力丸ママの気ままな日記

時々日々の出来事を日記にします。

映画[ おとうと] を見てきました

2010-02-03 21:18:07 | Weblog

私が大昔に見たおとうとは監督が市川崑です。

原作は幸田露伴の娘である幸田文の自伝的小説で、ある作家(森雅之)の家では、義母(田中絹代)がリューマチの持病で体が不自由で、ほとんど娘げん(岸恵子)が家事をしています
弟・碧郎(川口浩)の世話をもしていた。母は継母であるため家庭の中はしっくり行かず、碧郎は不良仲間と付き合うようになり、無頼な生活の中で結核を病む。

それからげんがおとうとの面倒を見る様子や最後の亡くなる様子そして家庭的には無力だった父親が最も息子を可愛いと思っていたことがわかりあんどする。

今回のももちろん吉永小百合さんや笑福亭鶴瓶さんの演技もすばらしかったし山田洋次監督が来月のベルリン国際映画祭で特別賞を頂くのだからすごいことなのだけれど私の頭の中にはどうしても寅さん雰囲気がぬぐいきれないのと原作を読んで市川崑さんとの【おとうと】とのギャップがありすぎて何かもやもやしたものが残った。

姉は前作を見ていなかったので【世話になる自分とと逆だわね】なんて言ったけど私にはあのお姉さんのようなことの100万分の1もしていないわよと言った。

写真は今朝メジロとすずめが仲良くお食事

コメント (6)
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