さようなら、みんな。ボクは行くよ。

ＧＯＯＤＢＹＥ　ＥＶＥＲＹＢＯＤＹ ー　Ｉ’ＶＥ ＧＯＴ　ＴＯ　ＧＯ・・・

フレディが亡くなって、早１５年。
あっという間といえば、そうかもしれない。
その年生まれた子供は、今、中学３年生。
昨年のライブに出かけた人もいるかもしれない。

毎年この日は、だいたいＱＵＥＥＮの楽曲を聴いている。
このバンドほど、ベストアルバム以外にも、隠れた名曲が多いバンドは、あまりないと思う。
４人の個性が際だって、一聴した感じバラバラかもしれないが、それが不思議と一体化して、誰も真似できない「ＱＵＥＥＮサウンド」になる。
この引き出しの多さには、舌を巻くほど素晴らしいし凄みがある。

初期のアルバムは「ノーシンセサイザー」と謳っていたほど、徹底した音作りをしていた。
超有名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の、重厚なコーラス部分も、気が遠くなるほどのオーバーダビングの賜だろう。

ＱＵＥＥＮは知らなくても、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」とか「伝説のチャンピオン」あたりは、頻繁にＣＭやらスポーツ中継の挿入曲として使われているので、誰でも一度は聴いたことあるはずだ。

フレディ、生きていたら還暦。
まだまだ歌えていただろうし、たくさんのアルバムも出していたかもしれない。

「人は二度死ぬ」って言葉、聞いたことないですか？
「一度目の死は、その人の肉体が亡くなった時。二度目の死は、その人の存在そのものを、語り継いでいく人がいなくなった時・・・」
そう言った意味では、彼は、まだ死んでいないんだよね。

「さようなら、みんな。ボクは行くよ・・・」（ボヘミアン・ラプソディ）
彼の肉体はなくなってしまった。
でも、ショーはまだまだ続いているんだよ。

フレディが存命していたときのラストアルバム「ＩＮＮＵＥＮＤＯ」
その中のラストナンバーが「ショー・マスト・ゴー・オン」なんだ。
そう、まだショーは続いている。

きっと同じように、この日にＱＵＥＥＮを聴きながら、フレディのことを思い出している人は、たくさんいるんだって・・・私は思うよ・・・。

　今日の１曲　ＱＵＥＥＮ「ショー・マスト・ゴー・オン」

疲れ果ててるかな・・・？

昨日とは、打って変わっていい天気。
朝から弁当を作り、会議に出かける。
夫に「冷蔵庫にお好み焼きが残っているから、自分で温めて食べてね。それと、冷やご飯もあるから、食べてていいよ」
「わかったー。ねぇ、何時頃帰ってくるん？」
「お迎えが３時だから、３時前には帰ってくるよ」

夫に薬を飲ませ、バタバタと自宅を出る。

会議がある公民館の駐車場で、ウチの副委員長と会う。
「りあらさん、この前、ありがとうございましたー」
「あ、わざわざ、待っていてくれたんですか？ごめんなさい」
「いえ、荷物になるからいいですよー」
先日の、料理講習会で、副委員長が忘れた私物を、持ってきたのだ。
「りあらさん、とうとう、やっちゃいましたか！」
「はい、やっちゃいました！！」
「けっこう短くしましたねー。ショートも似合いますよー。かわいいー」
「あ、ありがとうございます」
髪を切るのは、副委員長も知っていたのだ。

か、かわいいって・・・。
もう３６歳なんだが・・・。

他の地区の委員長さんからも「あー、髪切ったんやねー。かわいくなったよー」と言われる・・・。

また、オトナの女性から、ほど遠い状態になってしまった・・・。

機関会議を途中で抜け（娘のお迎えのため）、２時半に公民館を出る。
自宅に着くと、夫が布団の上でにこーっとしていた。
「お帰りー。なんか買ってきてくれた？」
「サンドウィッチがあるよ。あんた、お好み焼きは食べた？」
「まだ何も食べてない」
「はぁ？？薬は飲んだ？」
「飲んでないよ。帰ってくるの待っとった」
「お好み焼き、温めなかったの？」
「だって、ボク、絶対安静だからさー」

あ～～～もう、コイツは！！

娘を迎えに行く前に、お好み焼きを温めて、夫に食べさせる。

一体、どこまで手がかかるんだ！！

夕方、またしても、アイスを買いにスーパーへ。
ホントにパシリ状態。

もう・・・。
腰が痛いよ。背中も痛いよ。肩も痛いよ・・・。

夫が身体を起こすとき、足が思うように使えないので、私の肩や背中を支えにして起き上がるんだよ。
触られるのすらいやなのに。
痛いよ・・・。

発疹に薬を塗ってやるのも私だよ。

私が寝込んでしまったら、どうなるんだよ？？