文化祭にて

どうやら、夫から風邪をもらったみたいで、ぼーっとしている。
薬を飲んだら飲んだで、頬がぽーっと微熱があるかのようになり、自分の意識と身体がバラバラになりそうな、そんな不思議な感覚。
熱を測ってみたが、熱はなさそう。
そんな状態なのに、洗濯、食事の準備と、休日の方が忙しい。

旧町内管轄の、文化祭を観に行った。
娘の作品が展示されているからだ。
まぁ、娘個人で出品したモノではなく、幼稚園全体で作品を提出したといった方が正しいのだが。
娘のクラスは、松ぼっくりを動物に見立てて、紙粘土（だと思う）やドングリ、松葉で表情をつけている。
他は、似顔絵をリンゴの実に見立てて、大きく描かれた木に、それぞれ子供達が貼り付けた作品が展示してあった。
親ばかかも知れないが・・・。
娘、絵が上手い。
私は、普段から娘の絵を見慣れているが、こうやってたくさん並んでいるのを見ると、けっこうびっくりする。
どれが娘が描いたものなのか、すぐにわかったし。

他の保育園の子供達の作品も見たが・・・。
作品云々の前に、とても気になったこと。
今ドキの子供の名前って・・・。個性的なのね・・・。
みんな平仮名で表記してあったのだが、どんな漢字を充てているんだろう？？とか、ペットじゃあるまいし・・・ってな名前が、多くて・・・。
ソッチにもびっくりだ。
余談だが、私もこの年齢にしては、本名はけっこう個性的な名前である。
本名をハンドルネームにしてもいいんじゃなかろうか？というぐらい。
実際に、私の本名をハンドルにしている人もいる。
もちろん、その人とは何の接点もなく、たまたま検索して見つけただけなのだが。
当然、今まで、同名の人に会ったことがない。

幼稚園、保育園の子供達の作品もだが、個人的に中学生の作品をしばらく見ていた。
遠近法を使った立体的なデザインや、自画像などが展示してあった。
「・・・ここは、この色、持ってこないほうが・・・」
「ちょっとずれてる」
「いかん、いかん、バックの方が目立っちゃってるし」
「この子、すごい技術だな」
「へー、こんな発想するんだー」とか。

「お母さん、帰ろうよー」
「ちょっと待ちなさい」

・・・ああ、そうか。子供と一緒に来ていたんだ。

チラシやら、頼まれたイラストとかじゃなく、私自身のためになんらかの作品を残したいな・・・と思う、晩秋の一日でした。

　今日の１曲　ＱＵＥＥＮ　「アイ・ウォント・イット・オール」（昨年、この楽曲をポール・ロジャースのボーカルで聴いたときは、絶対に叶わない夢が叶った！！と思った・・・）