レダックのアラコキ紀行 台湾中南部徘徊 その2

2016-02-05 22:04:23 | 日記
④ 翌16日、一夜明ければ腹もすく。朝のバイキングも、和・洋食もあれば、これぞ中華料理と思しき品々・・またまた、理性と欲望の戦いに悩まされました。ガ、シカシ、いつまでも食事の話ばかりというわけにはいきません。
 
 午前中、観光地「蓮池」に行き、昼ホテルに戻り荷物を取って、「台中」に向かうという計画を立てた。KRTで「左栄」という駅まで行く。ここには高鉄の駅もあるくらいだから、大きな観光地で、駅を降りたら分かるだろうと能天気に歩みだしたが、どうも違うようだ。駅前のバス停に人がたまっていたなあと思い返して戻ったが、既に出た後。やむなくバス路線と思われる道を歩きだしたが分からない。広い路上で車を出し入れしていたおじさんがいたので、漢字で「蓮池」と書いたメモを見せて聞く。向こう側と手で示してくれるが、かなり先のようだ。ハアとため息をつきながら数歩歩むと、おじさんが何か言っている。車に2人の女性と幼児が乗っており、「この車に乗れ」というサインを出している。いったん手を振ったが、ドアまで開けてくれたので、好意に甘えることにした。おじさんのおかみさんと若奥さん、孫の女の子の3人が乗っている。ちょうど出かけるところなので送ってくれるようだ。結構距離があるなか、出店が並び、急に人通りの激しくなった地点まで連れてきてくれた。「謝謝シェシェ」しか知らないので、連呼して幼児とも手を振りあった。
 この後も、このパタンが繰り返されることになる。つまり、台湾旅行では、外部の表示、案内板などに頼れない。あまり見かけられない。人に尋ねる時は、言葉がしゃべれないのだから、メモ用紙を携帯し漢字で書きこむことが必要だ。その代り応対はしてくれれば、めちゃくちゃ親切にしてくれ恐縮するほどだ。
 
Anyway、ともかく蓮池という風光明媚な湖畔に佇むことができた。池の周囲を散策するのだが、野菜や靴などを売る行商人の店が続いており、ぶらぶら見ながら歩くのが楽しい。でかくて、金キラキンの寺がいくつもある。道教の寺院のようだ。そのうちの一つに入っていくと、境内の空き地にテントが張られ、別の一角に人が並んで、何か区切られた空間で書き物をしているようだ。そうです! 今日1/16は台湾総統選挙の日なんですね。そうか、お寺も使われるのか、と変に納得した。ちなみに、ご存知の通り蔡英文が大差で選ばれたのだが、その夜のTVのどのチャンネルをまわしても、開票結果の放映ばかりであった。
さらに足を運んでいると、池のほとりから水上にかけられた橋の先に、これまた金キラキンの建造物が3つ続く。一つは、北極玄天上帝の像、上帝って中国の神様らしい?。つぎは龍の口から入り龍のお尻からでるもの、そして一番有名な龍虎塔、龍の口から入り、7階建てくらいの二つの塔を経てトラの口が出口というもの。もちろん、うれしがってそれぞれに入りました。周囲5Kmほどの池だが、観光客も多く、市民の憩いの地になっている。帰りはバス停も方角も分からないのでタクシーのお世話になる。

⑤ 午後、「台中」に向かう。台湾で3番目の人口だそうだ。翌日、名所「日月タン(サンズイ編に「譚」のつくり IMEパッドでもでてこないのでご容赦を)」に行くためだ。駅売店で駅弁を求める。ライスの上に焼き鳥のようなものが乗っており50元(200円)だから、こんなものか?! 結構うまかった。 
 ホテルは台中駅から見て左側10分ほどの距離で、反対右側に行くと日月タンへの長距離バスの発着所がある。荷物を置いて、切符を買いがてらそちらへ向かう。帰り道地図を頼りに「宮崎眼科」を探す。なんで眼科になんど行くのかと言うと、戦前、日本の台湾統治下時代の医院をリニューアルし1階をスィーツ、2階をレストランにしてあるのだ。店の前には、アイスクリームを食べているカップルや家族であふれて、歩道が占拠されている状態。まずは、土産物を求める。主力は豆菓子、クッキーなんだが、CDや単行本のパックのような多種、多様なおしゃれデザインがあり、妻と私もそれぞれのお気に入りをゲットした。その後、アイスクリーム売り場に向かい、目移りする程多種多様なクリームに、大きなクッキーなどのトッピング。路上で味わったのは言うまでもない。このお店が確かに人気があるというのもうなずける。
 ホテルに帰ったが、アイスクリームだけでお腹が持つはずもなく、夜市に向かう。探しあぐねてポリボックスでも聞いてやっとたどり着いたが、交通激しい広い道路上に作られているので、じっくり店定めしている余裕はない。結局、和風の鍋を食したが、遠距離で、出かけるほどのことはなかった。

レダック アラコキ紀行 台湾中南部徘徊 その1

2016-02-05 19:01:52 | 日記
① 2016年の年が改まるもほどなく、妻と台湾の高雄・台中・台南をうろついた。パック旅行ではなく、例によってピーチの20周年特別セールを見ていた妻が、関空―高雄往復なら、片道¥3,980で行けるという画面を見て「お父さん、これ安いよ」という一言が始まりだった。
万一キャンセルしたら、荷物持ち込み料入れると往復で一人1万円近くの無駄となるが、マア決心すれば何とかなろうという安易さで申し込むことにした。そうなれば、運航期間が決まっているから、図書館で借りたガイドブックでおおよその計画を立て、同時にその時期にあわせホテルを見つける準備がいる。例によって、妻が一人で全部段取りを組んでくれた。私は、といえば、1週間くらい前から、ガイドを読んで妻の説明を聞くだけで、あとは関空で3万円両替しただけだった。ちなみに1台湾ドル(これ以降、元と表記)=ほとんど4円で、7500元を半分こにして、1月15日(金)、関空から飛び出した。暖冬気味、とはいえ前夜の寒さは厳しく、避暑ならぬ避寒のつもりで、向こうに着けば軽装でいい、スーツケースも二人分を一つでよかろう、と想定していたのだが・・・。

② 寒い!台湾の1月平均気温は22℃くらいだとガイドブックには書いてあったと思うんだが、実際は16~18℃。街を歩けばみんな冬の服装で半袖なんていない。おかげで冬の服装のまま移動した。台北に次ぐ人口の第2の都市 高雄は、空港、台北からの新幹線(高鉄と呼ぶ)駅、在来線(台鉄と呼ぶ)の駅、さらには長距離バスといくつもの玄関を持つ。市街地ではMRTとよぶ地下鉄が、繁華街やそれらの交通の要衝をつないでいる。まずは、このMRTを体験することから台湾の旅は始まる。
 高雄空港駅から台鉄高雄駅までの切符は? 券売機には全線の駅ごとに⑳とか㉟の表示がしてあり、ボタンがついている。数字が運賃なので分かりやすい。目的駅のボタンをおせばプラスチックのコインが出てくる。これが切符だ。自動改札口にこのコインを押し当てれば、羽根の形のものが開閉する。でかいパチンコのチューリップが一瞬開いたように思えておもしろい。台鉄高雄駅までは10駅近くあり35元(=140円)であったから、日本よりは割安だ。車内放送案内は中国語と英語、表示が漢字なので、中国語の発音にフーンと思う。自動改札機の出口は、コインを溝に沿って入れると、同じくチューリップが開閉する。

③ 駅についてからが、一苦労。ネットで探してとったホテルのHPを印刷して持ってきたのだが、駅前の同じ系統と思われるホテルの写真と違う。そこでロビーで聞いたところ、すぐ300mほど向こうのホテルと説明され、またスーツケースを引いていった。しかし、予約は入っていないという。結局、正解は最初のホテルで、また、ガラガラ・・ト、ホテル間を往復したのでした(ネットのエクスペディアが間違っているよ!)。
この往復でよーく分かりました。繁華街は歩きにくく、かつ怖いことが・・少ない経験ながら、バイクがその国の交通文明の目安になっていると僕は思っている。日本の車線とは反対なので、右折車が歩道ギリギリまで、いや、歩道にまでつっこんでくる。駅前のバイク屋は、食堂に負けず乱立し、売買だけでなく貸バイクの店でもある。当然のように、店の前の歩道一杯にバイクが並べられており、そこに借りたバイクを返しに突っ込んでくるから、慣れない者には、歩行はなかなか困難だ。さらに、店の前の歩道が平面でなく店によって1~20Cmほどの高低差がつけられており、慣れずに店を覘いているとつまずいたり、滑って転んだりする。現に一度滑ってお尻から着地してしまった。スーツケースを持ってウロウロするには、体力が必要だ。
 デ、ともかくホテルに到着。「廣橋」を冠したこのホテルグループは高雄だけでも数軒あり、英語ではなぜかKindness Hotelというらしい。実際にステイして見ると、確かに親切だし、満足感も高かった。 着いた日の午後、レストランでセルフサービスながら、コーヒーや各種お茶は飲み放題だし、夜食券も配られた。午後9時~11時まで、そのレストランで食事ができるという。初めての経験だ。
 もう夕方だし、あいにく雨も降りだし、見学は近場をまわることにました。傘をさし、展望台のある超高層ビルに行きましたが、入場料が300元(1200円)、地元の「あべのハルカス」だって行ってないのに・・雨でよく見えない風景を見ても無駄と考えとりやめました。そこで、ガイドブックに出ていた飲茶の専門店に行って早めの食事をしたのですが・・、大したことはない。物足りない分は、夜市で補おうということにし、「六合夜市」に出かけました。18時ころから、歩行者天国に替わり、屋台が出ます。まだ準備中の屋台もあり、雨とあいまって押すな押すなというには程遠いけれど、それでも結構な人出でした。圧倒的に食い物屋が多い。高雄港を持つので海産物が新鮮らしい。漁師が網を引き揚げた時に目当ての魚以外にかかった本当にホントに小さなごみのようなエビやカニを油で揚げている屋台を何軒か見つけたので、試しに求めました。屋根テントの下で口にほりこむ。天然の塩味も効いているので、結構珍味なのだが、油物だから途中で食傷気味となり、半分残して、また屋台を徘徊します。


2品目は牡蠣玉。クレープのように薄くのばした小麦粉の上に、これまた小さな牡蠣とキャベツのような青菜を置き、最後に割った卵で覆い、クレープ状にして紙に包む。やはり屋台のテント下にテーブルとイスがあるので、1枚を二人で分ける。牡蠣は指の先ほどの大きさ、いや小ささなので、期待外れだった。見るものは見た、雨もうっとうしいし、夜食券に期待してホテルに帰りましょう。そうしましょうったら、そうしましょう。
夜食は期待以上のものでした。コーヒーや烏龍茶の自販機の横には、肉まん・ちまきの蒸し器のケース・卵料理やスープなどが並んでいるうえに、コック姿の人がラーメンやヌードルの給仕をしてくれている。さらに、ボックスから数種類のアイスクリームをとり放題・・午後9時を過ぎた食事は、肥満の原因であることを熟知している我々としては理性を働かせようと努力してみたのですが・・。Kindなホテルでhappyです。