教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

雪合戦

2018年01月23日 | Weblog
昨日の午後から「大雪になる」という予報通り雪が降り、庭にも道路にも電線の上にも積もった。


4年前の尋常じゃない大雪ほどではないが大雪だ。


30cmくらい積もっただろうか。


学校は児童の登校時間を遅らせる対応。


雪に埋もれる、スリップ、渋滞。。いろいろなことが考えられたので、夜のうちにちょっと車の雪下ろしと雪かきをしておいた。


朝いつもより早めに家を出て、スピードを抑えて運転。


学校に着くと、市役所の方々が除雪の作業をしてくださっていた。区長さんもスコップを片手に出てくださっていた。



学校、子どもたちはいろいろな方がたに支えられているなあと実感。ありがたい。



自分たちも雪かきと交通整理などをして登校時間を迎えた。



雪かきでヘロヘロになったところで元気な子どもたちを迎えることに。


「雪降ったね。みんなのところはどうだった?」



と振って近くの人とおしゃべりチェックイン。



そして、さあ授業というところで、せっかくだからさ、と話を持ち出す。


我が学級では、日々の自分たちのミッションにチャレンジしながら自分たちを成長させるシステムがある。

そこにポイントが貯められることになっていて、ポイントがたまるとお楽しみ会開催の権利が得られることになっている。


今、一回分権利がある。


そこで、その一回を雪遊びに使う?と持ちかけた。


しばしああじゃないこうじゃないの相談タイム。


やる!


ということが民主的に決定し眩しい白銀の校庭へ。



1時間めいっぱい遊んだ子どもたち。


この地域の学校で雪遊び1時間なんてなかなかできるもんじゃない。



子どもたちに追いかけられ大量の雪をぶつけられたがこちらも楽しかった。


授業時数の確保は大事だけど、そんなこんなで時間と気持ちに余裕のなくなってきている学校現場だけど


せっかくだからというチャンスを生かした楽しい企画はあってもいいと思う。



お楽しみ会の権利とかなんとか言ってないで、雪ださあ遊ぼう!と言ってあげればいいのにとも思うところだが、頑張ってきたことの結果だねという価値付けということで。




雪が降ると大変なことも多い。事故や被害がでないことを願っている。




学校での雪は子どもの笑顔につながるものとなった。




今年度もあと2ヶ月。




笑顔でしめくくることがでるようにできることを精一杯やっていきたい。
























あいさつ返事

2018年01月12日 | Weblog
2018年、新しい年が始まった。


学校は3学期。


進学や次の年度を意識して子どもたちは過ごすことになる。


正月に親におじいちゃんおばあちゃんに親戚のおじさんにお年玉と共に「今年は〇年生になるんだねえ」なんて言葉をいただいたことだろう。


残り3ヶ月足らずで新しい一歩を踏み出していく子どもたち。


どんな力が付いていたら、伸びたら幸せにつながるだろうと考えた。



お正月の影響もあるのだろうか「礼儀」や「礼節」ということが思い付いた。




あいさつ、返事、後始末、言葉遣い、時間厳守、マナー。。
 



学校では毎日のようにしなさいしなさいと言われているじゃないかという子とかもしれない。



でも、なぜするのか子どもたちはわかっていないかもしれない。


まあ低学年の児童にはそれでもよいこともある。


よくわからないけどお母さんや先生がいうように、できるようにした方がいいんだな、と続けているうちに習慣として身に付くことは悪くない。


ただ、もう少し学年が上がっていったとき、なぜやるのかの意味を自覚していると違うと思う。ただやらされているのとは違ってくるはず。



礼儀や礼節は、相手や周りの人をイヤな思いにさせず大切にすると共に、自分を幸せにするスキルだよと伝えたい。


あいさつをしない人よりいつもあいさつをする人の方が周りの人にかわいがられるだろう。


テレビで事件を起こした人のことを取材しているレポーターがインタビューをしている様子をよく見る。そこでは「あいさつをよくする人だったよ」とか「あいさつも会釈もしないよ」とかあいさつについての言葉がよく聞かれる。

あいさつは人の印象に大きく影響している。あいさつができると感じのいい人として受け止められるのだ。これは幸せに生きることにつながらないだろうか。

入社した先で、当たり前のこととして気持ちのよいあいさつや返事ができる人は感じよく受け止められ先輩や上司の方々からかわいがられないだろうか。


あいさつだけでなく堅苦しいと思われがちな礼儀や作法も、相手を思いやる心がベースにあるもので、完璧でなくても基本が身に付いていれば、お互いに気持ちよく過ごすことができ、きっと周りから大切にされる幸せな生き方につながっていると思うのである。



3学期は短いながら6年生を送る会や卒業式といった礼儀について考えたり身に付けるチャンスとなる行事がある。



これを生かして子どもたちの幸せになる力を伸ばしていけたらいいなあと思う。





自分の礼儀・礼節も磨かねば。



そんなことがサラッとできる、そしてポジティブに指導できる2018年にしたい。