教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

歩数カウント

2020年05月23日 | Weblog
外出自粛しているうちに運動不足に。


なんてったって泳げない。


ジムはお休み。

公営のプールも同じく休業。


どうしたもんかと困りつつ、大して何にもしていない日が続く。。



そんな中、ある出会いが。


その日の歩数をカウントしてくれるスマホのアプリ!


そういうものもあるんか、となんとなく知っていたものの特に取得することもなかった。


でもなんだったか忘れてしまったけど何かのきっかけでスマホに入れて始めてみた。


すると、歩数の数字がのびるのがうれしくて、ポケットに入れてうろうろしたり、家の中でわけもなく軽く足踏みしたり。。


ここのところ、走りに出かけるなんてことはしてないけど毎日6000歩数以上になっている。



これは行動分析学でいう随伴性が影響しているんだと思う。


自分の行動にご褒美となるような結果がついてきて、行動が強化される。


今回の場合は数字のフィードバック。アプリによっては一定の歩数を越えると抽選でポイントももらえてしまう。


ドラッグストアやスーパーマーケット、ガソリンスタンドにネットショッピングなどなど、あらゆるところでポイントが貯まるシステムが見られる。これも随伴性による強化のシステム。


こうしたポイントのシステムや、数字や結果を見えるようにフィードバックする方法は学校現場でも生かすことができる。



学校の再開が始まっている。


感染の予防対策ら欠かせないのは当然のこと、長い休校明けの学校生活への再適応に随伴性を意識してみるとよいかもしれない。厳しく叱って言うことを聞かせたり(必要な面はもちろんある)やる気を失わさせたりせず、明るく楽しく規律を確立していけるとよいな。





スマホをもってうろうろしながら書きました。

さて、歩数はどうかな~。

ゆるっとポジティブ

2020年05月09日 | Weblog
ポジティブ心理学の研究に、寝る前にその日にあった「よかったこと」を3つメモする習慣が幸福度を高めるというものがある。


新型コロナウィルス感染拡大の影響で、ネガティブになりがちな昨今。


寝る前に、書き留めなくても、その日を振り返ってよかったことを3つ挙げてみるのはよいかもしれない。


いいことなんてちっともない、ドン底だという状況も考えられるから「よかったこと」でなくても「悪くなかったこと」「まあ、ましだったこと」でもいいかもしれない。


無理やりポジティブになろうとするのは逆に苦しくなったりする。

だからそうする目的を強く意識せず、肩の力を抜いて「ましだったこと」を3つ思い浮かべて寝てみる。


「ちょっと体を動かせた」
「本を読めた」
「プリンとコーヒーおいしかった」


小さな幸せをキャッチするアンテナの感度を上げて、一歩一歩踏み出していく活力に、誰かのために行動できる元気につなげていけたらなと思う。


学校では、帰りの会なんかにクラスでまたは個々によかったことを3つ挙げて下校すると、子どもたちの幸福度や自分やクラスの肯定感が高まるかもしれないな。




自律とウルトラの力で乗り切りたい

2020年05月01日 | Weblog
外出自粛のGW。

終息して時が経って、笑って振り返ることができたらいいな、と思う。


自粛自粛で窮屈だけど、誰かに「させられてる」んじゃなく、自分や家族、いろんな人の命と健康を守るために「自らやってる」篭ってるんだっていう意識がちょっと気持ちを楽にするかな。

自律の意識は無力感に抵抗する力があると思う。


少しずつ終息に向かっているんだろうか。

先は見えない。

何ができるだろう。。
最近よく考える。
無力だなぁと思わされることも多い。
でも、その中でいつもと違う流れで時間の中でやれてることもある。


決められたことをただ流されてやらされるんじゃなく、仕事も連休も自律の意識をもってやっていきたい。


こんな時こそ、ウルトラマンの力を借りたい。


息子のウルトラマンフィギュアシリーズより

ウルトラマンA!