QWERTYか?確か、エニグマは QWERTYだったような、、
河宮信郎らの論文を見る限り、「不合理」の内実に関しての言及は
現在 ホームローとされているアルファベットキー中段に 頻出文字である母音の多くが 配置されていないことを述べた abstractにある
ここでいう ネットワークしがらみ効果とは、現下キーボードの場合、
- 公共図書館等に備え付けのキーボードは たいがい旧JIS-QWERTY。
- 職場のそなえつけキーボードもQWERTY。
- ノートパソコン 買えば QWERTY。
- ショートカットキーのキー割付も QWERTY前提。
- (そして河宮らが取り上げる重大なしがらみとして)既得技能であるQWERTY熟練からの移行経過時に ある程度被らざるで得ないであろう入力速度減退期間による不利益の大きさ。
- 現行 QWERTYで統一して導入しといたほうが いろいろと低コスト。
過去に しばらくの間張られていた テレックスだかテレタイプだかからの縛りも ASCII の制定以来 原理的には 解けている はず。
あれれ? ところで、AZERTY国やQZERTY国でのテレックスだかテレタイプだかは どのようなキーボードを使っていたのか。QWERTYか?確か、エニグマは QWERTYだったような、、
河宮信郎らの論文を見る限り、「不合理」の内実に関しての言及は
現在 ホームローとされているアルファベットキー中段に 頻出文字である母音の多くが 配置されていないことを述べた abstractにある
As is well-known, the usual "QWERTY" keyboard comprises a fundamental irrationality in that the most frequently typed letters like "E, R, T, U, I, O" etc. are not on the "home row" while rarely used codes like ";" or ":" are on the "home row".QWERTY配列にある 現世におけるホームローの観点から見た「不合理」 - 葉仮名raycy - KliologY:
現行の「QWERTY 配列」(図1.1) は英文タイプのキーボードを踏襲したもので, 文字の使用頻度と整合しない不合理なものである(安岡・安岡, 2008)。このことは周知であるが, (pp.165-166)
… 通常上から3 段目はホームポジションと呼ばれ, タッチタイピングをする場合に右手と左手の親指以外の8 本の指が置かれる位置である。そのため, その段にあるキーを入力する手間は(指の移動が不要であることから) 低いと考えられる。よく知られているように,E, R, T, I, O のような文字は英語においてよく用いられる。これらはQWERTY 配列ではホームポジションにないのに対し, ASERTY 配列ではこれらはみな, A とS というよく用いられる文字と共にホームポジションに配置されている。したがって, 入力コストの低減が期待できる。 (pp.166-167)
丹羽敏行・河宮信郎・白井英俊「キーボードの文字配列の改良研究」(中京大学現代社会学部紀要、第5巻、第2号 (2012年3月)、pp.165-183)