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これほどの大事件?になるとは私も思っていなかったのですが、
1 今の政治の結果、物価高などからくる生活苦
2 自民党議員が税金を税金とも思っていない態度
にいかに市民が怒っているかを示した証拠なんだろうと思います。
自民党女性局がフランス研修中に撮影したとされる冒頭の写真が猛烈に批判を浴びています。
同局長の松川るい議員が2023年7月27日に、少子高齢化対策などの研修中に撮影したとされるフランス上院のリュクサンブール宮殿内や、エッフェル塔前での記念撮影の写真などを複数投稿し、冒頭のエッフェル塔前で塔をまねたポーズで撮った写真もアップしました。
これが観光旅行の写真なら全く問題ないのですが、仮にも自民党の公式の研修中。
SNS上では「世間の感覚とズレすぎ」「修学旅行にしか見えない」「国民が増税や物価高で困窮しているのに」などの批判が相次ぎました。
自民党では小渕優子組織運動本部長が松川氏を注意した、と言っており、松川議員は7月31日、
「中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っています」
とのコメントを出し、一部の写真を削除しました。
ちなみに、松川るい議員というとミニ杉田水脈というのですか、右翼で品が悪い議員という印象ですが小物は小物なので、検索してみるとうちのブログで取り上げたのはただの1回。
新型コロナ禍が始まった2020年3月2日の参議院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫議員が、新型コロナ対策の専門家会議の見解には学校の一斉休校の記述はない一方で、高齢者の感染リスクを重視していると指摘し、高齢者施設などに対して、イベント自粛や学校の一斉休校と同等の対応をしないのはなぜなのか、と加藤勝信厚労大臣に質問しました。
その際に、自民党の松川るい議員が後ろから
「高齢者は歩かないから」
と大きな声でヤジを飛ばしたんですね。
まあ、安倍晋三政権のコロナ軽視と市民の人権無視と反知性主義と品のなさが象徴的に表れた事件でした。
#自民党女性局🇫🇷研修②
— 松川るい =自民党= (@Matsukawa_Rui) July 27, 2023
フランスの上院はリュクサンブール宮殿なのです。アヴェ上院議員との意見交換の後、上院見学。 pic.twitter.com/YWfU5UYW92
1日目の終わりにエッフェル塔前で記念撮影。 pic.twitter.com/Xg2H3OowVi
— 松川るい =自民党= (@Matsukawa_Rui) July 27, 2023
こういうのはまだ残しているのが反省がポーズだけなのがモロに出ていてなんとも。
さて、このエッフェル塔記念写真問題で火に油を注いだのが松川議員と今井絵理子議員の開き直った弁明。
タレント議員というだけで批判するのは良くないですが、特にそれでなくてもタレントおバカ議員とされ批判の矢面に立ってきた今井絵理子議員が、自民党からの支出=その7割は政党助成金という名の血税だ、という意識が全くないことを露呈して、ますますバカ扱いされました。
自民党などの政党の収入は、献金や党費などの「政治資金」もありますが、共産党以外の各党は国から「政党交付金」を受け取っています。
この政党交付金は、国会議員数や過去の国政選挙の得票数に応じて総務大臣に届け出を行った政党に国から交付されるのですが、2022年には自民党に160億円もの血税が支出されていて、2021年分の政治資金収支報告書によると、収入に占める交付金の割合は7割にも上ります。
つまり、自民党から彼女たちの旅行に出たお金はどんな名目であってもその原資の7割は税金なんですよ。もっと言えば両議員の「自腹」だって議員歳費という血税由来の貴重なお金から出ているわけですが。
海外研修に対して、「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています。
— 今井絵理子 (@Eriko_imai) July 30, 2023
先のベトナム訪問についていえば税金を原資としたお金は1円も支出していません。
逆に、公費で旅費が賄われる委員会視察など、公務での外遊ももちろんあります。
— 今井絵理子 (@Eriko_imai) July 30, 2023
さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います。
また追って活動報告します‼️ pic.twitter.com/OqBU3ShBPK
よく読むと、松川るい女性局長も「旅費は党費と自費で出しています」と、公費じゃない、税金は使っていないと言い切ってしまっています。
【自民党女性局海外研修について】
— 松川るい =自民党= (@Matsukawa_Rui) July 30, 2023
今回の女性局海外研修について、様々なコメント(誤情報も一部あります)をいただいておりますので、ご説明させていただきます。
※長文になりますので、画像にまとめさせていただきました。 pic.twitter.com/bnYwUwCVQ9
今回の自民党女性局の少子高齢化対策や女性活躍を視察するというフランス旅行が今井議員のいうように
「この度の訪仏はとても実りあるもの」
だったかどうかは次の臨時国会でどういう画期的な法案が政府・自民党から出てくるかで判断させてもらいましょう。
しかし、問題は自民党が200億円近い税金から政党交付金を得てそれで活動しているという意識が自民党議員に全くないこと。
そして、なぜ日本共産党だけが政党交付金を受け取っていないかと言えば、ある市民がどういう思想信条を持っているかに関わらず、自分の納めた税金が強制的に各政党に配分される政党交付金制度(例えば私の税金が自国維公=地獄逝こうに使われる)は、憲法が保障する思想良心の自由(19条)に違反して憲法違反だからです。
私は実は共産党には「やせ我慢」をしないでこれまで累積した政党交付金数十年分何百億円を受け取って活動してほしいという気持ちもありますが、とにかく共産党は筋を通して、違憲の制度に与して恩恵を受けることを拒否しているわけですよ。
これに引き換え、そもそも自民党のお金の7割は税金から来ているという意識さえ全くない自民党議員のレベルの低さ、国民代表という意識のなさに、今の自公政治の最悪さの原因があると感じます。
私もSPEED時代はファンでしたよ。タレントに戻ったらええ。
追記 参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
自民党議員は一度やったら楽しくてやめられない。(付録: #自民党女性局 フランス研修のための訪問先提案) (修正部分あり)
これだけ国民から怨嗟の声が上がる、ということを想像もできなかった両議員。
私もあらためていま日本は大変な状況なんだ、市民の苦しみは大変なものなのだと思いました。
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自民女性局のフランス研修写真が物議 SNSに投稿
毎日新聞7/30(日)20:59
松川るい氏がエッフェル塔前で撮影したとされる写真=同氏のSNSより
自民党女性局のフランス研修中に撮影したとされる写真が、インターネット上で物議を醸している。女性局長の松川るい参院議員や今井絵理子参院議員ら38人が7月下旬から訪仏し、エッフェル塔をまねたポーズで撮影した写真をネット交流サービス(SNS)にアップするなどしており、「浮かれすぎ」「社員旅行か」「反感しかない」などの声が多数上がっている。
今井氏は24日、「女性局メンバー38名、無事にフランス到着‼」と投稿し、空港やバス車中で撮影した笑顔の写真などをアップした。
また、松川氏は27日、「フランス研修に来ています。3才からの幼児教育の義務教育化、少子化対策、政治における女性活躍などの課題について、仏国会議員や行政担当者と意見交換させて頂き大変有意義でした」としたうえで「なんと上院はリュクサンブール宮殿(写真は上院議員との意見交換)それにパリの街の美しいこと!」と投稿。さらに同宮殿で今井氏と撮影した写真をアップしている。
さらに松川氏は「大阪の仲間と」と題した投稿で、エッフェル塔前で塔をまねたポーズを取った写真もアップしている。SNS上では「このポーズは何ですか? 涙が出ます 仲間との旅行でしたら自費で行ってください」「そこで、その場所で、そのポーズで 何を視察し、何を得たのか教えてもらえませんか?」などと批判する声が相次いだ。
他にも「世間の一般の人は海外旅行なんかいけない現状を理解して その発信されてるんですかね?」「この写真を、酷暑の中1円でも安いスーパーを探して自転車で走り回る主婦に見せたいのか?」「観光地ばかりではなく、先般暴動が起きた地区を実際に視察するなど移民対策に関する研修をした方が良いのではないか」など疑問の声が相次いでいる。
松川氏は31日、自身のSNSに「私の投稿のせいで、中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております。38名の参加者は、全国の女性局所属の地方議員及び民間人で女性局幹部となっている方々であり国会議員の参加は私含め4人です。費用は党費と各参加者の自腹で捻出しています」と投稿した。【大場伸也】
◆エッフェル塔をバックにポーズ
◆「皆さまの誤解を招いてしまった」と釈明
◆「党費だから税金ではない」とは言えないはず
◆海外視察の成果の「見える化」が求められる
◆デスクメモ
エッフェル塔前でポーズ 自民・松川るい議員のSNS投稿に批判殺到 自民党女性局のフランス研修で…
日テレNEWS7/31(月)19:40
エッフェル塔の前でポーズをとった写真に、現地で食べた食事の写真。自民党議員がフランス研修中に行ったSNSへの投稿に批判が出ています。松川るい参議院議員はエッフェル塔のポーズをした写真を削除しました。
◇
エッフェル塔を背景に頭の上で両手を合わせ、笑顔でポーズ。自民党の松川るい議員が、自身のSNSに投稿した写真です。
7月下旬に自民党女性局のフランス研修中に撮影されたものですが、SNS上では「観光旅行して写真を撮ってるんじゃないんだから」、「豪雨被災地で苦しんでいる人も多いのにどうなってんだよ」、「国民は物価高で大変な時にいい気なもんだ」などと、批判の声が相次いでいます。
3泊5日のフランス研修に参加したのは、4人の国会議員や地方議員など、合わせて38人です。研修に参加した今井絵理子議員のSNSでは、「女性局メンバー38名、無事にフランス到着」と、笑顔で写った空港の写真などを投稿。同じく参加者の広瀬めぐみ議員は、ルーブル美術館前でのピース写真を始め、「今日のお昼」と、現地で食べた食事の写真なども投稿していました。
批判をうけ、自民党女性局長の松川議員は7月31日朝、自身のSNSで、「私のSNS投稿のせいで、中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております」とコメントを出しました。
今回の費用は党費と参加者の自己負担だと説明。研修では少子化対策や政治における女性の活躍などについて、フランスの教育省や議員らと意見交換をしたということです。
さらに、「こうした意見交換などの合間にエッフェル塔に立ち寄って記念写真も撮りました。その事が問題だとは思っておりません」と、研修の合間に記念写真を撮ることは問題ないとの認識を示しました。ただ、「エッフェル塔前の写真の1つは真面目な研修に参加された皆様にまでご迷惑がかかるとした本位(※原文ママ)ではありませんので削除させていただきました」。
これに対して、野党は…
立憲民主党 西村智奈美代表代行
「こういったことが全部同じように、国会議員の海外に行く視察があんな風に浮かれながら行われているんじゃないかと見られることについては、本当に残念ですし、ある意味、迷惑なことだなと」
共産党 吉良佳子議員
「何をアップして、何を発信していくのかっていうのが問われているんだろうなと思うんですね。(私だったら)旅行に来たかのようなSNS、写真を発布することはしないかなと」
SNSの投稿が発端で広まった今回の批判。研修で“何を学んだか”だけではなく、“何をどう発信するか”が問われています。
ネット「まるで社員旅行」、野党「迷惑」――自民女性局“フランス研修”が炎上 物価高、災害級暑さ、大雨被害の中…投稿ナゼ?
日テレNEWS8/1(火)10:45
38人が参加した自民党女性局のフランス研修を巡り、国会議員のSNS投稿に批判が殺到しました。投稿ではエッフェル塔前でのポーズや食事など、楽しげな写真が続々。議員側は「誤解を招いた」と謝罪し、写真を削除。なぜこのような投稿をしたのでしょうか。
■今井絵理子議員も笑顔の写真をSNSにアップ
自民党の松川るい参院議員が、自身のSNSに投稿した写真。フランス・パリのエッフェル塔を背景に、頭の上で両手を合わせる3人の女性が写っています。おそろいのポーズを決め、笑顔を見せています(現在は削除)。
今井絵理子参院議員もSNSで「無事にフランス到着!!」という文章や、笑顔で写った空港での写真などをアップしました。
これらは7月下旬、自民党女性局のフランス研修中に撮影されたものです。3泊5日の日程で、参加したのは4人の国会議員や地方議員など38人です。
■SNS上では「脇の甘さ」指摘する声
同じく参加者の広瀬めぐみ参院議員のSNSには、ルーブル美術館前でのピース写真がありました。さらに「今日のお昼」と絵文字付きで紹介された、現地で食べた食事の数々も投稿されました(現在は削除)。
こうした投稿に、SNS上には「社員旅行かよ浮かれすぎ」「写真を見た有権者にどう思われるかを考えていない証拠」「国民は物価高で大変な時にいい気なもんだ」といった声が。「まるで社員旅行」といった批判など、脇の甘さを指摘する声が相次いでいます。
■女性局長の松川議員は釈明コメント
批判を受け、自民党女性局長の松川議員は7月31日朝、自身のSNSでコメントを出しました。「私のSNS投稿のせいで、中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております」と謝罪しました。
さらに「税金を使っているのでは」との指摘には、今回の費用は党費と参加者の自己負担であると説明しました。研修では少子化対策や、政治における女性の活躍などについて、フランスの教育省や議員らと意見交換をしたということです。
なぜこのような写真を投稿したかについて、松川議員は「フランス文化もパリの街も素晴らしかったという感想を持ち、皆様にそれを伝えたいと思い、投稿しました」と明かしました。
一方で「エッフェル塔前の写真の1つは真面目な研修に参加された皆様にまでご迷惑がかかるとしたら本意ではありませんので、削除させて頂きました」としました。
■野党「視察で浮かれていると見られる」
野党からも批判が上がります。
立憲民主党の西村智奈美代表代行
「こういったことが全部同じように、国会議員の海外に行く視察が、あんなふうに浮かれながら行われているんじゃないかと見られることについては本当に残念ですし、ある意味迷惑なことだなと」
■「国民の理解」得られる視察とは
有働由美子キャスター
「視察は悪いことではありませんし、記念写真を撮るのもどうぞご自由にですが、その写真をSNSに載せる感覚は正直、どうなのかと思います」
「今日本では物価高の中、苦労しながら生活している人たちがいます。災害級の暑さの中、大雨被害の地域で頑張っている人たちがいます。国民にしっかり目を向けて、国民の理解を得られる視察をしてほしいと思います」
(7月31日『news zero』より)
自己負担は「30万円」自民党女性局の“フランス研修”が物議 党内からも苦言「ちょっと浮かれすぎ」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG7/31(月)21:35
自民党議員らによる「フランスへの研修」が物議を醸していることについて、SNS上では「完全に観光旅行」などと批判の声もあがっています。
今回の“研修”費用、負担はどのようになっているのでしょうか。解説です。
国会議員は、30万円を自己負担
日比麻音子キャスター:
7月27日、自民党の松川るい議員は、エッフェル塔の前で、エッフェル塔を真似たポーズをした写真などを、SNSに投稿しました。
SNS上には「研修という名のフランス旅行」だとか、「遊び感丸出し!生活苦で苦しんでいる国民が多くいるんだ!」といった声があがっています。
こういった反応を受けて、松川議員は、「真面目な研修に参加された皆様にまで、ご迷惑がかかるとしたら、本意ではありませんので、削除させていただきました」とSNSでコメントをしています。
そもそも、どういった研修なのかというと、国会議員は、松川るい 参院議員、今井絵理子 参院議員、広瀬めぐみ 参院議員、梶原大介 参院議員、そして地方議員、さらには民間の方を含めて、38人が参加。
女性局では、5年に1回程度、海外での研修を行うということで、今回はフランス。7月下旬に、3泊5日の日程です。
目的は、少子化対策、政治における女性の活躍などの、視察・意見交換をすること。
費用に関して、松川議員の説明によりますと、自民党費、そして、参加者の自腹によって賄っているので、公費は使っていない、と強調しているわけです。
研修に参加した今井議員は「海外研修に対して、公金を使って無駄だという指摘もありますが、無駄な外遊ではありません。旅費についても、党の活動ですから、党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と、公費は使っていないと話しています。
金額を見ていくと、国会議員が自己負担した額は30万円。ただ、これを上回った場合には、党が負担しているということ。
では、自民党の収入はどうなっているのか。党費としては、個人や団体からの寄付であったり、党員から集めた会費であったりが含まれます。
一方で、政党交付金は、税金が主な原資となっています。国から党に交付されるお金で、これが収入全体の約7割を占めています。
SNS上には、「どんな言い訳をしようが、慰安旅行だよ」とか、「党費なら良いとでも?」とか、「あんな写真をSNSにUPする必要はなかっただろうし、せめて政治家らしい写真を使って」といった声があがりました。
TBSスペシャルコメンテーターの星浩 氏も、「負担したのが、党費からなのか、政党交付金からなのかは不明だが、いずれにしても党からの支出。使い方としては好ましくない。観光旅行と批判されても仕方がないのでは」という指摘しています。
自民党幹部はJNNの取材に対して、今回に関しては「政党交付金は使っていない」としています。
野党とチームを組んで行けばいい
ホラン千秋キャスター:
日々の生活が苦しくなっている中で、議員の皆さんが、楽しい雰囲気の写真ばかりに終始してしまうと、何のためなんだというところに批判の矛先がいってしまうこともあるだろうなという気もします。
若新雄純 慶応大学特任准教授:
褒められた写真だとは思わないのですが、僕らはちょっと、SNSで切り取られた瞬間に、振り回されすぎな気もするんですよ。ずっと遊んでましたってことなら、自費だったとしても問題だと思うんですけど。よく考えたら、写真というのは、瞬間の切り取りに過ぎないということは、わかっているはずじゃないですか。人間は、SNSで切り取られた一部の瞬間の情報から、前後を予想していく生き物だと思うんですよね。友達のハッピーな瞬間とか、芸能人の楽しそうな瞬間とかだけに、一喜一憂するのではなくて、僕らの人生には、前後があるということをもう少し考えないと。SNSでも、1枚の写真について、みんなが神経質になっている。
政治家も、その切り取りの写真を、取り下げればいいという問題でもない。その瞬間が全部だと認めてしまっている感じがする。
ホランキャスター:
私たちのもとに届くのは、物事のほんの一瞬だということを、私たち自身も覚えておかなきゃいけないなとは思うのですが、やっぱり、こういう楽しい雰囲気だけが伝わってきて、結局、何が身になったのか、どんな良い点があるのかというところが、実感として伝わってこないので、余計にそのギャップで、ずるいな、という気持ちになってしまいます。
若新雄純 慶応大学特任准教授:
海外のトレンドを政治家が知ることは大事だと思うのですが、だったら、ふだん敵対してる与野党と一緒にチームを組んでいけばいいと思うんですよ。批判していた共産党の人と一緒に組めば、お互いに批判されるから、真面目にやりましょうとなる。内輪だけで行くから、緊張感が足りなくなる。その辺は工夫してほしいですよね。いい意味で、自分たちに厳しくしてくれる人を身近に置いて活動するということは、いいのかなと思います。
自民党・松川るい女性局長「軽率だったと反省」フランス研修中の写真に関して
TBS NEWS DIG8/1(火)10:43
自民党女性局のフランス研修について、「まるで観光旅行だ」などと批判の声が上がっていることに対し、写真をSNSに投稿した松川るい女性局長は「大変軽率だったと反省している」と陳謝しました。
自民党の松川るい参院議員や今井絵理子参院議員ら女性局の国会議員や地方議員ら38人は先月下旬、フランスで研修を行い、その様子をSNSに投稿しました。これに対し、SNS上では「完全に観光旅行だ」などと批判の声が相次いでいます。
こうした事態を受け、松川氏が報道陣の取材に応じ、「軽率だった」と陳謝しました。
自民党 松川るい女性局長
「SNS上の発信については不適切なものがあったと思っておりますし、その点については多くの誤解を与えたことについて反省しています」
松川氏はSNS上の発信について、党側から注意を受けたと明らかにしたうえで、フランスでは少子化対策や女性活躍などについて意見交換が出来たとし、研修は有意義なものだったと強調しました。
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夏休みのシーズンにファーストクラス?でパリ、いったいいくらかかったことやら?ガイドや通訳、レストランの予約に夏休みシーズン(しつこい?)の高級ホテル・・一人頭100万円で足りますか?
30万円の「自己負担」も地方の議会の金ではないでしょうか?(号泣野々村氏の観光遊興費に消えていました。)
で残りの金は、平日1億円、土日半額の(Rayさんご指摘の)政党交付金から?
偏見かも知れませんが、女性局がジョセイツボネに見えてしまいます。すみません。内部で、妙な上下関係などなければよいのですが。
それにしても、この国はいつまで自民を甘やかしたら、気が済むんでしょうかね。
自民が何やらかしても、すぐ忘れるし、どうしようもないですよ。
そもそも政党交付金は政治資金パーティーとか金権政治を止める代わりの制度だったんじゃないですか。
それが今でも自民や維新は政治資金パーティーや企業献金で金集めやり放題じゃないですか。
こんな連中がホイホイと満額受け取ってんだから、共産党も遠慮せずに受け取ったらいいと思いますよね。
旅券法という古い法律があえて残されていて、ある1つの国から入国を拒否されると日本政府はその人物に対して全世界への渡航を禁ずるというものだそうですが、日本政府がこんな屁理屈を盾にして報道の自由を制限していることがわかり、驚きました。
国辱議員の渡航こそ禁じられてしかるべきではないかなと思ってしまいました。
その一方で、このフランスでの「研修」が、家父長主義の自民党思想との比較において意味があったのか、今後の政策立案に役立つのかという点も重要だと思います。
簡単に言えば、自民党の子育て思想、女性観、ジェンダー思想、家族観はフランスの子育て政策とは相容れないものだということです。仮に、万一、このツアーに参加した自民党国会議員がフランスの訪問先で聞いたことを自民党政治の中で実現しようとしたとしても、高齢男性中心思想、家父長主義である自民党中枢の男性幹部たちが握りつぶす可能性が非常に高いはずです。ならば、女性局のメンバーはフランスに行って政治家や行政に話を聞くのではなく、自党の幹部を説得することを優先すべきでした。
だけど、今回のツアー参加者のうち女性国会議員のメンバーは、自分たちはどのような思想を持っているのでしょう。今回のツアー参加者は「意見交換した」と言っているのですが、どれほどの「意見」を相手に伝えたのか、そこも疑問です。その「意見交換」の内容こそそのまま公開せよと自民党女性局をチクチクと批判した方がいいですね。
また、折に触れて「フランス研修の成果はいつ具体化されますか?」と松川るいと今井絵理子に尋ね続けるのもいいですね。ブロックして逃亡するようなら、「あ、やっぱり税金を使った観光旅行だったじゃないですか」ということです。
今井絵理子って選挙公約について質問したら、「選挙中なんで今は答えられません」とか言った元アイドルですよね。
「元アイドル」と言えば、私は生稲晃子は結構好き(「おニャン子」自体には全く興味なかったです、そのの世代より少し下です)だったのですが、自民から出馬、には耳を疑いましたし、その「不適格さ」に呆れてしまいました…
(以前、「乙武くん」のアベ自民から出馬表明(結局、未遂に終わりましたが)、にも呆れました、ってか、はは、やはりそうだったかのか、と思いました)
『少子高齢化対策で児童手当の所得制限撤廃やN分N乗方式など格差を拡大する施策をつまみ食いしても成功しない。フランスに学ぶべきは女性の地位向上と「家族政策は総合的でなければならない」という法律の文言だ。』
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/c/405e179398f638b87666b681fbc390fc
という記事も書いたんです。
さすが同じ女性議員でも立民の蓮舫議員はこういうツイートを投稿していますね。
『フランスから何を学ぶのか。
税制優遇や各種手当の前に日本との大きな違いがある。
世界の婚外子率。
日本は結婚して子どもを持つとの考えが定着。他方、フランスは生まれる子どもの6割が婚外子。それは1972年に「いかなる生まれでも子は同等の権利を有すること」と法制化されたことの影響も大きい。
さらには同性・異性を問わずPACS(民事連帯契約)という結婚より制約の緩いパートナーシップ契約を結んでいるカップルが大半。
子を軸とした制度設計のフランスに比べ、日本は親を軸とした世帯による制度設計。
子ども庁を子ども家庭庁と「家庭」をあえて入れた自民党が、女性局のフランス視察でその根底の考えを変えられるのだろうか。
結婚できない若者、子どもを持ちたいけど経済的に悩む若者の支援、婚姻に囚われない家族の在り方や同性婚など、今いるお子さんへの支援だけではない少子化対策が必要です。』
https://twitter.com/renho_sha/status/1686119657101803520
自民党女性局には「男女平等は絶対実現しえない反道徳の妄想である」と国会で堂々と意見を述べた杉田水脈議員もいるんですが(-_-;)。
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4c7bcd5406c6693ccf2c58a4b7f026e1
松川局長や杉田、今井議員らは、蓮舫議員を講師にして「研修」した方がいいんじゃないでしょうか。
宮武嶺さんも自民党にぜひ講演に行ったらいいと思います。フランス人の行政官や議員の言うことを通訳を通じてうなずいて聞いていたのなら、宮武嶺さんがそれと同様の内容を日本語で反したら自民党女性局の人たちは自民党に所属していることを恥じて自民党を離党して「シン・自民党」でも新たに立ち上げて今の自民党と正反対の政策でもぶちあげるくらいでなければウソですね。
とにかく、単に旅費の出どころだけの追及にせず、フランスで何を学んだのか、それを本当に総合的に実現させるつもりなのか、もし自民党長老男性幹部議員らから反対があったらどのように説得するつもりなのか、など、松川るいはじめ今回のツアー参加者にはしつこく問いただしていくことが必要なはずです。
それにしても松川るい、ヤジ議員の一人だったんですね。知りませんでした。こんな心の汚れた自民党議員がいるから日本の国会はますます汚れる。
本当に、日本の政治の諸悪の根源は自民党だとしか言いようがないです。
今回のこちらの記事にはめちゃくちゃうちの記事を引用していただいていてビビりました🤗
フランスの子育て政策の屋台骨、「家族政策は総合的でなければならない」という考え方を自民党は取り入れる度量がないところが日本の失敗の大きな原因。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9272.html?sp
「高齢者は歩かない」の松川るい、「恥を知れ」の三原じゅんこ、「愚か者めが」「馬鹿者を絶対に許さん」の丸川珠代各議員などなど、自民党の女性候補のセレクトセンスすごいですよね。
あと、高市早苗でしょ、稲田朋美でしょ、山谷えり子でしょ、山東昭子でしょ、そして杉田水脈各大臣、議員。
錚々たる過ぎるメンバーです。
日本会議の櫻井よしこ、夕刊フジの有本香女史らなど、日本の政治家や言論人、これはなんと言えば良いのか、女性の敵は女性的な人材が豊富すぎます。
本当に税金の出所以上に、女性の権利問題について、今の段階で自民党女性局長として、松川るい氏に記者会見してもらいたいですね。
というか、これから女性差別問題が起きるたびに、松川るい氏にいちいち意見を聞きに行ったらいいと思います。
あと、その意見に至ったことについてフランス「研修」がどう役に立ったのか、いちいち聞いたったらええんです。
なお、今回宮武嶺さんをビビらせた私の記事は、私がとても勉強になった宮武さんの過去記事の紹介という意味合いです。「家族政策は総合的でなければならない」というのもその通りですし、そもそも、政治全般が総合的でならなければなりません。人権思想、民主主義、権力による不正の根絶、法の下の平等など、あらゆる基本原則が総合的にかみ合っていなければならないのに、自民党政治ときたら今だけカネだけ自分だけで一貫していますから、人権思想、民主主義、権力による不正の根絶、法の下の平等など入る余地がないのです。
とりあえず、松川るいという問い合わせ先ができたので、女性の権利問題について松川るい氏に記者会見させたいし、これから女性差別問題が起きるたびに松川るい氏に必ず意見を聞きに行くという野党やまともな報道機関の対自民党アクションの道筋ができたし、松川るいのフランス「研修」がどう役に立ったについても尋ねまくりたいですね。というか、報道業者はそうすべきですね。
パリでルイ、贅沢過ぎということで、断頭台に送られた歴史上の人物が・・
地方議員の外遊(税金豪遊)では過去に犠牲者まで出たこともあったと記憶してます。