地域のために、利用者さまのために

REHA planning(リハビリ訪問看護ステーション東大阪)での日々の業務や、勉強会等の様子をお伝えしていきます。

二次障害ハンドブック

2015-09-26 | お知らせ

こんにちは、作業療法士の加藤です

今回は、書籍の紹介です。

 以前に紹介させていただいた全国二次障害問題シンポジウムの主催団体である、肢体障害者二次障害検討会の編集によるものです。

脳性まひなどによる肢体不自由を持つ方々は、30歳前後、早い人では20歳くらいから、もともとの身体の障害の悪化や、手足のしびれや冷感、首や腰、股関節の痛みなどが生じ、健康障害・身体機能の低下をもたらすことが多くあります。

本著では、このような、新たに出現する症状や障害をもともとの障害(一次障害)と区別して、「二次障害」とし、紹介しています。

内容としては、まず、当事者の方々の「二次障害」の体験談として、その経緯や現状が紹介されています。特に、身体状況が刻々と変わっていく中で、どのように障害と向き合ってきたか、生活の中で工夫できることや心がけるべきことは何かということを、全部で7人の方が個々に記述してくれています。リハビリに携わる者としては、非常に勉強になりました。

さらには、様々な分野の医師や理学療法士、住宅や家財道具の改修のプロの方などから、それぞれ専門的な視点でもって二次障害についてのことが書かれています。

二次障害は、生活をしていく中で、どうしても生じてしまうものではありますが、少しでも発生を遅らせる、あるいは軽くなるようにするためには、どのような姿勢や運動が体に負担をかけてしまっているのか、どれくらいの休憩が必要なのか、どのような精神状態や環境が体の緊張を高めてしまっているのかなどを、私たちのような専門職のものだけでなく、ご自身やそのご家族の方々にもある程度把握して頂くということが大事と感じています。このような過程があってこそ、自身の障害にむきあうとか、障害をもちながらも主体的に生きるとか、ということにつなげていってもらえるのではないかと思います。

私たちリハビリの人間は、当事者の方々の姿勢や環境、日常動作の分析を行い、それらの改善を目指すわけですが、あくまでも主体的に生きる利用者の方々のサポートをする仕事なのだということを忘れずに、利用者の方々にとってわかりやすいリハビリプランの提示を心がけていきたいと改めて思いました。

以上、書籍の紹介でした。

興味のある方は是非読んでみてください


ikeaのテーブル付クッション

2015-09-15 | 便利グッズ

少し肌寒くなってきましたね  理学療法士の丹野です

今回は、利用者さまに教えていただいたikeaのクッションをご紹介いたします

テーブルが一体化しているクッションです

ボタン5つでくっついています

簡単にバラすこができます

普段このくらい姿勢が崩れている方でも 

ここまで姿勢を起こすことができ、テーブルで肘を安定させると、手の活動性も向上します

クッションが少し薄いので、写真では抱き枕を合わせて使用しています

下がクッションになっているので、太ももに体重をかけても痛みを伴いにくく、

フィットもしやすいので安定が得られやすいスグレモノです

デザインもいい

 

ただ、ikeaのホームページでいくら検索しても見つかりませんでした

もしかして廃版?店頭では最近私も見かけたんですけどね

ikeaは通販もできますが、送料がむちゃくちゃ高い

興味がある方はぜひ足を運んでください

売ってるかどうかはわかりませんが

写真投稿に関して、利用者さまから了承をいただいております


『姿勢コントロールの観点からADL動作を​分析・治療する研修会:第1回 関西研修会』のご案内

2015-09-10 | 勉強会関連

こんにちは、作業療法士の加藤です

今回は、11月14日(土)~11月15日(日)に行われます、

『姿勢コントロールの観点からADL動作を分析・治療する研修会:第1回 関西研修会』の案内をこの場をお借りしてさせてもらいたいと思います。

今年の4月に行われた第0回研修会にも参加させてもらっていたのですが、今回も作業療法士の土屋と私は実技アシスタントとして、そして角田はアシスタント講師として参加させてもらうことになっています。

土日の研修会ですので、土曜日の利用者様には、またご迷惑をおかけしてしまうのですが、その分、私たち自身もしっかり勉強させてもらい、皆さんに還元できるようにがんばりたいと思っております

 

↓↓↓↓↓

PT・OT・STのセラピストの皆さんへ

以下、当研修会の申し込みフォームです。

ボバース概念に基づいて、ADL動作に必要な姿勢コントロールの要素をきめ細かく分析し、片麻痺の方々が抱える個別の問題を深く理解するための研修会になっています。ご興味のある方は、ぜひぜひ一緒に勉強しましょうよろしくお願いします

https://docs.google.com/forms/d/1LELB4F_nSR_p0DUDbg4bfXzf2h-SqFqW3GWDt25yC8E/viewform?edit_requested=true


『火花』、『スクラップ・アンド・ビルド』

2015-09-03 | 事務所のできごと

こんにちは  理学療法士の丹野です

朝晩肌寒くなってきました

体調も崩しやすくなる季節だと思いますので、ご注意ください

第153回(平成27年上半期)芥川賞受賞の2作品、又吉直樹の『火花』と、羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』

を続けて一気に読みました

9月号の文藝春秋に全文が掲載されており、それを購入された利用者さまからお借りして読みました

感想は…

『火花』は、テンポよく物語が進んでいき、先輩との掛け合いも面白く、芸人だからこそ書ける内容で、

さすが!と感じました。結末もよーわからん感じでよかったです。

『スクラップ・アンド・ビルド』は、祖父への介護がテーマでやや重く、アップダウンの乏しさを感じましたが、

共感できるところも非常に多く、これまた引き込まれた話でした。

 

税込970円で、芥川賞受賞作品を二つも読めるなんてそこにも感動しました

まだ売ってるんかな〜