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日本の労働者を過労地獄のどん底に叩き込む「残業代ゼロ法案」に関する記事を最近たくさん書いているのですが、どうも読者の反応が薄い感じがします。
前回は、こんな有名経営者の発言ならどうだ!ということで、三木谷浩史楽天会長にも登場してもらったのですが、それほどの大反響とはなりませんでした。
ブラック企業被害対策弁護団の「ブラック法案によろしく」に完敗した!←残業代ゼロ法案のこと。
残業代ゼロの労働基準法「改正」法案 先ほど閣議決定 地獄の窯の蓋がいま開く
「残業代ゼロ」法案 成果に応じて報酬が支払われるとの誤報と誤解→成果を上げても報酬は支払われない!
三木谷浩史楽天会長の超ブラック発言「ベンチャー企業では残業代ゼロどころか労働時間を制限するな」
そこで、今回は皆さん大好きな橋下維新の会の登場ですw
足立康史(やすし)という、最近売出し中の衆議院議員がいます。維新の党の議員で、橋下徹大阪維新の会代表にぞっこん惚れ込んでいる人物で、BLOGOSでもしょっちゅう橋下援護の記事をアップしています。
この足立やすしさんは元経済産業省大臣官房参事官で、「みんなの党」支部長から維新に鞍替えしました。2012年12月の衆院選で大阪9区から維新公認で初当選し、2014年12月の衆院選では選挙区では敗れたが、比例で復活するという、今話題の上西小百合さんとそっくりの経歴を持っています。
いわゆる橋下ベイビーズですね。
実は足立議員と上西議員はこの選挙で運動員がともに逮捕されたということでも共通しています。しかも、足立議員の場合は3人同時に!
橋下徹大阪市長はこの逮捕がつづけさまに起こっているときにあろうことか
「言い訳になるが、運動員を全員管理するのが至難の業だという事実があるのも理解してほしい」
と弁明していますが、運動員がたくさんいたら違法行為を止められないというのでは、選挙違反などの不祥事がなくなるわけがありません。
そして、候補者本人への対応に関しては
「法的な処分に至らなくても、党内処分はしっかりやる」
と繰り返していたのですが、それをしないから、今回の上西議員のようなことが起こったわけで、橋下氏の任命・監督・管理責任は重大です。
「中身はポンコツばっかり『橋下チルドレン』不祥事一覧」全文 週刊新潮 2015/04/16日号
上西だけじゃない橋下維新のトンデモ議員 ひき逃げ、LINEでの中学生恫喝、婚約者へのDV、体罰・セクハラ
前科前歴者がずらっと当選し、総選挙後1週間足らずで4陣営6人が毎日逮捕される日本維新の会
さて、この足立康史衆院議員が2015年3月25日の衆議院厚生労働委員会で、元私設秘書から残業代の支払いを求められ「ふざけるな」と発言したことが話題になっています。
足立氏は、安倍政権が2015年通常国会で労働基準法を改正して導入をめざす、残業代ゼロ法案に賛成の立場から、塩崎恭久・厚生労働相に質問する中で、以下のように述べたのです。
足立康史・衆院議員、元秘書から残業代700万円支払い求められ「ふざけるな」(発言要旨)
足立:年収要件の下限など法律にも文言が入ってくると思いますが、私は職種によってはもっと低くてもいいと思っている。党のコンセンサスはありませんよ。経団連が一時400万円と言っていたのはどうかと思うが、少なくとも今の議論(されている年収水準)は高すぎる。たとえば営業職、営業職というと一般的すぎますね。私たち、秘書がおりますね。公設秘書は基準法の適用除外だそうです。私設秘書は残業代払ってらっしゃいますか?
塩崎:必要に応じて払っております。
足立:これね、普通、模範答弁としては「必要に応じて払う」というのは当たり前ですね。ちょっと私ごとですが、今日は私、覚悟を持って来てましてね。
まず自分のことを申し上げると、私の事務所は私設秘書を抱えてます。
残業代払ってません。あ、まずいですかね。払ってません。
先日、辞めたかつての秘書から、辞任通知兼請求書が来ました。
「残業代払え」と。最高裁まで争うつもりでありますが。
何が言いたいかと言いますと、多分みなさんわかるでしょう。私たちの政治家の事務所、残業代をきっちりと、労働基準法に沿って払えるような態勢かということを今日、問題提起したいと思っていてね。
この通知書にはこう書いてあります。読んでいいのかなあ。まあ、いいですよね。「メールやFacebookを用いた連絡文などの客観的資料に基づき当方で計算したところ、時間外勤務は4500時間を優に超え、700万円のお支払い」と。
ふざけるな!
、と、まあ、思うわけですが、それでぜひ、委員長、これから労働基準法の改正案出てきますね。政務三役がそれぞれ自分のところの労働時間管理をどのようにしていて、割増賃金を払っているのか、払っていないのか。正確に労働基準法を守れているのか。ご答弁できる方はしてください。できない方は後刻、資料で出していただくようお願いしたいと思います。まず三役みなさんにお聞きします。
残業代不払い宣言をした足立康史議員(衆議院インターネット審議中継より)
塩崎:追ってご報告申し上げます。
山本香苗・厚労副大臣:残業が生じるような働き方をしていない人を施設で雇っています。
永岡桂子・厚労副大臣:のちほど調べてご報告いたします。
橋本岳・厚労政務官:追ってご報告とさせていただきたいと思います。
高階恵美子・厚労政務官:調べましてご報告いたします。
足立:おそらくこういう請求書が来るような事務所はうちだけだと思いますが、何人かの議員と一般論として議論したんです。「足立さん、大変やなあ」ということをみんな言ってくれます。実態は、たとえば、メール、電話、Facebook、様々な方法で秘書たちとは連絡を取り合ってます。正直、24時間365日仕事してます。夜中でも起きます。朝でも起きます。そういう中で、秘書だけが労働基準法に沿って残業代を支払うということは私はできません。だからこそ、
労働基準法を直していただくために国会議員になりました。おかしい?
私が文句があるのは労働基準法だけじゃないんですよ。道路交通法。阪神高速走ってごらんなさい。一車残らず違反していますよ。もしそこに掲げられているスピードを守ったら交通事故が起こります。みんなと一緒に走ったら違反してるんですよ。これが道路交通法の一部です。公職選挙法も結局、うちわがどうなったか知りませんが、法文上どう解釈していいかわからない問題がいっぱいあるわけです。そういう中で苦労しながらみんなやってるんだけど、法治国家であれば、道路交通法、公職選挙法、そして何よりも労働基準法については、しっかりまじめにやってる人が守れるような制度、これをつくる必要があると思っていて、そういう意味では今日テーマになっている…
何かシーンとしてますが、大丈夫ですか?
以上です。
この足立やすし議員でも、委員会室の雰囲気がおかしくなっていることに時々気が付くみたいで、
「おかしい?」
とか
「何かシーンとしてますが、大丈夫ですか?」
と尋ねているのがリアルでちょっと笑っちゃうのですが、大丈夫ですか?ってのはこっちが聞きたいです、足立さん。
最後の、
「法治国家であれば、道路交通法、公職選挙法、そして何よりも労働基準法については、しっかりまじめにやってる人が守れるような制度、これをつくる必要がある」
というところも、彼の運動員が選挙違反で捕まっていることを知っていると、何とも言えない味わいがあります。
彼にしてみると、自分が守れないような公職選挙法は、法律の方がおかしいからこれを変えてしまうというわけですね。あなた以外の大抵の人は守ってるんですが。
労働基準法も同じこと。残業代払いたくないから、労基法を守れないから法律を変えてしまう。労働者のために大事な法律だから、他の経営者は守っているのに。
この俺様ぶりはちょっと半端じゃないです。
さすが、橋下ベイビー。ミニ橋下徹の面目躍如と言ったところでしょうか。こんな人たちが衆院労働委員会にいるんだから、残業代ゼロ法案が出てきてしまうわけです。
絶対阻止せねば。
お前がふざけるな!と言いたい。
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維新議員が国会で「残業代を支払え? ふざけるな!」と発言 ネットで「ブラック議員」と批判殺到
維新の党の足立康史衆院議員(49)が3月25日の衆院厚生労働委員会で、「残業代不払い」を正当化する発言をし、ネット上で批判の声が挙がっている。
足立氏は、労働時間ではなく成果で報酬を決める新たな労働制度「高度プロフェッショナル制度」について質問。政府は同制度の2016年4月施行を目指しており、対象者の年収を「1075万円以上」と規定している。
これについて足立氏は「党のコンセンサスはない」としながらも、「職種によってはもっと低くていい。少なくとも今の議論は高すぎる」と主張した。
元秘書から700万円の請求も「最高裁まで争う」
続いて話は、政治家の事務所の労働事情になる。足立氏は「私の事務所は私設秘書を抱えてます。残業代は払っていません」と、自らの違法行為をわざわざ披露。しかも先日辞めた秘書から受任通知兼請求書が来たといい、その内容を読み上げる。
「メールやフェイスブックなどを用いた連絡文などの客観的資料に基づき当方で計算したところ、時間外勤務は4500時間をゆうに超え、700万円(の不払い分を払って欲しい)」
これに対し足立氏は、声を荒げて「ふざけるな!と思うわけです」と反論。払う気はなく、最高裁まで争うつもりだという。
足立氏の事務所では、日夜電話やメールなど様々な方法で秘書と連絡を取っており、もはや労働時間云々の働き方は行われていないというのが、その言い分だ。
「正直私は24時間365日、仕事してます。夜中でも起きます。朝でも起きます。そういう中で秘書だけが労働基準法に沿って残業代を支払うというのはできない。だからこそ、労働基準法を直してもらうために国会議員になった」
労基法は「まじめにやってる人が守れる制度」ではない?
足立議員はまた、道路交通法にも文句があるという。阪神高速道路では「一車残らず違反している。もしスピードを守ったら事故が起きる」と指摘。道交法にせよ労基法にせよ、
「まじめにやってる人が守れるような制度。これを作る必要があると思っている」
と主張した。足立議員は共同通信の取材にも、「労基法は現実に合っておらず、見直しが必要だ」と話したという。
このニュースがネットに流れると、足立氏に対して「ブラック議員」といった批判が相次いだ。共同通信の記事には8000件以上ものツイートが寄せられた。
「いかなる事情があったとしても、それは法律に違反している」
「『法が現実に合ってない』ことは『法を守らなくてもよい』という事を意味しないのだが」
中には、ギリシャ時代の哲学者ソクラテスの名前を上げる人も。ソクラテスは不当な裁判で死刑判決を受けるも「悪法もまた法なり」とこれを受け入れ、自ら潔く毒杯を仰いだことで知られている。法律に不満があるとしても守らなくていけないことに変わりはない、というわけだ。
厚労相「年収要件の引き下げには国会での議論必要」
ほかにも、「問題提起は議会でするべきで不払いじゃブラック企業と同じじゃないか」「その法律をどうにかするのがおまえの仕事だろうに…」という指摘も出ていた。
立法に携わることのできる国会議員なのだから、まずは残業代を払った上で法律改正に動けばいい、ということのようだ。
足立議員は25日の委員会で「残業代不払い」告白の後、高度プロフェッショナル制度の対象者の年収について、現在の1075万円以上から「将来的に引き下げる余地はあるのか」と質問。これに塩崎恭久厚労相は
「今回は年収が平均給与額の3倍相当を上回る水準と法律に書く。水準を下げるには法律を変えないといけないので、国会での議論になる」
と回答していた。
あわせて読みたい:共産党議員が「ブラック研修」を大批判
- 2015年03月26日 13:44
労働基準法は、真面目にやっている人が守れるような制度になっているのか ~維新の会・足立康史議員・質疑書き起こし~
■参照記事
・維新議員、秘書残業代不払い宣言 「労基法は現実に合わない」 - 47News
・「秘書残業代不払い宣言」等との報道に係る補足とお詫び - 足立議員のエントリ
この答弁はどのような文脈の中で、出てきたのだろうか。当該答弁を書き起こしでお伝えする。 足立議員はまず派遣法の問題などについて質問を行った後に、「高度プロフェッショナル制度」、いわゆるホワイトカラー・エグゼンプションについて質問を行った。(可読性を考慮して、一部発言を文章として整えています。)
「残業代ゼロ法案」というのは、あるまじきレッテル
私としては、その呼び名には大変違和感があります。むしろ、時間ではなく能力等に基づいた働き方。そうした新しい働き方は必須だと私は思っています。何故この今、今でもないですね、以前からこれは取り組んできているわけですが、私は出来るだけ早く制度整備していく必要があるテーマだと思っていますが。
「高度プロフェッショナルなんとか」とかいう名前は、私はあまりわかりやすい話じゃないと思いますが、名前はともかくとして、この制度の必要性について簡潔で結構です。ご答弁ください。
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そういう中で賃金も下がって、生活水準も下がっているということで、これを挽回していくためには、やはり様々な産業が、様々な働き方による様々な人たちがいて、初めて様々な能力がいかされていく。それによって、また勝てる日本経済になれるということではないかと思うので。
個人のレベルから行けば、「ワーク・ライフ・バランス」を大事にしながら、働きすぎを是正をし、そして多様なニーズを生かしていく。そういう新しい働き方の選択肢の一つとして、我々「高度プロフェッショナル制度」と言っていますけれども、ユニークな専門性を持った人たちが自由な働き方を出来るようにして、能力を目いっぱい発揮してもらう。こうしたことをきちっとして、今までのような時間規制をしないとしても、別な規制をしっかりかけて、一人一人の働く人の健康や生き方を守っていくと。こういうことで、我々は必ずこれも通していかなきゃいかん言う風に思っておりますので、ご審議をまずいただいて、ご理解をいただければと思います。
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要するに「残業代ゼロ法案」というような、あるまじきレッテル貼りがあって。それによって、結局政府側も政府与党もディフェンシブになりますよね。新聞もあることないこと書きますし。
その攻める方、野党も野党でそういう言い方するし。政府は政府でこれまでも苦労してきたものだから、どうしても「本当はこう思っているんだけれども、まぁちょっと丁寧にやろうか」ということになるわけです。
そうした与野党のやり取りの中で、制度がなかなかスッキリとしないというか、困った妥協の産物が出来上がっていくわけです。私たちはやっぱり 国政を預かる国会議員として、本来の議論というか、本当の話をしっかりと、この委員会の場でしなければいけない。この委員会の場で何言っても大丈夫な訳ですから。そうですよね?。忌憚なく、しっかりやっていきたい。
そこで大臣、残業代の問題というのは、大事だと思っているので、ちょっと正確に通告できていないのですが、可能であれば政務三役の方、どなたでも結構でので是非一つ教えていただきたいことがあります。
というのは、この「高度プロフェッショナル制度」については、年収要件みたいなものが法律にも文言が入っています。年収の下限みたいなものが出来ると思いますが、私は、職種によってはもっと低くてもいいと思っているんですね。党のコンセンサスはありません。ありませんが、個人としては私はもっと低くていいと思っています。
経団連がかつて400万と言っていたのは、どうかなと思います。それは議論があると思いますが、少なくとも今の議論は高すぎると私は思います。ある職種はですよ。例えば 営業職。営業職というと一般的すぎますが、私たち秘書がおりますね。秘書が。公設秘書は、先程、山井先生(※民主党の山井和則議員)に教えていただいたところによると…、言っちゃいけませんね。教えていただいたところによると、公設秘書は基準法の適用除外だということだそうです。しかし、皆さんも私設秘書雇ってらっしゃると思います。残業代払ってらっしゃいますか?大臣どうですか?
塩崎:必要に応じて払っております。
労働基準法を直すために国会議員になった
私事ですが、今日は覚悟をもって来ていまして。まず自分のことを申し上げると。私の事務所は、私設秘書を抱えています。残業代払ってません。
あ、まずいですかね。払っていません。(会場ざわつく)
先日、辞めた、かつての従業員、秘書から受任通知兼請求書が来ました。「残業代払え」と。最高裁まで争うつもりでありますが、何が言いたいかというと、私たちの事務所、政治家の事務所、たぶんみなさんわかるでしょ?残業代をきっちりと、労働基準法にそって、払えるような体制か、ということを私は今日、問題提起したいと思っています。
この通知書には、こう書いてあります。読んでいいのかな。まぁいいですよね。
「メールやFacebookを用いた連絡文のなどの客観的資料に基づき、当方で計算したところ、時間外勤務は4200時間をゆうに超え、700万円を支払え…」
ふざけるな!と思うわけですが。これから労働基準法の改正案出てきます。そこで、委員長、政務三役が、それぞれ自分のところの事務所、労働時間 管理をどのようにしていて、割増賃金を払っているのか、いないのか。正確に労働基準法を守れているのか。これ今日ご答弁できる方はしてください。出来ない方は、後刻資料で出していただくようお願いします。まず政務三役の皆さんどうでしょう。
塩崎:おってご報告申し上げます。
山本副大臣:残業が生じるような働き方をしてない人を私設で雇っています。(会場から「素晴らしい」)
永岡副大臣:調べまして、後程ご報告いたします。
橋本大臣政務官:おってご報告させていただきたいと思います。
高階大臣政務官:調べまして、おってご報告申し上げます。
足立::おそらく、こういう請求書がくるような事務所はうちだけだと思います。ただ、何人かの議員と一般論として議論したんです、この話を。そしたら、結構シンパシーというか「足立さん大変やなぁ」とみんな言ってくれます。
実態は、例えばメール、電話、Facebook、様々な方法で秘書たちとは連絡を取り合っています。正直、 24時間、365日仕事しています。私はしてます。夜中でも起きます。朝でも起きます。そういう中で、秘書だけが労働基準法にそって、残業代を支払うというのは、私は出来ません。
だからこそ、労働基準法を直していただくために国会議員になりました。いいですか。そのために、国会議員になったんですよ。私が、文句があるのは労働基準法だけじゃありません。道路交通法。阪神高速走ってごらんなさい。一車残らず違反していますよ(会場笑)。 もし、そこに掲げられているスピードを守ったら交通事故が起こります。みんなと一緒に走ったら違反しているんですよ。いいですか。これが道路交通法の一部です。公職選挙法も結局うちわがどうなったか知りませんが、法文上、どのように解釈していいかわからない問題がいっぱいあるわけです。
そういう中で、苦労しながら、みんなやっているんだけど、法治国家であれば、道路交通法、公職選挙法、そして何よりも労働基準法については、しっかり真面目にやっている人が守れるような制度、これを作る必要があると思っていて、そういう意味では今日テーマになっている…。なんかシーンとしていますが大丈夫ですか?
経済実態、社会の実態、働き方の実態に即して考えたときに、実現可能な立法をしていくのが国会の責務だと思っています。今日、山井議員が、いろいろとああだこうだと問題があるとおっしゃいました。確かに問題があるとこもあるが、法律違反をしているところを取り上げて、「かわいそうじゃないか」という問題は全く別ですよね。
法律があって、法律を守っていない会社の労働者が苦しんでいる。それはエンフォース(※法を執行すればよい)すればいいわけだから、法律の問題じゃない。私が申し上げているのは、真面目にやっている人が守れないような法律だったら、なおさらいけないですよねという話なんです。山井さんの問題提起と私の問題提起はまったく別の話だということをご理解いただきたい。
また、私は今申し上げたようなことがきっちりできない限り、山井さんがおっしゃっているような、上限規制とかインターバルとか。私は、そういう規制が必要だと思いますが、労働者を守る法律だけが、労働者を守る事項だけが、バーッと制度化されていって。
私は今、事務所の経営者です。経営者が法律を守るのが大変なものがね、野党の「残業代 ゼロ法案」というようなレッテル貼りでマスコミを引っ掻き回してやるようではね、こちらが出来ないなら、こちらだってできないよなというバランスの中で厚生労働行政というのは今あるわけです。
是非、この国会ではもう1回、政務三役の事務所の実態を明らかにしていくことを通じてね。今国会の労働基準法の審議をより有意義なものにしていただきたいと思っています。
で、1千何十万ぐらいでしたか、一応下限みたいなものが議論になっていますが、これ将来的に引き下げる余地はあるとお考えでしょうか?
塩崎:今回の法律では、「年収が平均給与額の3倍を相当程度上回る水準」ということを法律に書きます。実際に今、想定している1,075万円というのは省令に書き込んであります。
したがって、法律に「年収が平均給与額の3倍を相当程度上回る水準」、こういう風に書いてある限りは、1,075万を400万だ、300万だみたいな極端なことを言う方が時々おられますけれども、そういうことは法律を改正しないといけないので、国会での議論になる。こういうことでございます。
足立::ありがとうございます。明快な答弁で。本当に国会の責務は大きいと私も思います。
労働法制、ちょっと微妙な雰囲気が漂っていますが、一旦これで区切りにさせていただいて。委員長、先程政務三役5人の先生方「おって報告する」とおっしゃっていただきました。公設はエグゼクトされているということであれば、私設のスタッフの労働時間管理がどのようにされていて、そして、残業代を残業していれば支払っているだろうし、山本副大臣のように残業してないということであれば、支払っていない。まぁ当たり 前のことですね。
それからいわゆるその労働時間管理の実態、要は勤務表というんですか。そういうものをつけてらっしゃるかどうかも含めて、確認をしていただきたいと。委員長にお願いをします。
………………………
この後、足立議員は医療介護の問題についても質問を行っている。
■関連記事
・「秘書残業代不払い宣言」等との報道に係る補足とお詫び - 足立議員のエントリ
おまかせ民主主義層……はあ。。そうなんですか。それはよくないですよね。まあでもそんなひどいことは政府はやらないのでは。ちょっと大袈裟なんじゃない?
安倍親衛隊層……そんなの関係ねぇ!ってか難しくてようわからん!それより安倍が辞めたら日本を取り戻せなくなるからそっちの方が問題!
新自由主義者層……この議員エエこというやん!どうせ労働者なんて生かさず殺さずがいちばん。たまに死んじゃうけど事故みたいなもん。ってか、なんだこのブログは?こんなブログあるから経済はよくならないんだよ。経営者の好きにやらせてみ
無関心層….
危機意識もってる層……内訳は、もはや諦めてる層と、問題ありと吠えてる層。
反応するのはいちばん最後の方々ですから。例外中の例外ってことになりそうです。
そうだからといって速度制限を撤廃したら、どうなるでしょうか?
きっと交通事故死亡事故が激増するんじゃないかと思うのですけどね。
それに速度制限が無くなれば速度超過の概念が無くなって、交通事故の処理に困るのではないですかね。
たとえ速度制限からはみ出して走っている実態があるにせよ、速度制限があることがそれ以上の速度超過や暴走を抑止する重しになっていると言えるでしょう。
この議員さんの論理に従うなら交通速度制限も撤廃しなければならないと思いますが、それには触れないところがおかしいですね。
たとえ議員秘書だろうと残業代請求されたら払うことは当たり前でしょう。その請求金額が正当なものかどうかはまた別な問題でしょうけどね。
自ら違法行為していることを表明して居直っている人が国会議員とはね。
○それに反して橋下に係わるエントリーにはうんざりするほど批判コメが書き込まれますよね。
○結局理性に訴える事や言論で社会を動かすことは出来ないって事ですよ。
○ヒトラーは理性に訴えるような事はしませんでしたよね。それどころか、理性が鈍る時間帯を選んで演説したそうですよ。
理性に訴えること→テレビ取り上げない。
but
橋下氏に関すること→感情に訴える→テレビとりあげる。
テレビ視聴率上がる→橋下氏もっと感情的な言動する
テレビもっととりあげる→大衆は注目する→
このスパイラルが続いていて、それゆえに、
「時代に流される」ということなのですね。
残業代ゼロ法案の重要性よくわかりました。
橋下ネタも上手に利用するのもいいですね。
企業献金の獲得こそが自助努力のタマモノであって、国営政党ならしめてる政党交付金こそ廃止すべきということになるはずだが、
実際にはこれと真逆のこと言ってる。
ってことは、
自助努力せんでも口開けてりゃ勝手に入ってくる政党交付金は捨てがたい一方、どうせ大した額も期待できない企業献金はなくしても不利にならない、むしろ選挙でアピールとして使えるという計算が働いてんだろな。
○ray 先生は少々エモーショナルにもお見受けしますが、軸足は理性に置いておられますよね。
○理性を核にして情念で包み込むテクニックが必要じゃないんでしょうか。
○何だかちょっと恥ずかしいかも知れませんが、マジメだけだと池上彰さん以上にはなれませんからね。
デザインがわるいと、メッセージもつたわりません。ご一考を。
ならば足立議員は、秘書についてもいつ出勤しいつ退勤しいつ休むのも自由にしてやるべきです。
経営者ってのは勤務時間や出勤日まで自由であるから残業手当も賞与もないわけで。平穏無事なら連絡さえ取れればいい代わり、異常事態の時にはそれこそ寝る間もなく動かなきゃいけないんです。
政治家に企業からの献金は絶対なしにしないとだめです。日本人はこのまま奴隷化しますね。