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2021年9月24日に書いたばかりの
デジタル庁は不正の温床。赤石審議官が接待を受けたと国家公務員倫理規範違反で処分するも、処分した平井デジタル相が同席!平井大臣の「NECを脅せ」発言報道後、音声データをほぼ廃棄。こんな省庁要らない!
で投稿した通り、デジタル庁は同日、国家公務員倫理規程に違反したとして、デジタル審議官の赤石浩一氏を減給10分の1(一カ月)とする懲戒処分を発表しました。
デジタル庁によると、赤石氏はデジタル庁の前身となる内閣官房イノベーション総括官だった2020年9~12月、利害関係者ではない事業者と飲食し、飲食代や土産代、タクシーチケットなど計約12万円の接待を受けたというのです。
その事業者が6月に週刊文春と朝日新聞にすっぱ抜かれたNTTで、平井大臣が3回中2回同席していたことがわかりました。
というか、平井大臣が接待受けてて、赤石氏が同席してたんやろ、これ!(笑)
平井氏は実際にNTT側に約22万円を支払ったというのですが、その日付は接待から半年以上後、週刊文春にすっぱ抜かれた後だったので完全に接待です。
しかも、今回2回目の説明をすることになったのは、週刊文春から平井氏側にこの問題についての問い合わせ取材があったからだということも自白ww
平井氏も強気でいけると思って、悪い相手を敵に回しましたなあ(笑)。
さて、平井大臣によるNECに対する恫喝音声がその週刊文春により公開された東京五輪アプリ問題。
デジタル庁の前身にあたる内閣府のIT総合戦略室が開発を担う五輪アプリを、NTTの100%子会社であるNTTコミュニケーションズを中心とした5社の企業グループが約73億円で受注しています。
そのうち、NTTコミュニケーションズの契約額は約46億円です。
そして接待を受けた時の赤石氏は、同室の統括官。
まさにNTTは利害関係者ですから、赤石審議官が接待を受けた事業者は利害関係者ではないから違法ではなく、国家公務員倫理規範違反というだけの処分に終わったこと自体がおかしく、国家公務員法違反や贈収賄罪の問題になります。
そもそも、NTTはその前に、多数の総務官僚を接待していたことが週刊文春の別の記事で明るみに出て、谷脇康彦・総務省総務審議官が辞職し、多数の幹部が処分を受けています
NECよりも、こんなに各省庁を接待しまくっているNTTこそ、出入り禁止にしないといけないでしょう。
また、平井大臣については赤石氏の処分を発表した後、加藤官房長官が同24日午後の記者会見で、平井氏も接待に同席していたと認めた上で、
「平井氏が一定の責任があると考え、大臣給与1カ月を自主返納することになった」
と発表していますが、贈収賄罪の共同正犯にもなりかねず、これもこのままでは済まなくなります。
岸田派で、自民党総裁選に関しては、閣僚の中で真っ先に岸田氏支持を表明した平井大臣。
岸田氏が総理総裁になった暁には、まずこの疑惑だらけの平井大臣をどう処遇するか、これは楽しみになってきました(笑)。
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平井大臣が倫理観だけではなく、能力にも乏しいなあと思うのは、週刊文春の力を見誤って正面から反論して音声データをぶつけたけどさらに疑惑を報道されて、泥沼になったり。
赤石審議官の処分を発表した時には自分のことは言わないものだから、あとで加藤官房長官が平井大臣も減給にすることを発表することになったり。
今度も、接待をした事業者はNTTに決まっているとみんなわかっているのに、そこだけ隠して注目されて3日後には発表せざるを得なくなったり。
この人、デジタル以前に、もんのすごく頭悪いですよね!?www
台湾のオードリー・タン氏ほどの人でなくても、もう少し浅はかでない人を持ってこられないものかと、自民党の人材不足には総裁選ともども呆れます。
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東京五輪向けアプリの事業費削減を巡り、平井卓也デジタル担当相(63)が内閣官房IT総合戦略室の会議で同室の幹部に対し、請負先企業のNECを「完全に干す」などと指示していた問題。五輪アプリを受注しているNTTグループの幹部から平井氏がデジタル担当大臣に就任した後、2回にわたって“迎賓館”と呼ばれる会員制レストランで接待を受けていた疑いがあることが、「週刊文春」が入手した内部資料でわかった。また、五輪アプリを発注したIT総合戦略室に所属する官僚も同席して接待を受けていた疑いがある。
NTTを巡っては、利害関係にある総務省幹部に対する接待を、「週刊文春」が報道。谷脇康彦・総務省総務審議官が辞職し、多数の幹部が処分を受けた。
NTTグループは、今年1月14日、IT総合戦略室が開発を担う五輪アプリをNTTの100%子会社・NTTコミュニケーションズを中心とした5社のコンソーシアムが約73億円で受注している。そのうち、NTTコミュニケーションズの契約額は約46億円。その後、事業費が削減され、NECについては契約が解除されたものの、NTTコミュニケーションズは引き続き23億円分の受注を確保している。
「実はここ数年、NTTは平井氏との距離を縮めています」
内部資料によれば、平井氏はデジタル相就任後の昨年10月2日と12月4日、2度にわたり、NTTの澤田純社長から接待を受けていた。
場所は、港区・麻布十番にある「KNOX」。NTT幹部が総務官僚らを接待していた、同社の“迎賓館”と呼ばれる会員制レストランだ。
「KNOXでは和食かフレンチか選択でき、澤田氏は相手の希望がない限りフレンチですが、平井氏との会食は2回とも和食だったようです。和食の場合、2万4千円のコースに一本10万円単位の高級ワインなどを加え、1人5万円を目安に調整します」(同前)
五輪アプリの開発や保守の入札が公示されたのは、2回目の接待から間もない昨年12月28日。ただ、事業者側は必要な資料を今年1月8日までに提出することが求められた。
「年末年始を挟んだ営業日は僅か5日間。公告期間としては異例の短さです。決定方法は一般競争入札でしたが、NTTコミュニケーションズが代表幹事を務めるコンソーシアムだけが応札し、1月14日に約73億円で落札しました」(IT総合戦略室関係者)
五輪アプリの契約書
元検事の見解は……
また、内部資料によれば10月2日の会食には平井大臣のほか<内閣官房2名>が、12月4日の会食には<向井様>が同席したと見られる。官報などで確認する限り、平井氏に関連する内閣官房の部局で<向井>姓は、IT総合戦略室の向井治紀室長代理だけ。向井氏は、平井大臣から「NECを干す」などと指示を受けた人物だ。
元東京地検特捜部検事の若狭勝弁護士が解説する。
「会食の場で大臣の職務権限に絡む話が少しでも出ていれば、業者側から具体的なお願い事をしていなくても、単純収賄罪に該当する可能性があります。実際に起訴されるかどうかは接待の回数や金額で決まりますが、大臣の場合、職務権限が多岐にわたる。事業の発注などもその一つです」
NTTに事実関係の確認を求めたところ、以下の回答があった。
「個別の会食についてのお答えは差し控えさせていただきます。ただし、個別の会食の席上で、具体的なビジネスに関する話題を持ち出すことはありません。(平井氏への接待は)今後はルールを遵守していく」
平井氏にも会食の目的や負担額などについて尋ねたところ、事務所を通じて主に以下の回答があった。
「個別の事案についてお答えするのは控えさせていただきますが、大臣在職中に行われる場合には、大臣規範に則った対応をしています。国民の皆様から疑念を招くような会食や会合などに応じたことはありません」
官僚への接待では、国家公務員倫理規程に、利害関係者との1万円を超える会食は届け出が必要と定められている。向井氏に事実確認を求めたが、期日までに回答はなかった。
五輪アプリを巡っては、平井氏が「完全に干す」「死んでも発注しない」などと発言したNECが実際に契約から外れている。NTTから接待を受けたことで事業の契約に影響を及ぼすことはなかったか、平井氏には透明性のある説明が求められそうだ。
6月16日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び6月17日(木)発売の「週刊文春」では、平井氏がNTTから受けたとされる8回に及ぶ接待の詳細のほか、五輪アプリの公示期間が短かった背景などを詳報している。
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