1月23日(木)のあさ空。
月が見えました。シュロの木と月は絵本の場面のようです。
桜島ビューは雲が多く、ぼんやりとした景色が広がっています。
休薬が終わって抗がん剤が再スタートすると、やはり、身体にこたえるようで、寝ていることが多くなります。休薬中にお墓参りに行っていてよかった。
16日の「徹子の部屋」に「ブレバト!」でおなじみの消しゴムはんこ作家の田口奈津子さんが出演なさっていたので、拝見しました。いつも、「これが消しゴムで作れるの?」といった「すご技」の作品をお手本で拝見していますが、はがき大の消しゴムはんこを組み合わせて、大きな作品も作成されているとのことで、またまた感心して拝見しました。
そして、この作品で版画の賞も獲得されたとのことですが、審査に当たって、版画は版を彫ってインク等をのせて、「刷る」ものですが、消しゴムはんこは彫ってインクをのせてから紙に「押す」という『別作業」となるため、版画として評価してよいのかどうかといったことが争点になったのだとか。たしかにそういう違いはあるものの、田口さんの芸術性の高さが評価されたようで、よかった。従来の消しゴムはんこは、「かわいい」ものであり、小さく、雑貨として楽しむという認識だったもの。大きさもはがき大のものしかなく、それをここまでの芸術作品になさった田口さんの功績はすばらしい。何事も究めた方は多少の異端であっても柔軟に評価されて欲しいと思います。
それにしても、黒柳徹子さんの司会には感嘆します。91歳で現役。簡単に真似ができるとは思いませんが、高齢化社会の励みになりますね。
そして、今日1月23日は「ブレバト!」で消しゴムはんこの査定がありました。1位は元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜さん。タイトルは「白鳥の湖」。バレリーナが踊っているシルエットで、湖の水面に映っているのバレリーナではなく、白鳥というアイデアが評価されていました。手の動きなども繊細に描かれていて、一発特待生でした。
そして、特待生の昇格査定は14歳の村山輝星ちゃん。とっても小さいときの姿がどうしても重なってしまうのですけれど、毎回、才能が豊かで感動の作品です。
今回は自分が大きくなったら、「一緒におでんでお酒を飲もうね」というお母さまへのメッセージを込めた作品だそうですが、これがもうやっぱりすごい。まず、字がうまい。反転して彫る文字は難しいのに、なんときれいなこと。ちゃんと木札の木目もきれいに出ています。おでんの汁に浸かっているところと出ているところの違いなどもこまかく描き分けられていて、2ランクアップでした。バチパチパチ。
なんだか私も何か作って見たくなりました(笑)
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