教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

長期戦に向けて

2020年04月19日 | Weblog
コロナ対策自粛要請との付き合いが長期化の様相を呈してきた。


これまで経験したことのないほんとうに大変なことが今起きてる。


今、5月6日までの緊急事態、自粛要請であるが、外国の様子をみているとそれだけでは済まなそうな気配。



長期化するとは聞いていたけど、現実味を帯びてくると、自分の置かれた立場での対応を考えていかないとなと今更ながら思っている。



学校現場では場所によるが、感染が広がっているにも関わらず登校日が数日設定されていたり、学童に子どもが密に集まっていたりと危機意識の低い様子が散見される。



様々な心配の声が自治体の長に教育委員会に学校に届くのだと思う。
地域によってはそれほど感染者数が上がってないという材料もあったりする。子どもを預けて働かなきゃ食べていけないという切実な声も、学校をやってくんなきゃ学習の遅れはどうするの?って声もある。

けど、まずは安全だと考える。

学習の遅れが遅れがと言うけど、命を落としてしまったら何にもならない。
たとえ子どもは重症化するリスクが低くてもそのご家族、おじいちゃんおばあちゃんに危険が及ぶことは考えられる。その一人一人が子どもにとってとっても大切な人であるはず。



感染のリスクを本当にできる限りなくした上で、その上で学習の支援。その優先順位を見失ってはいけないなと思う。



の上で
いよいよ長期戦になろうとする今、地域によってできることは違うが、何ができるか知恵を出し合って動いていかなくてはいけないなと思う。



・学習の動画配信
・既にあるインターネット上の教材、資料の活用
・下駄箱を私書箱的に活用
・ダウンロードできるワークシート
・できるなら家庭と学校を結んだ双方向での授業や話し合い活動。




でもやるなら学校で歩調を合わせた方がいいし、できるなら市町村レベルで合わせたい。


アイデアや既にある使えるもの、作ったものは学校ごとに閉じないで共有して活用すればいい。


みんなで知恵を出し合って力を合わせていけたらいい。





5月7日に始まってほしいけど、叶わないことを想定し長期化に備えた動きをしていこうと思う。






B’z LIVE-GYM -At Your Home-

2020年04月13日 | Weblog
日本中が外出自粛の中

B'zが「“B’z LIVE-GYM -At Your Home-” 歴代ライブ映像全23作品を、5月31日までの期間限定で、YouTubeにて一挙公開!」とのこと。


ファンの方々はこれからしばらく大興奮、歓喜の雄叫びシャウト♪


これまでB'zのライブをみたことなかった人はこの機会に是非♪




人を心から笑顔にさせられる。
人を喜ばせることに喜びを感じられる。


そういう人に私もなりたい。



ありがとうございます。
B'zのお二人。








わかろうとすることから

2020年04月13日 | Weblog
社会全体が先の見えない不安に包まれている。


たとえ感染が収まっていっても、経済的な危機はより大きくなっていくかもしれない。

「長期戦を覚悟して」「Withコロナ」なんて声も聞こえる。


そんな中、子どもたちだけは大丈夫というわけにはいかないだろう。


不安な思いだけでなく、生活リズムが崩れていたり、生きる活力が落ちてしまっていたり、様々な問題が考えられる。

そしてそれは個によっていろいろ、多様であろう。


いつになるかわからないが学校が再開されたとき、そんな不安を抱えた子どもたちがやってくる。



これまで以上に子ども一人一人の理解とそれに応じた支援、指導が大事になる。


「児童理解」ということは重要なこととして昔から語られてきたことだが、今年度改めて見つめ直し意識した実践を進めていきたい。


一人一人とパイプをつなぐ。

一対一の物語を紡ぐイメージ。

その子は何が好きでどんなことに興味があるのか。

その子は何が得意で何が苦手なのか。

その子は表に出ている行動態度の後ろにどんなことを抱えているのか。


直接のコミュニケーションをとる機会の確保。

書く活動でのやりとり。

チャンスをいかしたたわむれ。


理解しようとすること、関心をもっていることをメッセージとして伝えることも大事だ。安心感にもつながる。




日々感染者が増える。

自分は家族は大丈夫か。

仕事や収入が不透明。

生活に必要なものはなくならないか。

この先どうなっていくのだろう。。


不安は尽きないばかりか大きくなっていくばかり。

そんなまったく余裕がない中なのだけど、子どもに

「あなたのことを気にかけているよ」というメッセージを届けたい。


家庭、学校にできる小さいけど大きなこと。



他者のことをすべて100%理解することはできない。自分の子どもだってそう。


でもわかろうとすることが大事だし、「教育力のある学級づくり」も「みんながわかるできるの授業」もそこから始まる。








感謝と優しさの感染を

2020年04月11日 | Weblog
新型コロナウィルスの感染拡大が続いている。

臨時休校、外出や営業の自粛など生活への影響も大きくなってきている。


国難とも表現される事態。


多くの人の生活が脅かされている。


こんなときこそ「自分は共同体の一員なんだ」という意識と感謝の気持ちをもって行動できたらいいな、と思う。





改めて思う。

たくさんの人が自分そして共同体のために命懸けで動いてくれているということ。


ついつい文句を言う相手になってしまいがちな国や市町村のリーダー。


外出を自粛して家で家族と安全を確保したい思いをもっているだろうに、休めないスーパーやコンビニの店員さんたち。


家族ともろくに会えず睡眠時間を削り、高い感染のリスクの中で働いている医療に携わっている方々。


その他にも自分のことそっちのけで、多くの人のためにこの国のために動いてくれている。



ついついベクトルが自分に自分のまわりに向いてしまい、不平不満がわいてくるけど、そのこと忘れて文句ばっかり言ってちゃいけないな。。



できる範囲でのクリエイティブなことが思い付かないのが情けないところなんだけど、感謝の気持ちをもって共同体に協力する思いをもってできることをする。


ウィルスじゃなく、感謝と優しさの感染を広げたい。

この苦境を乗り切った先に、今より「人に優しい」世の中になっていることを目指したい。



この難局を乗り越える小さな小さな力になっていけたらと思う。










やれることを自分なりに

2020年04月04日 | Weblog
大変なことになったこの年度末年度始め。


現場も子どもたちも保護者の方々も大変な思いをした。


しかしほんとうに大変なのはこれからなのかもしれないが。。



子どもたちの今、これからの幸せのために何ができるのか、そこに向き合いやれることを一生懸命やっていくしかない。



この危機に直面して、

ふと、自分たち人類が試されているんじゃないか、と思った。

感染の拡大阻止に命をかけてくださっている方々がたくさんいる。自分にできることは何なのか、考えて行動したい。

他者のため世の中のためを考えて主体的に行動できる子どもたちを育てたい。


まず自分から。



世界中の感染の拡大が早く終息しますように。