教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

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2014年03月23日 | Weblog
年度末。


学級も最終盤。 



次の学年学級で子ども達がよいスタートがきれるように締めくくりたい。



リーダーシップのあり方と段階的な主導権の委譲、向上する努力への勇気づけなど次年度に生かしたい反省が多い。



これまでインプットしてきたことを自分の目指すもの大事にしたいこととよく照らし合わせて自ら考えて実践するときがきている気がする。




基本的によいものはあれもこれもが基本姿勢であるが、日々の実践がそれだと打っては終わりのやりっぱなしに陥る。



これはやりきる!ということを小さな変化をさせながら粘り強くやりきりたい。




クラス会議。



実践としては5年目となる。



今年度続けた毎朝の感謝いいところ。


残念だったのはマンネリ化。



児童の言葉が代わり映えしないのに何も手を打たなかったことが要因だと考えている。



次年度はキラリさがしを価値語と組み合わせることで段階的レベルアップをしていきたい。



ホワイトボードの活用は継続。挙手発言もできてホワイトボードも活用できてを目指す。



安心感を構築し失敗できる集団に。これができなかったのが残念。


授業中の立ち居振る舞い、発言に対する反応などバーバルノンバーバルともに意識したい。


授業改善も。



個と集団の「成長の段階」「見通し」を設定して手を打っていかないとせっかく伸びているのにその先がなくなってしまうのは残念。



成長の段階設定を明確にしておいて実践を進めていく1年にしたい。



春休みは休みといっても休みじゃない。忙しいのに超重要なスタートの日々が始まる。



できる準備は進めていきたい。


キラリ☆探し

2014年03月04日 | Weblog
 ほめ言葉のレベルアップ運動を展開中。


 学級をほめ言葉体質にするプロジェクト。




 子どもは毎朝輪になって「感謝したいこと、いいなすごいなと思うこと」を伝えあっています。




 しかしそれがマンネリ化。




 しかも大分前からそうであったのになかなか有効な手が打てず、そのままずるずると年度末。


 

 そこで、菊池先生の講座で学んだことを生かし、学級をほめ言葉体質にするべく、担任主導で年度末のプロジェクト開始。



 まずは担任が子どもを「観て」「取り上げて」「認める・ほめる・勇気づける」を積極的う。

 
 
 意識してし始めて観ると、いかに観ることができていなかったか、言葉を伝えられていなかったかを痛感する。



 また、子どもの行為態度を観て言葉を届けるには、哲学をもち目指す行為像が明確になっていることが必要。豊かな価値語とともに。 

 これはもう日々の修行に尽きる。



 一日二日でできることではない。したがってこれは学びつつ今の自分で勝負するしかないです。



 そして、子どもの感謝いいところの言葉改革。をよく聞いて少しでも具体的なものや行為のよさを言葉と結びつけて言えたものを取り上げる。



 立ち止まってよきモデルを示し広げていけるようにする。



 また、一日の生活の中で何度も「キラリ☆みつかった?」と観察を促す働きかけをするようにしています。


 誰でもみつかるようなことではなく、よく観察した自分だけがみつけたその人のキラリと光るいいところを見つけようという働きかけです。


 

 キラリ見つけた?


 自分にも言いつつ子ども達に働きかけ、年度末の学級をほめ言葉体質、勇気づけ体質にしていきたいと思っています。




 進級する児童一人ひとりがほめ言葉体質になって、新しい学級づくりで力を発揮してほしい、そう願っています。

最近のつぶやき まとめ

2014年03月03日 | Weblog
2014-02-24 価値語

週末、菊池道場群馬セミナーに、参加してきました。正に現在進行中の学級づくり、実践を惜しげもなく開示しヒントを与えてくさった菊池省三先生に心から感謝したいです。誘ってくれた主催者の新井先生にも感謝感謝。



目指す行為像とそれを価値付ける言葉を結びつけて子どもに示し、日常化していく「価値語」は是非教室に取り入れたい実践です。菊池学級では子どもがその価値語を自分の言葉として語り、伝え合い、書いています。



この価値語の実践、試してみるととても難しい。
聞こえのいい言葉を語るのは言ってみれば簡単ですが、子どもがその価値を認め、自分の言葉として行為態度としていかないと意味がないのですね。上滑りしてしまう。またはそのとき限り。。浸透しない。価値が共有されない。。

目指す行為像がはっきりしていないと言葉と結びつけて示すことはできません。まずはそこからです。それには哲学が必要なんですね。技術だけを真似して失敗するのはこの哲学がないからでしょう。子どもとともに自分を磨いていかなくてはいけませんね。

そしてあれもこれもいっぺんにでなく、まずは「一点突破」でしょうか。これまで学んできたことがつながってきます。



目指す行為像を明確にする。その行為を価値付ける言葉を考えておく。子どもの行為態度を観察したときにすかさずとりあげて提示する、ポスターにしたりコメントに入れて日常的に浸透させていく、そんなイメージでいます。

今日は「利他」という価値語を提示してみました。「利他な人」「利他の力」「利他の行為」そんな感じで教室に広げてみたいと思っています。







ビジョンをもつって大事だなと思います。モチベーションも上がります。



どうなりたいのか、どうしたいのか。




さらに実存に迫れば、、

自分の命に与えられた使命は意味はなんだろうか。




ミッションステイトメントを立てる、時々見直すのもいい。



子どもたちの「やる気」にも関係してるはずです。



難しいことや自分の中でうまく言葉にできないことをノイズたっぷりダラダラ語るのでなく、ズバッと問うてみようと思います。




具体的な職業でもよし。

こんな人になりたいでもよし。

こんなことができるようになりたいもよし。

近い将来もよし。

遠い将来もよし。




書いてみる

言ってみる

小さくても何かが変化するのではないか。



自らを成長させる勇気元気を出せるように。





夢のビジョン作戦。



個人のやる気アップがクラス全体の雰囲気アップにもつながるといいなあ、と欲張りなことを考えています。



さて、年度末のモチベーションアップにつながるか!?




2014-02-13 パフォーマンス
現代の日本の学級システムでは担任と子どもとの関係性、距離感が大事です。



信頼関係が築かれていないと、担任にとっても子どもにとっても幸せな時間が過ごせないと思

います。





児童同士の関係が横糸としたら担任と児童の関係は縦糸といえます。その縦糸の構築です。





実態や学級の発達の段階、成熟度にもよりますが、担任が雰囲気を作る、笑いを生む、空気をつくることをあまり頑張らないようにしようと思っています。





子どもが依存してしまう、自分達でやろうとしないのです。



逆に言えば子どものすべきことや学びの機会を担任が奪ってしまっている状態。



若いときは俺に任せろ~とばかりに明るく楽しい雰囲気を自分がつくり、ドカ~ンと笑いをおもしろさをと頑張っていました。若い担任教師には必要なことだしそれが武器だったりしますね。

でも、子ども達の成長を考えたら子ども達に任せた方がいいんだろうなと考えています。





とはいえ、バランスが大事でそこがなかなか難しい。



「任せるからやってね」と、ただ任せていると空気は重いままだったり。ふざけから帰ってこなかったり。



まあそうであるのはホンモノの自分達でやる力がまだ育っていないからですね。





いっしょに生活している以上、存在しているだけで何らかの影響を与えています。お互いに。





「空気の調整」くらいの意識はもって自分のパフォーマンスやノンバーバルのメッセージに自覚的にありたいと思います。



そしていっしょにやっていくよ、というスタンスが子ども達に伝わるようにすることも大事なのかなと感じています。









2014-02-08
心の温度
編集すごい雪。

東京では13年ぶりの大雪警報だとか。

高崎も朝から休まず降ってます。



授業日じゃなくてよかった。



芯まで冷えるような寒さを感じつつ、心の温度について考えました。



ちょんせいこさんは「心の体力」と表現していたけれど、体温と同じように心にも温度があるという考え。確かにあるように感じます。自分も子ども達にも。



心の温度があたたまっていないと全力は出せない、踏ん張れない、チャレンジできない。



体と一緒。



ダメだし、間違いを指摘したり、行動の修正を促すような働きかけはしなくてはなりません。



でもその倍いや3倍4倍、心を温める言葉かけや働きかけが大事だなと思います。



勇気づけられて心の温度があたたまった子どもは頑張ろう、先生の言うようにやってみよう、チャレンジしてみようと動きます。金曜日、そんな姿がチラリ見られました。



とはいえ、言うは易し行うは難し。。



心を冷やす働きかけとあたためる働きかけは1:4でこれもちょんさんの本で学んだことですが、意識してやっていきたいです。



ちなみに体の温度も下げちゃいけませんね。体温が1℃下がると免疫力が30%も落ちるとか。



インフルエンザも流行っています。



体も心も冷やさないようにしていきましょう。




2014-02-06

尊敬
「尊敬する」 というと行為や業績が優れている人や目上の人を敬う気持ちを意味するところが一般的です。



しかし、アドラー心理学でいう「尊敬」は子どもに対しても用います。



立場や役割、経験や能力などは違っていても、人間としての価値、尊さは変わらない。相手の人権、人格、ありのままの存在 を大切にするという意味だと理解しています。





ここがいつの間にか抜けていたのかもしれません。





相互尊敬、相互信頼がアドラー心理学では重要なポイント。基本です。





そんな基本の姿勢、尊敬が足りなかったと反省。





信頼ベースのファシリテーターにもこの姿勢が不可欠なんだと思います。





「わかる」と「できる」は違う。



子どもからまだまだ「できていない」自分に気づかせてもらいました。



そんな自分に自覚的でいられていることが少しの成長でしょうか。





ときどき本の再読が必要だなぁと感じました。



2014-02-05
勇気づけ
アドラー心理学を学んでいます。





学級づくり、子どもへの対応に生かしたいと思っています。



しかし、いつのまにか「こうあるべきだ」「なぜできない」といった「べき思考」になっていることがあります。





そして引き算で子ども個人を学級集団をみてしまう、勇気くじきの言葉を発してしまう。。





最近陥っている失敗パターンです。





叱責、責める言い方、詰問で子どもの学級の心の温度は冷えていきます。



これまであたためてきた温度もいよいよさめてきてしまったかも知れません。



信頼貯金でいえば預け入れよりも引き出しが大分多くなってしまっています。





アドラー心理学はシンプルでわかりやすい一方で実践はなかなか難しいです。





明日は勇気づけの1日にしたいと思います。




2014-02-04 授業参観&懇談会
編集今日は授業参観&懇談会でした。



授業の後は帰りの会。その後懇談会。



時間がなく忙しい中だったけれど、ふり返りジャーナルを書きました。



ジャーナルには

「お母さんがきてくれてうれしかった。」

「緊張したけど頑張りました。」

「授業の後でお母さんが声をかけてくれてうれしかった。」



とありました。



何でもないような顔をしていても授業参観はドキドキの特別なイベントなんだなぁ。



そして、お母さんお父さんが自分ためにきてくれるっていうのはうれしいもの。それだけで大きな勇気づけなんだなと改めて感じました。



懇談会。



保護者の方々は子どもの今と未来のハッピーを共に支えていくパートナーという意識をもってからはあまり懇談会だから、と構えなくなりました。



いっしょに成長を喜び合いましょう、困ったら一緒に悩みましょう、どうしたらいいか一緒に考えましょうというスタンス。



学校に自分にできることはします。お家ではどんなことができるでしょうか。いっしょにやっていきましょう。



お家は子どもたちにとって安全基地なんですね。だから学校でがんばれる。チャレンジできるんですねとお話を聞きながらこちらからもお話ししました。





頑張る子ども達の意欲や向上する気持ちをもっと高められる、もっている力をのばせる、可能性を広げられるようになりたいです。



2014-02-03 絵本の読み聞かせ
編集信頼ベースの学級ファシリテーションのセミナーで学んだ絵本の読み聞かせを最近意識して行っています。



今日読んだのは『シニガミさん』宮西達也 作絵 えほんの社
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4904188098



絵本の力は偉大なり。
聞いていた子どもたちいい顔してました。



なかなか時間がない中だけど、時間をつくって読み聞かせしていきたい。





2014-02-02  リスタート

昨日は大学からの友人の公開授業。



某附属小学校で100人以上の参観者いる中での授業。



公開日の授業、協議会だけがすごいのではない。



その日までの実践、研究、話し合い話し合いの積み重ねがすごいんですね。



参加後、久しぶりに会った仲間と語り合えたことも楽しかった上に収穫。



大いに刺激をもらって帰ってきました。



また明日から頑張っていこう。