ポジティブ心理学の研究に、寝る前にその日にあった「よかったこと」を3つメモする習慣が幸福度を高めるというものがある。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、ネガティブになりがちな昨今。
寝る前に、書き留めなくても、その日を振り返ってよかったことを3つ挙げてみるのはよいかもしれない。
いいことなんてちっともない、ドン底だという状況も考えられるから「よかったこと」でなくても「悪くなかったこと」「まあ、ましだったこと」でもいいかもしれない。
無理やりポジティブになろうとするのは逆に苦しくなったりする。
だからそうする目的を強く意識せず、肩の力を抜いて「ましだったこと」を3つ思い浮かべて寝てみる。
「ちょっと体を動かせた」
「本を読めた」
「プリンとコーヒーおいしかった」
小さな幸せをキャッチするアンテナの感度を上げて、一歩一歩踏み出していく活力に、誰かのために行動できる元気につなげていけたらなと思う。
学校では、帰りの会なんかにクラスでまたは個々によかったことを3つ挙げて下校すると、子どもたちの幸福度や自分やクラスの肯定感が高まるかもしれないな。