レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口 泰 氏~

2010-05-27 | フィールドレポート牛久沼
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

Vol.2
牛久沼たまやボート5月休日大会、晴れ時々曇り、南からの結構強い風があり絶好の釣り日和と思われた。
出場者は41名、最近の牛久沼は好調で50cmが数多くキャッチされている。
本日も条件は良さそう!
6時30分、美しい新緑と澄んだ空気の中スタートとなった。
 とにかく条件は良いはずだ。
たまやの社長もウェイイン率は70%以上だと豪語していた。
確かにその言葉を疑う余地もないほどの心地よさ、活性は高そうに感じる。
ただし・・唯一気になるのは数日前からの水温の急激な低下・・・しかし迷っていてもしょうがない。
「活性は高いはず!ドンドン撃つべし!」作戦実行である。
スタートと同時にすぐにたまや対岸の葦にとりつく。
何度も言うが活性は高いはずなのでアピールの強いルアーを選択した。
新発売の8インチレインズリザードである。
私は10年以上前にはリザードのテキサスを愛用していた。
牛久沼にリザード(いもり)が多いかどうか良くわからないが4本の手足と長いテールがすべてカーリーになっており葦際のフォーリングで最高のアピールを示すのだ。
さっそく7gテキサスで葦を撃つ、リザードがバスのタマゴを狙うような感じでフォーリング後チョロチョロッと引いてみる。
ナンカいい感じだ!・・・があたりはない。
あたりはないのにお腹が痛くなってきた。
一端上陸してたまやで休憩。

しかしこうゆうアクシデントってなんか良い結果が出そうな気がしません?再出発して東谷田川を遡上し左岸にある通称「まさるワンド」に入り岬状になったガマの日陰側にリザードを沈めた。



シェイクしようと持ち上げたロッドにズン!という鈍重なあたり!反射的に合わせると強烈な引き、パラガマの中をものすごい勢いで走り回る!必死にロッドで制御するが・・・ナンチャッテ!実は比較的冷静。
なんたってラインは16ポンド、余裕である。
ネットに収めた魚は35cm840gとマアマア、あの泳ぎからするとずっと大きいかと思ったがそれぐらい元気な魚だったのだ。
最近特に感じるのは牛久沼バスのコンディションの良さである。



8インチリザードと聞くとかなり大きく感じるが8インチの大部分は細いカーリーティルなので実はそれほどでもないのだ。
感覚的には太めの4インチストレートワームに長いテールがついてるって感じ。
そこで会長スペシャルチューンリザードのご紹介!



リザードは頭を切る。
切った頭のかわりにレインズカラーTGスリップシンカーにゲル状の瞬間接着剤で目玉を着けてテキサスにする。
目玉のアピールが強くバランスもいいでしょ。
1日中使ったが目玉はとれなかった。
カラーシンカーの表面加工と相性がいいのかもしれない。
まさるワンドのいたるところで葦がガサガサ揺れておりバスかどうかは別にしても生命感ありありだったので移動することなしに何往復もした。
ハイライトなので葦のシェードを狙いショートバイトが1回あったが乗せられなかった。
日が高くなり活性も落ちてきた感じだ。
ふと沖の葦島のパラガマが気になりクロススワンプのアンダーショットを入れると1発でヒット!さきほどと同じ様に走り回られ・・・しかし今度はスピニングの6lb,寄せるまでもなくフックをはずされてしまった。
いまさら言ってもしかたないが、さっきよりかなり大きい感じだった。
ようするにスピニングでは獲れない魚だったということだろう。
この後終了の13:30まで粘ったがそこまで、1尾でウェイインとなった。



かなりの釣果が期待されたが水温の急激な低下が影響したようで出場41名中バスを持ち込んだのは16名40%、おかげで?私は9位に入賞できた。



優勝はミスター牛久沼こと青木選手、2007年2008年の連続AOYである。
バスはスポーニングからまだ回復していないので朝のうちに釣りたいと考え東谷田川河口の島のパラガマに高比重ノーシンカーをキャスト、朝7時までに2本キャッチし2120gの優勝であった。



準優勝は森田選手、東谷田川上流の蓮畑の上にあるワンドでパラガマの隙間を猫リグで引き2本で2080gであった。
ネコリグはフィネスだが、リグの最も下になる部分にネイルシンカーがあるので結構アシの隙間に入っていくのである。
それにしてもキロフィッシュをスピニングで獲るところはさすがである。



3位はたまやムードメーカーの越川選手、キャノン前のパラガマでストレートワームのノーシンカーを使い1620gのビッグフィッシュをキャッチした。



ルアービルダー痴虫の松本さんも今年からフル参戦している。
たまや桟橋左の矢板にプロトタイプのスイッシャーを投げ900gを獲って堂々の7位入賞であった。
今年1年自社製品、つまりTOPで戦うとのことで、牛久沼たまやトーナメントでそんなことした選手はこれまでもちろん一人もいない。
最終的にどんな成績を残すのか非常に興味深く経過を追いたいと思う。



今回のウイスキーは「キリン」の「富士山麓」。
キリンといえばビールですよね。
そのキリンが作ったブレンデッドウイスキー、その名のごとく富士山麓の清らかな水で仕込んだ澄んだ飲み口、甘い樽熟香、心地よい余韻が特徴とのこと。
飲んだ印象としては、清らかな水・・という柔らかな印象と異なり、結構しっかりしたピート香がガツンと来ました。
そりゃスコットランドのアイレイモルトと比べればマイルドですが、このクラスのウイスキーとしては芯が強く結構やるな・・って感じです。
しかも1本1000円チョット!ちなみに「ピート」とは?・・・ウイスキーを作るときには基本的にピートを燃やして麦に香を着けます。
そんでもってピートとは泥炭のことです。
ようするに昔の植物が枯れて堆積して泥状になったもの、つまり石になれば石炭、泥になれば泥炭です。
スコットランドの大地はピートがつもっているのです。
アイレイモルトはそのうち紹介したいと思います。
ピート香が強くはじめての人にはチョットきついかもしれませんがマニアにはたまらない魅力があるのです。
8インチリザード・・・8インチと聞くとナカナカ手がでませんがマニアにはたまらない魅力がある・・・ということですね。

琵琶湖釣行~塩飽 康仁プロ~

2010-05-27 | フィールドレポート琵琶湖~北湖
五月後半に入っても水温が5℃以上前後したり、濁りが常に入っていたりで、近年では経験した事のないような琵琶湖のコンディションなのですが、水深の有る所で春は進行しており、シャローでは厳しい状況が続いているんですが、
この時期は、地形、ブラインドなどを含めサイトを軸で釣るのが得意としているので、今回も西岸のシャローを全域見て回る事に

流石に今シーズンの琵琶湖ではフル見ではイイサイズは見つけられない為、普通では見にくい水深の色のコントラストを探し撃つ事にし、段々と目が慣れてきてからは、
伝説の高田ホワイトのロックバイブシャッドを使ったヘビダンで50アップを連発!

  

食い渋る魚には、レジェンドチューブのテキサスを使い口を使わせ、厳しいながらも蓋を開けると50~57㎝を5本、40~50㎝までは10本以上と楽しい釣行となりました。

  

  

  

  


  
 
今回、多用したロックバイブシャッドとレジェンドチューブはバスのスイッチを入れ易く、カラーでは、伝説の高田ホワイトが視界性がよく、ナチュラル系の要素が有り、魚には高反応で良い結果が出ました。

この釣り方は今シーズンは七月中までは続くと思うのでお試し下さい。