月に一度は、映画館で新作を。ツキイチ映画
館2025年の番外編1タイトル目は、「雪
の花―ともに在りて―」(日本)。
1月は既に「ビーキーパー」で感想を書いて
いるが、本国アメリカでは前年の作品でもあ
り、観賞前はこちらにしようと思っていた。
「思っていた」というところで、もはや面白
さのネタバレになっているわけであるが、番
外編として感想を少し。
ストーリーは、江戸時代末の実在の医師であ
る笠原良策が、疱瘡(天然痘)の予防接種の
導入と普及に奮闘するというもの。
一言でいえば、つまらないで終わりで、補足
をすれば、歴史(時代)モノ邦画の悪いとこ
ろが全部出てしまっている。
日本の歴史(時代)モノは、ある意味で独自
の文化過ぎるからか、現代との断絶が強く、
えてして別世界のようになりがちで。
ゆえにか俳優さんは、そのアナザーワールド
を「演技」する場合が多く、その世界を「生
きる」ことができる方が少ないように思う。
これが勧善懲悪のエンタメ系であれば、歴史
モノのテンプレートとなっている良さもある
かもしれない(水戸黄門とか、仕事人とか)。
しかし、吉村昭さんの原作のある、実在人物
のノンフィクションベースだからか、演技は
なんだか他人事のようにかしこまっている。
加えて、起承転結を展開するには明らかに時
間も足りておらず、なにかダイジェスト版を
見せられている印象すらある。
江戸時代末には、日本の医療においてこうい
うことがあったんですよ、という紹介程度で、
文化祭演劇と言えば、さすがに言い過ぎか。
ビーキーパーも観ていたし、同じような状況
で邦画ともなれば、決して映画館では観ない
類の作品。
じゃあ、なぜと言えば、吉村昭の「日本医家
伝」で主人公が取り上げられており、知った
人物だったから。
勝手に親近感を持って、しっかりと釣られて
しまったわけであり、とてもよくないこと?
館2025年の番外編1タイトル目は、「雪
の花―ともに在りて―」(日本)。
1月は既に「ビーキーパー」で感想を書いて
いるが、本国アメリカでは前年の作品でもあ
り、観賞前はこちらにしようと思っていた。
「思っていた」というところで、もはや面白
さのネタバレになっているわけであるが、番
外編として感想を少し。
ストーリーは、江戸時代末の実在の医師であ
る笠原良策が、疱瘡(天然痘)の予防接種の
導入と普及に奮闘するというもの。
一言でいえば、つまらないで終わりで、補足
をすれば、歴史(時代)モノ邦画の悪いとこ
ろが全部出てしまっている。
日本の歴史(時代)モノは、ある意味で独自
の文化過ぎるからか、現代との断絶が強く、
えてして別世界のようになりがちで。
ゆえにか俳優さんは、そのアナザーワールド
を「演技」する場合が多く、その世界を「生
きる」ことができる方が少ないように思う。
これが勧善懲悪のエンタメ系であれば、歴史
モノのテンプレートとなっている良さもある
かもしれない(水戸黄門とか、仕事人とか)。
しかし、吉村昭さんの原作のある、実在人物
のノンフィクションベースだからか、演技は
なんだか他人事のようにかしこまっている。
加えて、起承転結を展開するには明らかに時
間も足りておらず、なにかダイジェスト版を
見せられている印象すらある。
江戸時代末には、日本の医療においてこうい
うことがあったんですよ、という紹介程度で、
文化祭演劇と言えば、さすがに言い過ぎか。
ビーキーパーも観ていたし、同じような状況
で邦画ともなれば、決して映画館では観ない
類の作品。
じゃあ、なぜと言えば、吉村昭の「日本医家
伝」で主人公が取り上げられており、知った
人物だったから。
勝手に親近感を持って、しっかりと釣られて
しまったわけであり、とてもよくないこと?
であったことよと反省している。
よほど今から観に行く方も少ないとは思うが、
エンタメとしては、あまりおススメできず。
よほど今から観に行く方も少ないとは思うが、
エンタメとしては、あまりおススメできず。
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