作業療法士の加藤です。
バリアフリー展報告、第3弾です
今回は、ナブテスコ株式会社の「抑速ブレーキ付歩行車 コンパル」です
この歩行器は、後輪の内部に、速度を抑えるためのブレーキが内蔵されており、スピードが出過ぎないようになっています
通常の歩行時の速度では自動ブレーキはかからず、快適に歩けます。しかし、下り坂であったり、つまずいてしまったりなど、速度が通常歩行よりも上がった時に、自動的にブレーキがかかるという仕組みになっています
ブレーキの設定は、3段階となっており、簡単に設定できます。
強:時速1㎞でブレーキ
中:時速2㎞でブレーキ
弱:時速3㎞でブレーキ、という具合です。
フレームもかなりしっかりしてましたし、安心して使える印象でした特に、パーキンソン病の方などは、「突進現象」といって、歩行のスピードを制御することが難しい方が多いので、良いのではないかと思います