こんにちは、作業療法士の加藤です
暖冬とはいえ、寒い日は寒いですねみなさん、体調管理には十分気を付けてください
さて、今回は度々紹介させていただいているPintoを使った姿勢調整例の紹介です。OT(作業療法士)土屋の担当のお子さんで、土屋の手作りの机を併用しています
まず、普段の様子です↓↓↓
一番安定する坐位は、この「割り座」の姿勢です。安定して座れることは大事なことですが、安定する分、この姿勢ばっかりになってしまうのはあまりよくありません。関節の可動性低下や変形に繋がる恐れがあります。
割り座じゃない座位の様子です。ソファーに寄りかかっていますが、下肢は股関節からダラリと右へ流れて、体幹は逆に左方向に曲がってしまっており、上肢の支えがないとややグラグラとした不安定な姿勢になってしまっています。
そこでPintoです背中はやや丸いままですが、骨盤の後方の支えが安定することで、両足も体を支えることに参加できるようになっています。
しかし、上肢の支えがない場面では、上写真のようにバランスを崩してしまうことがあります
そこで、OT土屋作成のテーブルです
テーブルを使ってお絵かきをしています。上肢の支えが安定することで、丸かった背中がリラックスを保ったまま起こすことができています少し見ずらいですが、両足の向きも真っ直ぐになっているのが確認できます(Pintoのみの写真と比べてください)。
そしてそしてプリキュアのダンスも上手に踊れるようになりました上肢の支えが減っても、体幹の伸びがすごいです
以上、ご紹介でしたご参照頂けたらと思います。
写真の掲載に当たり、ご本人様やご家族様に了承を頂いております
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