左から田母神俊雄氏、安倍晋三内閣総理大臣、真正右翼として知られる稲田朋美自民党政調会長の揃い踏み。自民党総裁選安倍晋三カフェスタトーク(2012年9月19日)で田母神人気に頼った安倍晋三氏。
稲田氏については
安倍自民党政権がヘイトスピーチ社会を作っている。安倍・麻生・伊吹・下村・高市・新藤・稲田・萩生田。
川崎中1殺害事件 稲田朋美政調会長「少年法改正を検討する」 こんな時、私たち大人は冷静になりましょうよ
アベノリスク3 安倍政権は女性の輝きを奪う 麻生太郎 高市早苗 山谷えり子 稲田朋子 下村博文等閣僚妄言録
アベノリスク5 ネトウヨ・ネオナチと化して、人が憎しみ合うヘイト社会を創る安倍極右政権
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常に嗤われている田母神俊雄氏の話でも、これは笑い事ではないのですが、2015年4月19日、元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、自身のツイッター上で
沖縄県知事翁長氏の娘さんは中国の北京大学に留学後、上海の政府機関で働く中国人男性と結婚。その男性は中国共産党・太子党幹部の子息だそうです。翁長氏の普天間基地の辺野古移転反対もこれだと理解できますね。
と発信しました。このツイートは、現在に至るまで1200件以上のリツイートで拡散されています。
そのツイートは以下のように、根拠として元海上自衛官のある保守系言論人の動画が添付されていて、その動画に登場する人物がしゃべっている内容をツイッターで紹介した形になっているのです。
ところがこの内容は、真っ赤な嘘でした。
これに先立つこと4月17日発行の週刊ポストでは、末尾で全文紹介するように、翁長氏の娘は「結婚も留学もしていない」と否定されているのです。安倍政権 「翁長沖縄知事は中国の手先」との情報工作進める
つまり、田母神氏はすでにデマだとわかっていることを、あらためてツイートしたことになります。なんとか翁長知事の足を引っ張りたいという謀略ですね。
これに対してはツイッター上でも非難の嵐になっているのですが、この人は絶対にツイートを削除したりしないのです。
これはほんとうです。
さて、この田母神俊雄氏は自衛隊の元航空幕僚長です。田母神氏とはどういう人物か。ウィキペディアから引用すると
田母神は、2008年10月31日、アパグループ主催の第1回『「真の近現代史観」懸賞論文』[38]に応募した「日本は侵略国家であったのか」[39]が最優秀藤誠志賞を受賞。「我が国はコミンテルンに動かされた蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「張作霖列車爆破事件も(中略)少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。コミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている」(中略)とする説を展開した。
(中略)
田母神論文は「大東亜戦争は侵略戦争ではなく、中華民国やアメリカを操ったコミンテルンによる策謀が原因である」と主張する、いわゆる陰謀論であった。マスコミ等で、この論文の主旨が政府見解(村山談話、小泉談話)と異なる歴史認識とされ、それを外部に発表したこと、自衛隊最上層部への申請なく応募したとして、田母神は、浜田靖一防衛大臣から航空幕僚長の職を解かれて航空幕僚監部付となったうえで、60歳定年が適用され、11月3日をもって自衛隊を定年退官する事態となった。
という、トンデモ陰謀論かつ文民統制軽視の人なのです。
東京都知事選で田母神「閣下」を応援する石原慎太郎元都知事
退職後の暴言妄言もすさまじく、私が一番印象に残っているのは、米軍兵による沖縄での犯罪について
2012年10月16日に在日米軍兵士による集団強姦事件が発生。10月20日、自身のツイッターにて「沖縄女性暴行事件でテレビが連日米兵の危険性を訴えるが、この事件が起きたのは朝の4時だそうです。平成7年の女子高生暴行事件も朝の4時だったそうです。朝の4時ごろに街中をうろうろしている女性や女子高生は何をやっていたのでしょうか。でもテレビはこの時間については全く報道しないのです」と投稿。
平成7年の沖縄米兵少女暴行事件の発生時刻は朝4時ではなく夜8時であり、そもそも女子高生ではなく女子小学生である。また、10月16日の事件の時間もテレビで報道されていた。間違った情報の上、被害者に非があるとも取れるこの投稿は「セカンドレイプの上にデマまで流すのか」などと批難が殺到した。田母神は、この件について、弁明も謝罪もしていない[84]。
という一件です。
沖縄米兵集団女性暴行事件と田母神俊雄元航空自衛隊幕僚長ら極右のセカンドレイプ
ことほどさように、田母神という人は沖縄問題については異様なほど執念を燃やして、嘘ばかりついているのですが、他のツイートもひどいものです。
ちなみに暴言ツイートでは同じく有名で、このネトウヨその世界シリーズでも取り上げる予定の百田尚樹氏も、案の定、2014年1月の東京都知事選で田母神氏を応援しました。
田母神氏は元幕僚長で、東京都知事選や衆議院選挙にも出ていますので、単なるネトウヨの範囲にとどまる人ではありませんが、ネトウヨとしても並ぶものなき人ですので、その象徴としていくつかご紹介したいと思います。
まず、お得意のはずの安全保障問題について。
この論理展開にはこちらが惚れ惚れします。
あなたが正しいと言っているから集団的自衛権の行使が間違っていることがわかる。
沖縄の事件にも通じる、女性の人権については。
あんたを愛してくれる女性がいるのかとこちらも聞きたい。
人権問題一般について。
こんな田母神氏に拍手喝さいを送るネトウヨ諸兄は社会的強者ばかりなのだろうか。
まだ記憶に新しい「イスラム国」事件では。
「イスラム国」人質事件でそんなことばっかりに関心があったのは彼だけでしょう。
話は変わって、彼の原発擁護はつとに有名です。
以下のツイートで彼は年236シーベルト(ミリシーベルトじゃないですよ!)の放射線に耐えるどころか、健康にかえって良いという体の持ち主だと判明して、ゴジラか!?と突っ込まれました。
原発と放射線についてはまだまだあります。
そんなに安全なら、あんたら一家が代わりに避難地域で生活しろ。
つづいて、次世代の党から出馬した彼の経済政策。
インフレだけですって(汗)。
さて、そんな次世代の党を代表する大政治家の田母神氏ですが、私がここ数年間に見た一番驚いた世論調査結果は、うちのブログも転載していただいているBLOGOSが2014年12月の総選挙に当たって行ったアンケートの政党支持率でした。
ちなみに一般国民の支持率は0・1%だった次世代の党(もちろん衆院選挙での比例選挙区の当選者はゼロ)。自民党に次ぐ支持を次世代の党が得るというアンケート母集団ってどんなんなんだろう。
これじゃあ、私の転載記事がBLOGOSではいつもケチョンケチョンにけなされるのも仕方ないです。これぞ、ネトウヨマインド。
さて次は見なくても想像できますが、彼の歴史観。
「大東亜戦争は聖戦だったのです。その結果人種平等の世界がきました。」の下りまでくると、何度読んでも意味が全く分かりません。
さて、だからこそなのかBLOGOS読者に熱心に支持される歴史修正主義者の彼は当然、熱狂的な安倍晋三首相支持者です。
まあ、安倍首相自身がフェイスブックで悪名高い「保守速報」というサイトを引用してしまうようなネトウヨとして知られていますからね。
田母神俊雄氏から是非総理大臣へと支持された安倍首相。
安倍首相からNHK経営委員に推挙される百田尚樹氏。
百田尚樹氏から都知事に推薦される田母神俊雄氏。
乾坤一擲の自民党総裁選で田母神氏に応援を頼んだ安倍首相。
ネトウヨの友達の輪って凄いです。
橋下市長と言い、どれだけ暴言を吐いても、右翼なら社会的制裁を受けない世の中になってしまった。
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田母神氏 翁長知事関連ツイートし「デマ」指摘される
- 2015年04月20日 15時26分 提供:アメーバニュース/政治・社会
元航空幕僚長の田母神俊雄氏が沖縄県知事・翁長雄志氏に関する情報についてツイートし、それがデマである、とのツッコミを多数受けている。田母神氏は20日にこうツイートしている。
〈沖縄県知事翁長氏の娘さんは中国の北京大学に留学後、上海の政府機関で働く中国人男性と結婚。その男性は中国共産党・太子党幹部の子息だそうです。翁長氏の普天間基地の辺野古移転反対もこれだと理解できますね。〉
ここでいう「これだと」とは、評論家で元海上自衛官の惠隆之介氏による動画だ。惠氏は、昨年の沖縄県知事選前に公開された「【警告】Xデー:11月16日 沖縄を 中国に渡すな! 日本の運命を決する重大選挙の真相」動画を公開。動画では翁長氏を「左翼代表」と表現。
翁長氏が当選した場合に国が大きなダメージを受けると説明した。翁長氏が中国・福州市の名誉市民であり、反米、反日、親中に徹しているとし、中国のシンボルである「龍柱」を2.8億円かけて作るなど、「着実に中国化を自ら進めています」と説明した。
しかし、この話題は4月13日発売の「週刊ポスト」にてすでに諸々否定されている。「龍注」の目が上海を向いていることや、翁長氏の娘が北京大学に留学・共産党幹部の息子と結婚したことについてはいずれも事実ではない。さらには「名誉市民」についても、歴代の那覇市長と福州市の幹部が「名誉市民」の称号を交換してきた歴史があると説明した。
こうした状況はネットに掲載されたポストの記事でも約3800のRTがされるなど拡散。「デマ」ということで収束しかけたところでの田母神氏のツイート投下。これに対しては「タモガミさん ガセネタはアカンで」や「とっくにデマだと判明してますよ。救いようがないな」と述べた。
そして、パンク音楽家・西村茂樹氏が「デマとは知らずに発信したなら「お馬鹿さん」、分かってて発信したなら「悪質」ですよ、閣下殿」と田母神氏に呼び掛けた。西村氏の一連の「デマ」に関しては、ツイッターのまとめサイトtogetterにて〈西村茂樹さんによる「翁長・沖縄県知事の娘にまつわるデマ」の真相〉としてまとめられた。
「236シーベルト浴びても健康上有益」田母神俊雄氏、人類史上稀に見る放射線耐性を獲得
首相官邸屋上で発見された放射能を示すマーク付きのドローンから、毎時1マイクロシーベルトの放射線量が検出された一方で、池袋駅近くの公園の地表から毎時480マイクロシーベルトの放射線量が検出されるなど、放射線に関する話題が相次ぐ今日このごろ。
放射線量と健康被害について心配する声も上がる昨今ですが、保守論壇の大物として知られる田母神俊雄氏が、人類史上稀に見る放射線耐性を獲得していたことが明らかになりました。
これが田母神氏が2011年10月12日に投稿したツイート。当時世間を騒がせた、世田谷区で検出された毎時2.7マイクロシーベルトの放射線量について、「全く気にする必要はなく、1万倍の放射線でも24時間、365日浴び続けても健康上有益」と断言しています。
なお、毎時2.7マイクロシーベルトの1万倍は、毎時27ミリシーベルト。これは(PDFファイル)福島第一原発事故で避難指示の基準とされた、年間20ミリシーベルトをわずか1時間で超える数字です。
さらに田母神氏は「24時間、365日浴び続けても」としているため、年間トータルの放射線量を計算すると、実に236.52シーベルトに。
確かに1時間あたりの放射線量で考えれば、人間が100%死亡するとされる基準(毎時7シーベルト以上)を大きく下回るとはいえ、トータルの被曝量で考えると、さすがに自分自身の身体で実験してみたいと考える人は少ないと思われます。
にもかかわらず「健康上有益」と断言する田母神氏は、放射線への強い耐性を備えたどころか、強い放射線をむしろ健康増進に利用することができる、人類ひいては生物の革新的存在なのでしょうか。
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自民党の右に柱を立てる――国家や民族を重視する本格的な右派政党として衆院選に臨んだ次世代の党。インターネットで活発に発言する右派勢力などを頼りに、強い保守色を前面に出して戦った。だが、公認48人に対して当選は2人と惨敗。識者からは、保守の理念が先行し、生活に密着した政策に結びつけられなかったとの指摘が出ている。
選挙結果を総括した19日の次世代の党の会議。平沼赳夫党首は、落選議員らを前に「私の力が足らず、心から反省している」と頭を下げた。石原慎太郎最高顧問も「十分な応援ができなかった」と謝罪した。
旧日本維新の会から分裂し、8月に結党した次世代の党は、平沼氏や石原氏ら自民党よりも保守的な理念を掲げる政治家の「オールスターチーム」の様相だった。衆院選では中国批判、慰安婦問題に加え、「根拠がない」との批判を浴びながらも、独自調査をもとに「在日外国人の生活保護受給率は日本人の8倍」などと訴え、「生活保護は日本人に限定」とする社会保障制度の抜本改革も公約に掲げた。
次世代の選挙戦の象徴は、2月の東京都知事選で61万票を獲得した元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏だ。東京12区で公明党の太田昭宏国土交通相にぶつけ、支持母体の創価学会を徹底的に攻撃した。
記者会見で田母神氏は「安倍晋三首相の足を引っ張る公明党を政権から分離させ、自民・次世代の連立政権を作らねば、日本は取り戻せない」と述べ、街頭演説でも徹底した公明党、創価学会批判を続けた。
ネット上で発言する右派の支持を得ようと、積極的なネット戦略も展開した。「子育て犠牲にしてまでなぜ働くのか」「慰安婦問題はでっちあげ」など、「誰もが知らんふりするタブー」を斬るとして、キャラクター「タブーブタ」を一刀両断する動画を制作。動画の再生回数は30万回を超えた。
ツイッターも自民、公明に次ぐ約1万2千フォロワーを獲得。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠前会長が「期日前投票で小選挙区、比例ともに次世代に一票を投じてきました」とツイートするなど、右寄りのネット世論に浸透したようでもあった。
しかし、ふたをあければ、わずか2議席。当選はいずれも強固な地盤を持つ平沼氏(岡山3区)と園田博之氏(熊本4区)のベテラン議員だった。目玉候補の田母神氏も東京12区で約3万9千票にとどまり、4候補中最下位。平沼党首は15日未明の会見で、「急な解散で党の知名度が不足していた」と語った。
■「暮らしに寄り添っていない」
ネット上の右派の民意がなぜ、次世代の得票に結びつかなかったのか。
若手の保守論客で評論家の古谷経衡(つねひら)さんは、次世代が掲げた生活保護受給率のデータなどを挙げて「根拠のない数字だ」と批判。「ネットに閉じこもっている層の受けを狙い、『トンデモ』な話を振り回しても大衆的支持は得られない」と戦略の失敗を挙げる。
その上で「日本の一部の保守は、憲法や歴史認識といった上滑りな天下国家論ばかりで、『左翼の発想』とばかにしてきた庶民の暮らしに寄り添っていない。理念を前面に出す共産党は、福祉や『ブラック企業』告発を掲げて票を伸ばした」と分析する。
また、極右政党が台頭する欧州政治に詳しい佐賀大の畑山敏夫教授(政治学)は、欧州の極右勢力は、失業、犯罪の増加、社会保障財源の逼迫(ひっぱく)といった国民生活に直結するテーマを、移民排除やグローバリズム批判といった政策と結びつけ、国民を守る強い国家の復権を唱えていると指摘。「保守の理念だけでなく、安倍政権の競争、自己責任の新自由主義的な経済政策で、こぼれ落ちた人々を救済する現実的な政策にも目を向けるべきだ」と話している。(秋山惣一郎)
二、事実と評価の区別ができず、自分の評価に
あった事実だけ拾う癖が染み付いているこ と
三、自己矛盾行為に気づけないこと(例えば、反 日が口癖の人間が、むしろ日本の評価を貶 めていることが少なくない等)
四、無知を恥とせず克服する努力もせず、また 自身の論理矛盾、事実誤認も受け入れられ ないこと
五、ネット=真実と考える傾向があること(メデ ィアリテラシーの欠落)
で、その田母神氏を支援する人ら、上と左を間違えて覚えちゃったようですね。
便性粛々、夜顔を洗ってればいいのに。
彼らは盛んに「愛国」ということを仰られるのですが、その愛する国家の中から肝心要の民が抜け落ちている気がするんです。
果たして民を主として考えない国家がどのようなものか実例はありますけどね。
で、
右→左
傷→オメガの小文字→漢字一字
って変えると、少しは笑えますよ。
あ、それから、中国の故事、刻舟求剣、例えが間違ってますから。