こんにちは、作業療法士の加藤です
1年ちょっと前くらいから、縁あって、枚岡福祉会のういんぐという障害者福祉施設に月に1回訪問させてもらっています。
当初は、その施設の利用者様の身体のメンテナンス、腰痛の予防などを目的にした自主体操の検討などを、個々の体の評価をさせていただきながら、マンツーマンでさせてもらっていたのですが、この半年ほどは、みんなで一緒に体操をするという時間にシフトしてきています
もともと、ういんぐの中で、たくさんの催し物や活動がありまして、その中には、割と激しく体を動かすようなダンスの時間などもありましたので、私が関わらせていただく中では、ジックリと体を動かす時間として設定させてもらいました
メニューとしましては、腹筋が弱く、反り腰で腰痛が生じていたり、予防が必要そうな方々が多い印象でしたので、基本的には腹部筋を活性化するような体操と、その準備としての股関節や体幹、肩甲帯まわりの柔軟性を促すような体操を検討しました
以下、ちょっと古いものですが、体操場面の写真です。
施設スタッフの方々にも協力いただきまして、1つ1つの体操をなるべく丁寧に行ってもらっています。
最近は、利用者のみなさんにも体操の内容を少しずつ覚えてもらえるようになっているようです。また、私が訪問していない時も、全部ではないですが、いくつか体操をピックアップして、スタッフの方と一緒に、日常的にも行える場面が増えているとの報告をいただいております。
意識して体を動かすことを日常的に続けていくことは、自身の体の好不調に気付きやすくなることに繋がりますし、何か異常があった時に重症化することを防げるのかなと思います。そのような自己管理のきっかけになってくれたらなと思います。
※写真の掲載に当たり、ういんぐさんを通して皆様に了承を頂いております
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