ポーチ
2023-06-01 | 詩
軋む廊下が面白いから
何度も体重をかけては
見つかる度に叱られる
忘れていた三十年前を
十年を腕に抱え歩けば
音もなく平らであった
曲り角の板が深く沈み
明るく色の違う木目の
他人の様な知らん顔に
予期せず不意を突かれ
よろめき鳴る音を聞き
体を揺らしておねだり
何度も体重をかけては
見つかる度に叱られる
忘れていた三十年前を
十年を腕に抱え歩けば
音もなく平らであった
曲り角の板が深く沈み
明るく色の違う木目の
他人の様な知らん顔に
予期せず不意を突かれ
よろめき鳴る音を聞き
体を揺らしておねだり
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