教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

モヤッと

2014年01月24日 | Weblog
今週も業務終了。

いつの間にか「べき思考で」「引き算で」子どもを見てしまっていることに気づく。
こうあるべきだ。こうでなきゃおかしい。なぜできない!なぜわからない!。。
そうするとマイナスの言葉かけが増える。ふり返ってみると子どもの心の温度を冷やすような言葉が多々ある。
致命的な事態になっていないのはこれまでに築いてきている信頼関係があるからだと思うが、ジワジワ信頼貯金の引き出しをしているだろう。


「不適切な行為に注目しない」原則は言うは易く行うは難しである。
その子どもの現状に応じた、不適切な行為に注目しないこと、言葉かけ、注目、フォローが必要だろう。関係を築く途上であったり、心の温度が冷えてしまっていることがわかっていたりして、こちらの構えができていれば「許す」ことができ、勇気づけることを意識して対応できる。(と思う。。)毎日学校生活を共にし、さんざ行動や活動の価値や意味を語ってきてリレーションも確立してきたという思いがあると、こちらに子どもに対する「甘え」がでてしまうのかも知れない。子どものせいにして責めるのではなく、自分の実践ひとつひとつを見直し、うまくいっていないことに対して「何か違うこと」を行う必要があるのだと思う。


話していて、「聞いてもらっていない」「気持ちがよそへいっている」子どもがいると心がザワザワしてくる。多くの子どもは聞いていても数人のそういった行為が気になってしまう。きれいな服についた一点の醤油のシミが気になっている状態。なんだかスベっているように感じてしまうのかもしれない。失愛恐怖のあらわれか。こうした自分に自覚的であることも大切だと思う。対応に生かしたい。


自分が頑張って盛り上げるのでなく、子ども達でもっと盛り上げていけるといいのになぁ。。
これが「自分達で盛り上げるべき」となると苦しくなる。
盛り上げられるように場や活動、きっかけを設定するのがお仕事。

ほんわかあたためるべくファシリテーション講座で学んだ絵本の読み聞かせは週に1回はしていきたいと思う。

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